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【富士】六所浅間神社風鈴祭り&吉原商店街フォトウォーク

 こんにちは、Shizuoka ShutterBugsメンバーのYukaです。拙文ではございますが最後までお付き合いいただけますと幸甚です。

  今回は、7月21日(日)に開催した「六所浅間神社風鈴祭り&吉原商店街フォトウォーク」について書かせていただきます。

 参加メンバーはm-takaさん、wataameさん、faさん、misaさん、Keitaさん、nicoさん、tamaさん、私に、途中合流のHayatoさんの合計9人。

 当日の最高気温は摂氏32~34度。幸いにして前後の日よりも数度低かったものの、それでも真夏は真夏。なるべく日陰を利用し、水分をこまめに補いながら進行することにしました。

 なお、企画者である私は、熱中症対策として塩分タブレッツ梅味を1袋(と包み紙回収用のゴミ袋)持参しました。なかなか好評(ゴミ袋が、ではなく塩分タブレッツのこと。お分かりとは思いますが念のため)で良かったです。


六所浅間神社風鈴祭り

 集合場所かつ最初の目的地は富知六所浅間神社(通称、三日市浅間神社)。第5代孝昭天皇の時代に創建されたという長い歴史を誇る神社で、この日は風鈴祭りが開催されていました。

六所浅間神社。美しい神社です(撮影:Keitaさん)

 暑さを避けるため、鳥居そばの木陰で待ち合わせることにしました。一番乗りで到着したKeitaさんを筆頭に、続々と集まってくるメンバーたち。初対面の方も含めて一通り挨拶を済ませた後、早速風鈴祭りの見学&撮影へ向かいました。境内には数百個はあろうかと思われる色とりどりの風鈴が飾られており、その光景は実に絢爛。また、風が吹けば風鈴が一斉に音を立て、聴覚的にもとても賑やかでした。

風鈴がたくさん。目に涼しいですね(撮影:m-takaさん)
光を受けてキラキラ輝きます(撮影:faさん)
地面に写る影もまた美しい(撮影:nicoさん)

 そして、六所浅間神社といえばおみくじの種類豊富さも魅力です。境内の下にずらっと伸びるおみくじ売り場には、通常タイプのおみくじに加え、恋みくじ、ペットみくじ、きんきらきんの紙を使った金運専用みくじなどが置かれています。極めつけには何と「水みくじ」まで!これは水にさらして文字を浮かび上がらせる仕掛けの珍しいおみくじで、メンバーにも大変人気でした。手水につけたりその様子を写真に収めたりと楽しい時間を過ごすことができました。

水を使わないと読めない、神秘的な「水みくじ」。大吉!(撮影:tamaさん)

Coffee Shopアドニスさんで「つけナポリタン」を体験

 六所浅間神社を出たら、次はランチのお店のある吉原商店街に移動です。途中にあるエディオンで小休憩と水分補給というか確保を済ませ、ついでにHayatoさんと合流。これで参加者全員が揃いました。

 ランチはCoffee Shopアドニスさんでいただくことにしました。創業79年というこのお店は富士市名物「つけナポリタン」発祥の場として知られています。この日は富士市だけでなく静岡市や浜松市からやって来たメンバーもいたため、「折角だからご当地グルメを食べてみよう」と事前に決めていました。

つけナポリタン公式キャラクター「ナポリン」(撮影:Yuka)

 ちなみにつけナポリタンとは、つけ麺風のモチモチした麺をトマトソースベースのナポリタンスープにつけ、「箸で」食べるというものです。スープは鶏肉や半熟卵、小松菜など具だくさんで栄養満点。吉原商店街には、つけナポリタンを提供するお店がCoffee Shopアドニスさんを始めとして複数軒あります。ご興味ある方はぜひお試しください!

