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一つとしてある世界

先祖とは故人だけを指しません。
遠い祖先とは
遠い過去の自分のこと。

両親もまた先祖。
直近の先祖とは
直近の過去の自分のこと。

つまり
過去の自分は【全て先祖】。

20年前のインナーチャイルドは
今の僕の先祖。
10年前、5年前のインナーチャイルドも。
そして
3ヶ月前、1週間前の自分もインナーチャイルドで
今の僕の先祖。
一昨日、昨日の僕もインナーチャイルドという
今の僕に繋がる先祖。

先祖の存在があって
今の僕が在りますから。
先祖が懸命に生きて
命のバトンを今の僕に繋いでくれて
今が在る。

血縁によらず
過去は全て先祖。
今の先祖。
今が在るのは
過去という先祖が生きた証。
今が在ればこそ
未來に子宝は生きる。
今の僕とは
未來の自分の先祖である。
今とは
未來の自分にとって
過去という先祖が生きた証となる。

あの世だけではない。
この世もワンネス。
囚われがちな
目に見える個の枠を超えれば
あの世とこの世も境なし。
今の僕がその証。

“見境なく“生きるなら
善も悪もなく
過去も未來もなく
天も地もなく
全て今に生きている。

全てが僕として
今に在る。

🌳🌳🌳🌳🌳

造化三神は始まりの意識。

始まりに
想像から創造された意味があり三を用いています。
始まりですから
拡大・発展の意味が込められ三が使われています。
見えない所からの無限大の可能性として
“今“は始まりました。


三柱はそれぞれ独り神と言われますが、
太陽神とされ天津神に縁が深い
高御産巣日(高皇産霊)が男性性(三)
として、
出雲や國津神に縁が深い
神産巣日(神産霊)が女性性(八)
として在り、
男性性と女性性の統合した象徴として
眞ん中に天御中主神が在ります。


その後
別天津神(ことあまつかみ)として
宇摩志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこぢのかみ)

天之常立神(あめとこたちのかみ)
が現れます。

ここまでの造化三神と別天津神の二柱で
天地開闢を担った五柱とされます。

独り神の
宇摩志阿斯訶備比古遅神は生命力(創造エネルギー)を表します。
つまり男性性(三)
同じく独り神の
天之常立神は永久の持続エネルギーを表します。
つまり女性性(八)

その後
國之常立神から伊邪那岐命・伊邪那美命までを
神世七代(かみよななよ)。

この神世七代では二柱以外は
男性神・女性神の夫婦二人が一代を担っています。
独り神の一柱
國之常立神は
“常に立たせよう“という志で
強力な男性性の創造エネルギーを表します。
同じく独り神の
豊雲野神(とよくもののかみ)は
“豊かな雲として恵みの雨を野に降らせる“
という水の永久的循環を表します。
つまり女性性(八)。
(ちなみに造化三神の神産巣日は出雲と縁が深い。地名の出雲に“雲“が使われ、“雲の出所の地“が出雲ですから、やはり女性性(八)を表しています。國津神に縁があることを踏まえて見れば地(地球)の神としての象徴として女性性を表しています)


ここまでの神々に僕は
男性性・女性性の示唆を見るのです。

全ては
男性性と女性性で創られ今に在ると。

さらに言及するなら

一人の人間の成り立ちとしての
男性性・女性性の統合を超えて
【男性と女性の仲】
が【幸せな世を創る鍵】で
その男女の団欒をもって
永遠の幸せを育みなさい

というメッセージを僕は見るのです。


🌳🌳🌳🌳🌳

【天地人】
という三文字熟語があります。

天は男性性(三)
地は女性性(八)

では人はというと《五》になります。

造化三神では
高御産巣日(高皇産霊)が男性性(三)で太陽神
神産巣日(神産霊)が女性性(八)で地球神
天御中主が男性性と女性性の統合(五)として人

となります。

後に記しますが
より大きな視点では《十》が統合となります。
ここでは一人格の統合の意味として《五》になります。

【天地人】
とは
【天と地の統合をもって人と成る】
と読み解きます。

天(男性性)と地(女性性)の統合を果たして
はじめて自立した人と成る
ということです。

さらには

天の時
地の利
人の和

という言葉があります。
最後の人の和とは団欒を表しています。

ここでは主に男女の仲となります。

自立した男女が統合することで
新たな生命を創り産み出し、育みます。

生み出された生命は
また一人の人格として
男性性・女性性の統合の過程を生きていきます。


🌳🌳🌳🌳🌳

ここ数ヶ月、やたらと鳥の羽を見ていて氣になっておりました。
羽は翼から抜けたものだと思います。

翼とは対をなすもの。

両翼の眞ん中に本体があります。

両翼がなければ
鳥本体は空を飛べません。
翼が一つでも鳥の個性である
空を飛ぶことは叶いません。

天御中主を眞ん中の本体とすれば
高御産巣日(高皇産霊)という男性性(三)の片翼
神産巣日(神産霊)という女性性(八)の片翼
その両翼があって
はじめて本体の個性が成り立ちます。

自立とは個性の自立です。
一口に自立といえど
個体により自立の形は異なります。

そして
自立した個性をもって愛と言います。
ですから
愛の形は無限にあります。
未來に生命という個性を繋ぐことは
愛の可能性を無限大に拡大・発展させること
になるのです。

