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犬猫が最期にしたいこと

人は終末期になって、旅立ちが近い人に「最期に何かしたいことない?」聞くことがあるけど


犬猫に「最期に何かしたいことない?」って聞いたらなんて答えるだろう?


人は、病院に入院してれば

「家に帰りたい」とか

「思い出の場所に行きたい」とか

「大好物のあれが食べたい」とか

あると思うけど


共に暮らす犬猫は「ぼくら飼主と思い出のあの場所にいきたい」とか

「大好きなちゅーる食べたい」とか

「ぼくら飼主と遊びたい」とか

あるのだろうか?


ぼくは犬猫が最期に特別したいことなんてないと思ってる。


大好きなぼくら飼主が

いつものように一緒いてくれて

いつものように声かけてくれて

いつものように撫でてくれて

いつものように側にいたい。

それだけだと思う。


特別に何か食べたいとか、どこか行きたいとかないのさ。

いつもと同じがいい。


もちろん、痛かったり、つらかったり、苦しかったりしたら解放してほしいと思う。


そのためには緩和ケアはしっかりとする。

どうしても難しい場合は選択の1つとして


苦痛を長引かせるだけなら安楽死もありだとぼくは思う。


苦しい、しんどい、痛い、つらい、思いをしながらでも


ぼくら飼主と1分でも1秒でも一緒にいたくて、がんばって生きたいと思うことはなくて


呼吸して心臓が止まらない限り「今」を一生懸命生きるだけ。


最期に特別なんかしたいなんて思わないのさ。


不安だからぼくら飼主と一緒にいて安心したいとか、いつものようにぼくら飼主の側にいたい言うのはあっても


旅立つ時は看取ってほしいと思ってるわけじゃーない。


一人で死ぬのはイヤ、死ぬのがイヤ、死ぬのが怖い


死にたくないなんて思っていない。


それは人間的な考えで、ぼくら飼主の考えなんだよね。


不安、恐怖でいるより、安心して、落ち着いて
いつもと変わらずぼくら飼主に優しく笑って側にいてほしい。


それが犬猫が最期にしたいことなんじゃないかとぼくは思う。


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