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【岐阜】たどり着いたら。雨の岐阜。【しずばぐマガジン#26】

岐阜県は水豊かで、県域のおよそ8割が山地という山岳県。6月2日、空気が割れるような反響音が耳に入ってきた。時折雷鳴る雨の日、中津川にあるGallery詩と美術館に降り立ったShizuokaShutterBugs(以下SSB)メンバー4人(りょんりょん、まさとさん、わたなべさん、わたあめ)。
SSBの企画としては、参加人数が若干少ない?
いえいえ、前日は人気の下田紫陽花フォトウォークが開催されたばかり。私を抜き、3人が2日連続の参加者タフガイたち。

詩人・画家である「田中伸治」さんが経営するギャラリー(撮影:まさとさん)

今回お邪魔した写真作家さんは、代表のりょんりょんさん、運営のmihoさんがファンである、フォトグラファー iso1638400(イソイチロクサンハチヨンレイレイ)さんこと、丸岡翔さんの写真展です(以下、イソさんと呼ばせていただきます)。


写真展「無(ナイ)内を観る」


入り口に綴られた写真展ポスター (撮影:りょんりょん)


一眼レフカメラを持っている、触ったことがある方でしたら、ISOの文字は見にしたことがあることでしょう。ISOとは、光に対するカメラの感度を表す値で、ISO値が低いほどノイズがのらない、絵の綺麗さが変わります。
時と場合にもよりますが、一般的にはISO値はなるべく低く抑えたいと思うことでしょう。その基本の凝り固まった頭を根本から壊す、斬新かつ、唯一無二の撮り方が、イソさんなのです。(iso感度1638400の高感度での撮影技法
まるで見たことのないノイズと曲線美が写し出されており、宇宙のような、細胞のような、スパイラルのパンドラの箱ようでした。彼の世界は抽象的で、見た人を一瞬で、魅惑の異次元に連れ込んでしまう力がありました。
写真展最終日に、お会いでき、少しだけお話を聞くことができました。とても穏やかなお話しぶりは、作品とのギャップを感じました。改めてフォトグラファーが在籍されているときに写真展を見に来れたのは、幸運なことでした。

大小様々な写真・入口から向かって左側の壁・展示風景(撮影:りょんりょん)
中央奥の展示風景 (撮影:りょんりょん)
右側の壁の展示とさらに写真中央奥にも多数展示あり
(撮影:りょんりょん)

併設しているカフェ山峡(やまかい)で休憩。雰囲気のある素敵なカフェ(写真がなく残念)。
こちらにはイソさんの過去作品が飾られていて、今までの歩みを想像し眺めながら余韻に浸りました。

イソさんは岐阜県出身、地元で撮影した雪景色(賞をとった作品)の写真も展示されており、とても風情があり地元の人だから捉えられた写真。雪がほとんど降らない静岡が地元の私にはうらやましい風景でした。

手打ちうどん‘‘たから‘’

美術館を後にし、次に向かった先は、中津川に来たらこの店!と、イソさんに紹介していただいた、手打ちうどんたから ”。
ギャラリーから車で3分ほどでした。
聞いていたとおり、賑わいのお店!名物みそ煮込みうどん!わたなべさんと私は遠慮気味に味噌煮込みうどんを、りょんりょん、まさとさんは味噌煮込みうどん定食!定食にはたくさんの副菜が付いており、どれも美味しそ――!でも全部食べれますー??笑
しっかり満腹~ごちそうさまでした!

大勢のお客で賑わう店内にて・注文の味噌煮込みうどん定食(撮影:まさとさん)

雨でしっとり中山道・妻籠宿(前半)


雨が強く降ったり止んだりする中、近くで撮影するならばとススメられた観光スポット、妻籠宿へ。‘’たから‘’から車で30分ちょっとで着きました。

昭和51年に「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された町並みは、古き良き日本の街並みや家屋が残る山深い木曽谷の中の集落として宿場景観を保っている有名な観光地。

妻籠宿 第一駐車場から(撮影:りょんりょん)
案内板

SNSでも、脇本陣奥谷の囲炉裏を前にした光芒など、趣のある建物が並び、日本人だけでなく、外国人にも人気ですね。

美しい景観の妻籠宿(撮影:まさとさん)
お出迎え(撮影:まさとさん)
雨の小路(撮影:りょんりょん)

着いた直後は、雨脚が強く、町営駐車場の方に傘をお借りして(りょんりょん)出発!4人とも実は妻籠宿は初めてでしたが、そこはSSBメンバ―!雨ならではの風景、雫や霧のかかる山間など、気がつけば、赴くまま撮影開始です。

パラソル(撮影:wataame_k)
シンクロShooters(撮影:wataame_k)
撮影風景(撮影:wataame_k)
紫陽花(撮影:りょんりょん)
雫は撮ります(代弁)(撮影:わたなべさん)
原風景(撮影:まさとさん)
小径(撮影:りょんりょん)
あじさい男子(撮影:wataame_k)
軒先に飾られる花(撮影:まさとさん)
濡れる石段(撮影:りょんりょん)

格子の多い木造建築、伝統工芸品が飾られていて宿場町が統一感のある芸術を作り出しているようでした。

曲がった木(撮影:wataame_k)

郷土料理・五平餅(後半)

雨宿りもかねて民芸品店へ。
職人さんが手作業をしているのを見ながら民芸品(からくり箱)の開け方も教えてもらいました。

見ても楽しい民芸品の数々(撮影:wataame_k)
染(撮影:wataame_k)
斬新な和柄とクールな洋服との融合(撮影:wataame_k)

雨の日はカメラ撮影を敬遠しがちですが、観光客も少め、この日は気兼ねなくカメラを構えて撮れたと思います。

途中、五平餅を食べたり、老舗の酒店で生酒を飲んだりしながら(運転手わたなべさんと撮影に集中したい私はいただいていません笑)のコンパクトで濃厚な妻籠宿めぐりでした。

五平餅(撮影:まさとさん)
ご満悦のわたなべさん(撮影:wataame_k)
次はチーズ五平餅(撮影:まさとさん)
木曽の地酒、桟、七笑、中乗りさん、杉の森・木曽路すべてを揃う
蔵元直のオリジナル酒を10種類ほど販売する郷原酒店
(撮影:wataame_k)
乾杯(撮影:りょんりょん)
番頭(撮影:わたなべさん・奥を狙い撃ちのピント)
見送りに来た看板猫さん(撮影:わたなべさん)

駐車場へ向かう途中の大きいカーブミラー!

右から まさとさん、中央 りょんりょん 、左 wataame 、(わたなべさんは…)
周りの音を消しさる激しい流れ
(撮影:わたなべさん)
エナジー(撮影:りょんりょん)

最後に

私は今回初めましてのわたなべさん、長距離運転ありがとうございました!
ここまで拙い文章にも関わらず、最後までお付き合い読んでくださりありがとうございました。
ShizuokaShutterBugsは、様々な企画が日々計画されている写真コミュニティです。また次のSSBフォトウォークでお会いしましょう!
執筆者:SSBメンバー: wataamw_k(わたあめ)

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