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#心の声

カッパのうた

カッパのうた

どこになにがありますか?

ぼくのせなかにはこうらがあります

とりはずしもできます

こうしてたたいて

おとをだすこともできます

カホンみたいだねって

きみがわらいます

だからうれしくて

ぼくはたくさんこうらをたたきます

リズムにあわせて

きみがうたうので

たのしくなって

このままときがとまればいいなって

おもいます

ゆびをみせたら

きみがおどろいて

ぼくといっしょだと

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さよならロザリオ 5

さよならロザリオ 5

「きょうはおねしょしなかったよ」
マキはエミリーにこっそりいいました。
エミリーはパチパチと2かいまばたきをしました。

おねしょをしない日は、ユミちゃんにめいわくがかかりません。
これからは、せんたくのお手つだいもしたいとおもいました。マキがおりこうさんにしていれば、みんなにもめいわくがかかりません。

お空をみれば、ママがわらっています。
だけど目をとじると、ママがないています。
ママが足をひ

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さよならロザリオ 4

さよならロザリオ 4

ナオが居なくなって一週間が過ぎた。

ナオと同じ部屋のミズキは先生に呼ばれ、ナオから何か聞いていないか、行き先に心当たりはないか聞かれた。

ミズキの知っているナオは、いつも冷静だった。不機嫌を顔に出したり、暗い顔をしていたこともなかった。かと言って、楽しそうにしている顔も、笑っている顔もあまり見たことがなかった。

なにかあったのかな。検討もつかず、ナオのことを思い浮かべながらも、ミズキの視線は

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さよならロザリオ 3

さよならロザリオ 3

決めた。

すべてからさようなら。

わたしのすべてを運命という名のカプセルに入れてしまうなら、自分から捨てに行けばいい。

ナオの心は大きな静けさを手に入れたように
冷静だった。

今朝の食堂での、ユミのブチ切れ事件。
ママに会いたいと泣き叫ぶユミの姿を見て、
あのハルでさえ、目を伏せ涙を堪えていたのがわかった。他の子もそうだった。
みんなの親を待つ気持ちが痛いほど伝わってきて、食器のぶつかる音

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