犬猫の誤嚥性肺炎
犬猫で吐いた後によくみられるのが誤嚥性肺炎。
吐いたものが、喉から肺に入ってしまって、炎症が起きて、肺炎になっちゃう。
吐いた後に呼吸が苦しくなった時は要注意。
誤嚥性肺炎は、レントゲン検査した時に
胸の前の方から真ん中の肺に炎症がみられるのが特徴なのさ。
これは肺の構造によるもので、犬猫は四つん這いだから
前の肺と真ん中の肺の気管は下を向いているから
喉から気管に入った吐いたものが、下に落ちやすいから
前の肺と真ん中の肺に入りやすいんよ。
だから胸の前や真ん中の肺に炎症が起きていると誤嚥性肺炎だなって思うのさ。
吐いたものって胃酸が混ざっているから
酸によって炎症が強く起きて、呼吸が苦しくなっちゃう。
食べてる時に間違って、気管の方に入るより
吐いたものが、気管に入る方が炎症がひどくなりやすい。
猫が吐いていても猫は吐くのが普通と思っている人も多くて
吐くのをそのままにしてると
誤嚥性肺炎になってることもある。
吐く回数が多くなれば、それだけ誤嚥を起こしやすくなるから誤嚥性肺炎も起こしやすくなる。
慢性的に誤嚥性肺炎を起こしていて、慢性気管支炎になって、治らなくなっちゃう子もいる。
猫が吐くのは普通じゃーないからね。
長毛種でもしっかりと毛玉の管理をしてあげれば、そんなに吐かない。
1週間に1回吐くのは、異常だからね。
原因を特定して、吐かないように治療してあげてね。
犬猫は吐くと誤嚥性肺炎になりやすいから
吐いた時は呼吸苦しくなったりしないか、よくみてね。
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