デスクワークで腰が痛くなるとは...
腰の使い過ぎ
痛みが出るのは多くの場合、その部位の使い過ぎが原因。過剰な負荷が、筋肉や関節などの組織の許容量を超えた時に、組織が壊れているサインとして痛みが現れます。
過剰な負荷は…
大きく分けると3つ
・大きな衝撃(交通事故)
・短時間だが大きな負荷(重たい荷物の運搬)
・小さな負荷の長時間の積み重ね(長時間の座位姿勢の保持)
デスクワークで腰が痛くなるのは…
腰への小さな負荷の長時間の積み重ね。デスクワーク時に腰に負担がかかるように座り、長時間続けていると、筋肉や関節などの組織に異常が現れます。痛い部位が他の部位と比べて、分厚くなっていたり、硬くなっていたり、動きづらくなっていませんか??
腰に負担のかかる座り方とは
大きく分けて2パターン
・腰を後ろに丸めている(後弯)
・腰を反ろうとしている(過前弯)
腰を後ろに丸めている(後弯)
骨盤を後ろに倒し(後傾)腰を丸めて(後弯)座っている場合、腰部の筋肉や筋膜、脂肪組織などの軟部組織に引き伸ばされる負荷(伸展ストレス)がかかります。
「この姿勢が楽なんだよなぁ」と感じてしまうものです。お腹や足など他の部位が働いていない為に力を使っていないように感じます。が!!!腰にはやはり負担をかけています。
腰を反ろうとしている(過前弯)
骨盤を前に倒し(前傾)腰を反って(過前弯)座っている場合、腰部の筋肉や筋膜、脂肪組織などの軟部組織に縮こまる負荷(収縮ストレス)がかかります。
「姿勢を良くしよう!」と思い、やってしまうのがこのポジション。意識としては素晴らしいのですが、惜しい。惜しすぎるカラダの使い方です。
腰に負担がかからない座り方とは
ポイントはこちら。
・膝と膝の間は拳2つ分空ける
・膝の真下にかかとを置く
・坐骨を座面に当てる(お尻の穴が真下に向いている)
・背伸びをする
腰を意識するよりも、足や骨盤などのその他の部位をどのように使うかがポイントです。
もちろん筋肉や関節の動きが硬くなっている方は、こちらの姿勢が出来ない場合があります。そのような方は毎日何回も背伸びをすることから始めましょう!
更に疲れない姿勢について学びたい方はこちら↓↓
実践している疲れない座り方が正しいか確認したい場合はこちら↓↓
初めは簡単に姿勢が崩れてしまうでしょう。
今までの人生で培ってきたカラダの硬さ、動きづらさがあるから当然なんです。
初めからスッと出来る人はなかなかいません。
「姿勢は崩れてもOK!!気づけたら直せば合格!」くらいに捉えて実践してください。1日の疲れ方が変わってくるのを少しずつ実感出来るはずです。
腰に負担のかからない座り方を身につけて、カラダが楽な一日を送りましょう~^0^