これが噂のつけナポリタン!(撮影:wataameさん)
思わず万歳したくなる美味しさ(撮影:misaさん)

吉原商店街スナップ前半

 Coffee Shopアドニスさんでエネルギーチャージを完了した私たち。いざ、吉原商店街スナップへと繰り出します。「真昼だし、暑すぎないかな……」と心配していましたが、商店街のアーケードのおかげで厳しい日差しを何とか避けられました。また、商店街を車が通過するたびに適度な風が送られてきたため、体の表面温度を下げながらフォトウォークを進めることができました。

 ところで、吉原商店街といえばお祭りの街。6月には「東海一の祇園祭」との呼び名の高い吉原祇園祭、10月には宿場祭りと岳南音楽祭の舞台と化します。そして毎月きっかり1日には吉原宿一の市が開催されるのですが、平日だろうがなんだろうが休まず開催するところに吉原のお祭り好き精神が感じられます。

 また、この商店街はその歴史の長さでも有名です。創業340余年、かの清水次郎長や山岡鉄舟が訪れた老舗旅館「鯛屋旅館」はもとより、富士市育ちのメンバーなら子供の頃から知っている、昭和時代から現役のお店が点在しています。このような歴史的背景があるためか、お店のシャッターや置物、さらには路地に落ちる影まで、何十年という月日がしみ込んだかのような趣深い被写体に多く出会えました。

いつまでも眺めていたくなる影(撮影:Keitaさん)
あともう少しでZiggy Stardustが完成?(撮影:Hayatoさん)
今でも現役の杉山フルーツ、懐かしい!(撮影:Misaさん)
シャッターとはすなわちチャンス(撮影:nicoさん)

岳南鉄道&吉原本町駅

 吉原商店街を進んで岳南鉄道吉原本町駅まで来ると、フォトウォークもいよいよ折り返し地点です。でも、ここをただ通り過ぎるのでなく、写真も撮らねばと思ってしまうのがShuzoka ShutterBugs精神というもの。そんな私たちが駅舎に入ろうとした矢先、岳南電車がさっそうと登場!単線の列車がとても珍しく、メンバーは一斉にカメラを構えました。

この日の車体の色は青。岳南電車といえば赤のイメージのため、珍しいですね(撮影:m-taka)
富士市民の足として今も現役です(撮影:Hayatoさん)

 撮り鉄を満喫した後は駅舎の中で記念撮影。レトロで温かみのある駅舎は記念撮影には最適の場所でした。しかし、一体誰が言い出したのか、「それぞれがてんでバラバラな方向を向いて」撮ることに。たまには定石を外すのも大事ですね。「次回は全員真顔でやりたいよね」という声があるとかないとか……。

吉原本町駅駅舎内。剥がれ落ちたタイルが良い味を出しています。(撮影:Yuka)
集合写真です(撮影:Hayatoさん)

吉原商店街スナップ後半

 さて、フォトウォークもそろそろ後半戦といったところ。その前に若干の涼を求めた私たちは、商店街を歩きながら見つけたトロニカ珈琲焙煎所さんで一休みをすることにしました。
 
 打ちっぱなしのコンクリートの壁と観葉植物がモダンな印象の店内。スタッフの方がコーヒー豆とその味の違いを丁寧に説明してくださいました。メニューにあった「コーヒーソーダ」はいつか試してみたいと思います。

tamaさんはコーヒーソーダを注文。私もいつか試してみようと思います(撮影:tamaさん)
味わい深い「土間コンクリート」(撮影:faさん)

 フォトウォーク終盤では前半で歩いた道とは反対側を主に通りました。路地にふと目を向けると、Music & Bar Africa Zouさんの建物の壁面に、天使の翼のような巨大なグラフィックアートが!「アフリカゾウ」という店名にもある通り、実際には象の肌をモチーフにした翼だったのですが、これを撮らないという選択肢はありません。そのまま写しても面白いけれど、やっぱり始まるポートレート大会。硬派な人物撮影をするには理想的なシチュエーションでした。
※人と車の往来があるため、撮影の際には安全に十分ご注意ください。

象がモチーフの雄大な翼(撮影:wataameさん)

解散&まとめ

 軽めのフォトウォークを予定していたはずが、神社撮影、スナップ、ポートレートに撮り鉄まで盛りだくさんの、充実した一日になりました。メンバー全員が和気あいあいと会話を楽しみ、雰囲気が常に明るかった点も良かったです。参加してくださった方、遠方から赴いてくださった方、引率に不慣れな私をそれとなくサポートしてくださった方には厚く御礼を申し上げます。
 
 また、吉原にはこの一日だけでは発掘し切れなかった魅力がまだまだあります。今回のフォトウォークも、「吉原をもっと撮りたい」「別の季節にまた撮ってみたいね」などと言い交わしながらの解散となりました。今後も何か企画できたらと思います。その時にはこの記事をお読みいただいた皆様もぜひご参加くださいませ!

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