魂の証明としてのインナーチャイルド

自立というキーワードが僕にはあります。

なので
『なんとしても自立しなくてはいけない‼️』
とここ数年は特に躍起となっていました。

自立の反対側に
依存や甘えがあります。

依存・甘え
を思うと
子供の在り方というイメージが沸きました。

幼い心の在り方ですが、
この依存心や甘えたい心が年齢的に大人になっても表に出る時とは、
『もっと甘えさせて‼️』
という
魂の叫びなのではないか
と思いました。

魂と言われるものには
インナーチャイルドが関わっていると僕は思っています。

インナーチャイルドの叫びを
僕の場合
僕の魂の叫び
として捉えたんです。


誰かに甘えたい心が
誰かの愛の在り方を操作しようとする。
それは、
その誰かに愛して欲しいという心。
さらには
自分好みに愛して欲しいというエゴが絡む時、
そこに
自身のインナーチャイルドの思いがある、と。

大人の僕は【愛とは自由】と頭では分かっているつもりなのですが、どうも他者の愛の在り方に対して裁いてしまうのですね。特に僕への愛の在り方です。
そしてここに課題を見ていました。


少し話は逸れますが
インナーチャイルドの思いとして
『もっと好きなように遊びたい‼️』
という叫びがあるとします。

仮に他の人にもそのような魂の叫びがあるとすれば、
大學入學を機に遊ぶ
というのは、
自身の魂の叫びを受容し、それを満たす行いなのではないか、と思いました。

それまで學校や家庭で
『遊びたい‼️』
という自身の魂の本音を抑圧して、受験勉強を無理強いしていたり、行きたくない高校生活をしっかり送っていたりして、魂の思うように遊べなかった。
なので、大學に入ってから遊ぶのかなぁ、と思いました。

この『遊びたい‼️』という魂の叫びを優先する時というのは、魂に存分に甘えさせる行いだと思うのです。

『遊びたいんだね。そうかそうか、そうだよね。いいよ。遊びなよ』
という受容が自身の中で起こっている。
自分で自分に許可を出している。
インナーチャイルドの思いを自分自身で認めて赦しているんですね。

ここでのインナーチャイルドが満たされるとは、
インナーチャイルドの甘えたい心、つまり、インナーチャイルド自身の存在が認められ、その思いも受け容れられたと満足すること。
そしてその満足感により、後の人生で『遊びたい‼️』『甘えたい‼️』という心が出なくなるのではないでしょうか。

盲導犬を育てる時、はじめ、とことん甘えさせて、好き放題遊ばせます。
完全なる受容。
完全なる許可。
完全なる存在と思いと行動の肯定。
この満足感により、後の盲導犬としての務めは成り立ちます。


僕の場合
『もっと自立しなくては‼️』
と大人の僕が思う。
魂の僕(インナーチャイルド)は
『もっと甘えたい‼️』
と思う。

この拮抗により苦しんでいたんです。

魂の僕の思いを無視していると
魂の望みが分からなくなります。

現に今の僕は
具体的に何をしたいのか分かりません。

未來を思い描けない。

未來を思うには“今“の思いと向き合わないと未來を思えません。

そして“今”の思いに
魂としてのインナーチャイルドの思いがあって、“今“の現実は創られています。
もちろん、“今“とは“今まで“のことですから、“今“に至る過去も含まれています。


僕の魂の思いに今なお
『もっと甘えたい‼️』
というのがあって
この魂の思いを認めて欲しいが故に
承認欲求は表に出る訳です。

『チヤホヤされたい‼️』
と思うのは、
甘えたい心
と
認めて欲しい心
の両方を持ち合わせているのです。

この素直な思いを自分で認められない時に
他者への操作という形でわがままが出ます。

他者から見ると
わがままなのですが
僕本人にしたら
素直な自分なのです。

ですから
他者への操作に対して
罪の意識が無いのです。

迷惑が掛かっている意識が無い。
まさに
子供の純粋な思い
としてそれはあるのです。

赤ちゃんにしろ子供にしろ
面倒を見てもらうことに
迷惑を掛けている意識が無い、
罪の意識がない、
だからこそ、
赤ちゃんらしく、子供らしくいられる訳です。

この感覺で
大人の僕が他者に面倒を掛ける時、
トラブルが起きる。

今思えば
この原理構造がありました。


もっと言うと
自分の甘えを赦せない心
を僕は持っていました。
なので
自分としては自立している
とさえ思っていたんです。

誰よりも厳しく自分と対峙し、
厳しい姿勢で人生を歩んでいる、と。

しかし
今思えば
僕は自分の甘えを
自分で赦したことが皆無です。

それは
自分の魂の声を抑圧していた
或いは
自分の魂の存在にすら氣付いてもいない状態だったかもしれません。
頭で知識としては氣付いていてもです。

実際に魂はある訳ですから
氣付いてもらえるまで
その魂はより一層強く叫ぶようになる。
そしてその叫びが現実を創り出している訳です。


やはり魂というのは在る。
人間に魂は宿っている。
そのようなことを今の現実とインナーチャイルドから痛感した夏の朝でした。


まずこの事実を完全に認める所からのスタートです。




祭統 白宇
SHIR㊉W



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