【なぜ本を読むのか?】
初noteで何書こうかなと考えていたんですが、まあ自分の好きな意見を述べていこうと思い書いていきます。
今回は「なぜ本を読むのか?」という題です。
このお題は、後輩が「本の価値は情報の正確性」と言っていたが「それは違うなー」と思い、その場では「1つに向き合えること」と答えたのですが自分の中で腑に落ちた表現では無いのでじっくり考えてみようとしたのがきっかけです。
これまで、ラノベ、エッセイ、ビジネス、哲学系、知識系の本を読んできました。
ラノベ、ビジネス、知識系の特徴を定義した後、自分なりの「本の価値」を述べていきます。
まずはラノベ。
これは僕が高校生のときに出会い、最も熱中した分野です。そこそこバイト代を稼いでいたのですが、ほとんどがラノベに消えるくらい熱中していましたw
ラノベから自分が得られたのは、「客観視」でした。
昔から、自己中な性格だったので言いたいことを言いまくっていざこざがよく起こってました。
しかし、ラノベを読むとそれぞれのキャラの視点に没入するので違った視点から考えれるようになり、コミュニケーションが上手くいくようになりました。
次にビジネス系。
これは結構抽象的なものが多かったので、そこまで惹かれるものはなかったです。日常生活に使うにもかなりの試行がいるなと感じました。
ビジネス系の本を読んで感じたのは、「抽象は具体からでしか始まらないな」ということです。
例えば、自分が部下とのコミュニケーションに困っているときにビジネス本を読んで解決しようとするのは愚策です。やるべきことはその部下とのコミュニケーションなはずです。つまり、コミュニケーションをする具体を通して、自分の中でのコミュニケーション方法を見つけていくべきなのです。
しかし良い本もあり、「具体的に何をしたのか」が書かれている本は気になったら読むといいと考えます。
なぜなら具体を「自分の体験」として感じ、自分なりの解釈を持つことができるからです。
最後に知識系
僕が最近読んだのはマーケティングやお金周りについてです。
これは、何も知らないを脱するのにいい手段だと思います。「インターネットで調べりゃいいじゃん」なんてのは野暮で、「何を調べるのか分からないからとりあえず本を1つ読む」のが大事なのです。
自分は投資について無知だったのですが、本を読んで「デイトレード」や「NISA」の違いを知ることができたり、自己投資への割合をどうするかなどお金の扱い方を考え直すきっかけが出来ました。
なので、ふらっと本屋を見て興味が向いたものを手に取るのがいいと思います。
様々なジャンルの本を読んでみて僕の考える本の価値とは、「未知との対話」です。
ラノベは「作者の世界と対話をする」。ビジネス系は「哲学の対話」。知識系は「専門家との対話」。
情報を本から教えてもらうような「教育」として受け取るのではなく、自分の中に少しある哲学や世界やお金に関して「対話」を通してアップデートしたり固めていったりする。
本にはそんな役割があるのです。
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