男女の統合により愛としての生命は創られます。
しかし
男性も一人の個性として
自立して愛を生きていますし
女性も一人の個性として
自立して愛を生きています。
それは
高御産巣日(高皇産霊)という独り神の人生があったように。
神産巣日(神産霊)という独り神の人生があったように。

記実とは違う解釈と言い方をすれば

高御産巣日(高皇産霊)と神産巣日(神産霊)の
子宝としての天御中主。
高御産巣日(高皇産霊)と神産巣日(神産霊)の
未來への可能性としての天御中主。
ですから
古事記では登場して直ぐに隠れます。
《未來の可能性》ですから記しようが無いのです。

そして
その見えない可能性とは
まさに僕たちの中に在ります。

分御霊としてもそうですし、
僕たちそのものという言い方もできます。

可能性が僕たちである
ということです。
僕たちが可能性であれば
可能性とは今のことです。
つまり
今が《五》です。

そして《五》とは
より大きな意味での統合である《十》の眞ん中になります。


🌳🌳🌳🌳🌳

僕の人生経験上、
大切なもの程、自分で見ないようにする傾向がありました。
たとえば僕は性を否定している間、
自分の男性器を見ませんでした。
自分の性欲を知り、それが僕には必要で大切なものであると氣付き認め赦すことで
アウターアースの僕のボディでも
朝の生理現象が起きるようになりました。
45年無かったのにです。
肉体的な男性機能として
それは健康であれば自然な現象です。
潜在意識に眠る大切なものを見ることで
現実にもそれは目に見えるようになったのです。

インナーチャイルドも同じです。
心の中にインナーチャイルドはいましたが、意識的或いは無意識的に見ないようにしていました。
本当に大切なもの程、見ないようにしていたのです。

インナーチャイルドは
インナーアースの住人です。
インナーアースを
もっと具体的に強く濃く想像したいと思っています。
水彩画のような淡い色ではなく
油彩のように濃くはっきりと。

見えないものも見えるように。


生きるには喜びを。
喜びを忘れて生きていると
心が無くなります。

大切なもの程、見ないことを思えば
喜び、樂しみ、嬉しさを見なかった僕には
喜び、樂しみ、嬉しさが
僕とって大切なものである
ということに他ならないのですね。


先日、島の友達が本土に來て
一年数ヶ月ぶりに再会しました。

彼は僕を
はじめてのパチンコや居酒ックに連れて行ってくれて、そのことで氣付いたのは
僕にとって
成功体験や恋愛や性愛だけが喜び、樂しみ、嬉しさではないんだ、ということでした。

そんな当たり前のようなことが
僕には見えていなかった。
つまりそれは
僕にとって大切なことだからこそ
隠されていた宝箱であるという証。


インナーアースは心の中に。
目に見えぬもの(三)が故、
どのような想像も可能な世界。
インナーアースの住人たちである
インナーチルドレンも同じ。

アウターアースに実在する他者を大切に思う時、
その現実の他者は変えられない。
現実の他者とは
三という志により既に創造されたものです。
アウターアースは全て八。
もちろん、現実の他者も八。
女性性は享受です。
現実の他者という八を享受できない時、
たとえば
他者を変えようとすれば
それは関係性の抵抗であり、
行き着くところ破壊となります。

享受の逆は破壊です。
このことから
女性性の逆は男性性ではないことが分かります。

つまり
男性性・女性性を
対をなす両極と捉えるのではなく
やはり
二つで一つの同じもの
と捉えなくてはなりません。

男性性・女性性とは両極ではなく
➖両翼➖なのです。

翼が二つあるから
本体は自由に飛べるのです。

そして
両翼が同じベクトルで動けばこそ
空を飛べます。
片翼ずつバラバラに動いても
空は飛べません。

これは
パートナーシップの基本的な捉え方になります。

男女関係だけによらず
全ての縁とはパートナーシップだと僕は思っています。
自身との縁(パートナーシップ)も然りです。

ですから僕が描く
インナーアース、
インナーチルドレンとの団欒を大切にしたいのですね。


心に人がいればこそ
人を思い遣れます。
インナーチルドレンとして
具体的な人をインナーアースに住まわす時、
その人を思い遣れます。
心に人を宿すことで
自身の心も宿ります。
思い出とは
インナーアースの住人のことです。

外界の他者を大切に思う時、
他者を自分事として思うのは
心の中にその他者がいるからです。


インナーアースは自由な想像の世界。
そして
拡大・発展の世界。
三です。

既に具現化している
アウターアースは享受して(潔く認めて)、
たった今から創造可能な
インナーアースを
喜びと樂しみと嬉しさの世界へ。

それが
地球をミラーボールへと進化させて行くのです。
ミラーボールの元、
歓びで踊るように幸せな団欒で繋がったチルドレン(子宝たち)と共に。



詳細は次回以降にアップしますが
《十》の統合とは
インナーアースの統合を《五》とし
アウターアースの統合を《五》として
内外のアースを統合して《十》と表します。

これだけではない統合の話で
記事が長くなりますので
次の機会に🌴


最後までお読み戴き
ありがとうございました。



祭統 白宇
SHIR㊉W

【創造】の街(“待ち“)
水天宮(一般的に天御中主を祀る)“前“

三越“前“

大手町(王手“待ち“)

八王子(間も無く行く地)

八王子には“待ち“も“前“も無い。

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