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【働き方】ハードな外資系で働くための自分をいたわるメンタルケア(2)

前回、私がメンタルケアを考えるようになったきっかけを書きました。

私がメンタルケアを考えたきっかけは
「非常に面倒な体質」「メンタルブレイクの経験」です

そして行きついたのは「治すのではなく、うまく付き合っていく」でした。

自分のメンタルをケアするって何??

自分のメンタル(心・感情、~したい)なんて考えても見なかったです。
いつも頭(論理・問題解決、~すべき)ばかりを考えていました。
なので、何をしたらいいのか分かりませんでした。。

スポーツ選手のメンタル本との出会い

もともとスポーツが好きなこともあって手に取った本が、
私のメンタルケアの入り口に立たせてくれました。

スポーツ選手のメンタルトレーニングの本です。

野球の九回裏二死満塁、2-3で負けている状況。
そこで出される代打。ヒット打てば同点、それ以上なら逆転です。
代打のプレッシャーは半端ないだろう。
そう思ってました。
では、ピッチャーはどうか。
ピッチャーも耐えがたいプレッシャーを受けている。
当たり前なんですが、当時の私はこれに気がつかなかった。

例えば商談で大事な場って、自分は緊張するけど、その場で判断しなきゃいけないお客様も緊張している。そう思ったときからすごい気持ちが楽になりました。これは一例ですが、もし自分がメンタルが弱いなと思っているビジネスマンは、スポーツメンタルの本を読むことをお勧めします。そこから学べることがあると思います。

*当時読んだ本なので絶版になってるようです。
いずれも高畑さんの本なのですが、読みやすかったです。

心にアプローチするのは難しいので、体を労ってあげる

メンタルをやられてから、ずっと考えていたのはどうやって心をケアしてあげればいいのか。いろいろと試しましたが、どれもピンとこない。
私の場合は、心に直接アプローチするよりは、体にアプローチすることにしました。「旅行に行く」とかもいいのですが、なるべく日常に取り入れやすいことを試してみました。

(1)ウォーキングしながら悩み、歌う

これは私には合ってました。有酸素運動を一定時間続けると、セロトニンが出てポジティブ感情になるのは知ってましたが、走るのは嫌いだし、と思って、散歩(ウォーキング)を始めたのですが、これが気持ちいい。だんだん心が落ち着いてくる。時には、この状態で、自分が悩んでいることをわざと思い出してみて、どう対処しようかを考えることもありました。
人がいないところだったら、音楽を聞きながら声を大にして歌っていたこともあります。

(2)感情を表に出す「吐き出しノート」

以前の私は弱い感情を表に出す人は、弱い人間で人から攻撃されると思ってました。なので自分の感情を吐き出す練習で「吐き出しノート」みたいのを作りました。自分の感情をひたすら書く、文字にする。読めなくてもいい、表現をひどくていい。怒り、悲しみ、心にあることを書きまくる。もう書くネタがなくなって、手が止まってしまうくらいまで書き続ける。書き終わったら破り捨てる。誰にも迷惑かけないし、お金もかかりません。なんなら読めるような文字じゃありません。
でも、スッキリします。
今でもたまにやります。やったことない方、一度どうぞ~。

(3)心が疲れている時こそ、体を疲れさせる

これも私がやってみて良かったことです。心が疲れていると寝付きが悪かったり、早く目が覚めてしまったりします。ぐっすり寝るためにわざと体を疲れさせる。体を動かすのが面倒な時は、健康ランド、銭湯みたいなところにいきます。そこで温まって、汗だくになると体温も上がるし、体も疲れます。そこから体温が下がってくると、気がつくと爆睡してます。自分でも驚くくらいの爆睡です。すると不思議に心にエネルギーが満ちてきてました。

仕事へのモチベーションが上がらないとき

仕事しているとモチベーションが上がらないことなんて多々あります。
新しい私の場合は、それを放置し、受け入れるようにしました。
以前の私だったら、それは怠慢だし、悪いことなので自分でコントロールしないといけないと思っていました。けど上がらないときは、そんな自分を受け入れる。何かのちょっとしたきっかけでいつまにか少しずつやる気が出ている自分がいます。なので、あせらない。

以上、ここに書ききれないくらいに、もっと多くのことを試してみて失敗してきました。やってみたけど、自分に合わないことも多々ありました。

皆さん、ご自身のメンタルケアをどのようにされていますか。

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