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高齢者のペットロス

先日、医師の方と話をする会をいただいた時に気づいていなかった視点を教えてもらった。


ぼくは、高齢者も動物と共に暮らすことで生きる励みにもなるし

刺激にもなるし


運動にもなって、認知機能の低下を抑える効果もあるからいいと思っていたんだけど


動物が旅立った時にペットロスになってしまって、その後の落ち込みによっては


病気や認知機能の低下が進行したり

外に出なくなってしまったり

生きる励みがなくなったり


精神的な問題になったりすることがあることを教えていただいた。


動物と共に暮らすことで「この子のためにまだ死ねない!」とがんばって生きることにつながるけど


動物が旅立ってしまうと生きがいがなくなり

希望がなくなり

落ち込んでしまったり


精神的な支えがなくなり、動かなくなったりすれば、高齢者は寝たきりになってしまいかねない。


確かに動物と共に暮らすことはいいことだけど、失った時の喪失感はハンパない。


生きがいだった動物がいなくなってしまえば、モチベーションが下がり


「生きていてもしょうがない」と生きる気力をなくしてしまう。


高齢者と動物が共に暮らすことは


いい面もあれば、悪い面もあるんだなと気づきを得ることができた。


ぼくとしては、それも込みで、それでも動物と共に暮らすことでの恩恵の方が多いと思っているから


高齢者と動物は共に暮らしてほしいと思うけど、これはぼくの考えであって


動物と共に暮らす人がどう考えるかはその人次第。

いい面にフォーカスするか?

悪い面にフォーカスするか?


動物との別れは人との別れとは、比べものにならないぐらい


喪失感はハンパないから高齢者の方に「動物と暮らした楽しかった日々を思い出せ!」

  

なんて言ってもそれが逆につらくなったりするから難しい。

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