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マナーは相手も自分も気持ちよく過ごすためのもの

私が本を読む原動力のひとつは「人を喜ばせたいから」。

私は女性だけど、20代半ばごろから男性と食事に行くとご馳走してもらえることが多くなった。

(といっても主に父)

それで、私は『お礼を言うことしかできないな』って思ってた。

(今は、めいっぱい喜んで「お言葉に甘えます!」って言うようにしてる)

その時に『せめて、キレイにごはんを食べよう!』と思った。

そんな時に出会ったのが「世界一美しい食べ方のマナー」という本。

この本は、私が読んでよかった本の1つ。
読み終わった今も、大切に手元に残している。

この本は、水の飲み方、箸の持ち方という基本的なことから、コース料理などのフォーマルな場面でののマナーまで載っている。

まぁ、コース料理食べる機会は未だないんですが。

この本の好きなところは著者の小倉朋子さんが、食べ物大好きで極めてるってところ。

この本は食べ方や、食べ方のマナーの起源など、色んなことを教えてくれた。
知らないことばかりで面白く読んだ。

「私の知らないことがこんなにあるのか!」って思ったのに、著者のあとがきに「今世では極めきれてないか、来世でも食に携わりたい」と。

えええ!?こんなにも。私からみたらこんなにも極めてるのに更に極めたいのか!と。

それから「マナーは人を判断するものではない。マナーを知る知らないは環境によるものだから」ということも書かれていて、それにも心打たれた。

純粋に食べることを愛する小倉さんだからこそ完成した、最高の一冊なんだと思う。

実際に、どこの書店行っても、平積みにされてたり、小さい書店でも一冊は置かれているのを見かける。

それから、挿絵も多くて、分かりやすくて読みやすい。

私はこの本に出会えてよかった。

肝心の(?)男性との食事だけど、本を読む前より自信を持ってご飯を食べれるようになったし、たまに「美味しそうに食べるね」と言ってもらえるようになった。

マナーの知識は頭の片隅に入れとくだけでも違うと思うから、気になってる人いたら立ち読みでもなんでも読んでみてほしい。

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