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【就活】ワークライフバランスを実現するためには「事務職」が最適!?

キャリアコンサルタントの内村しづ子です。

「ワークライフバランスを大切にしたい」という学生の多くが、仕事とプライベートをはっきり分けたい、趣味を大切にしたいといった話をしてきます。

そのためには、残業が少ないであろう事務職に就きたいと・・・

事務職は残業がなく、割り切った働き方が本当にできるのでしょうか?

ワーク・ライフ・バランスってなに?

内閣府のサイトでは、「ワーク・ライフ・バランスを仕事と生活の調和とし、仕事と生活の調和の実現は、国民一人ひとりが望む生き方ができる社会の実現にとって必要不可欠である」と定義されている。

ワークライフバランスの定義は、国民一人ひとりが望む生き方ができる社会の実現としているが、学生の多くは「仕事とプライベートをはっきり分けることができる」事と間違った解釈をしている場合が多いです。

プライベートを充実させる方法とは

割り切った働き方をすればプライベートは充実するのか?

もちろん、それで上手くいく人もいます。仕事に多くを求めないタイプはこれで良いかもしれません。

しかし、特に新卒で社会人になると、そこからの数年間は社会人として、仕事人としての非常に経験値が上がるとき。まさに育ちざかりで、その成長に大きな差が出る期間でもあります。

多少仕事と忙しくても、「自分の成長を実感することでプライベートも充実する」という考え方もできます。

これぞ仕事とプライベートの相乗効果です。

あなたはどちらのタイプでしょう?

どちらのタイプか知る方法

これは簡単にいうと、自己分析を進めていくとある程度わかってくることです。

これまでの大学生活や高校生活などの経験を振り返り、思考や行動、感情の変化などを分析していくことが大切です。

ここ注意したいのは、自分ひとりで分析するのではく、第三者から客観的な視点での意見をもらうことです。大学のキャリアセンターなどを利用するといいでしょう。

そこで自分は、どんな状況に「やりがい」や「苦痛」を感じるのか、「得意とする役割」はどんなものか、見えてきます。

仕事の充実がプライベートの充実につながると考えたとき、自分にとっての仕事の充実とはなにか?

そのように考えていくと、プライベートを充実させるために、残業のない事務職になりたいといった思考は通用しないということがわかりますよね。



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