試行錯誤真っ最中~強引に書くことを振り絞る~

noteに投稿を始めてみて早三日。書くことは色々あるだろうと思ったが、いざ書こうとすると何故か筆が止まる。投稿してみたい内容自体は頭に色々あるのは確かなのだけれど、何となく気分が乗らなかったりいざアウトプットしてみようとするとグチャグチャなものが出てきたり。同じことをいうにしても表現の仕方を変えてみたり、ちょこちょこ言いたいことを付け加えたり逆に減らしたり、変な言い回しになっていないかと自己添削を重ねるとあっという間に数時間が過ぎていったりするからとても疲れる。読むのは数分で終わってしまうが、書く側に回ると1回の投稿にかかる労力が何十倍も違うということを「言葉」でなく「心」で理解した。

とはいえ、これも思い切ってnoteに投稿してみて初めて分かったことである。noteを使い始めてみるまでは謎の敷居の高さを感じていたり、諸々の仕様がよく分からないことを言い訳に登録してから投稿を渋っていたが、やってみると存外簡単で、使ってみて初めてどうすれば良いのかが見えてくることもままある。そんなわけなのでスキやフォロワーに対するレスポンス機能、タグ付け機能のやり方等々、徐々に学んで改善できるところからどんどん改善していきます。読んで下さるだけでも嬉しいけれど、レスポンスを下さる方の存在が何よりのモチベーションであるので(何かしらの創作や投稿をしたことのある方なら共感できるはず)。長年の司法試験浪人生活でなくしつつあった精神的安定性やら自己肯定感やらを徐々に取り戻していきたい所存。

そんなわけで今日の教訓(もう日付変わったけど)。うだうだ頭の中だけで悩んでいるくらいならとっとと身体なり手なりを動かして何かしらのアウトプットに集中することが一番問題解決の近道である。「勉強や仕事のやる気が出ないときはどうすればいいですか」という古今東西から存在する質問に対して「何も考えずにとっととやれ」というのは「身も蓋もない」と思いつつも真理であることは間違いない。正論を他人から言われているうちに良い結果が出ることはなく(正論が人をイラッとさせることも間違いないのだが)、正論を主体的に習慣化できるようになって初めて良い結果に近づくのではないか。少なくとも浪人したくないなら、浪人生活から「合格」という形で脱却したいなら、まずは合格者の多数派の言うことを少しでも実践してみると良い。それをしなかった成れの果てが「私」なのだから。

※ただし、司法試験などの難関資格試験(論文試験を課す試験)や一定の偏差値以上の大学入試(複数科目の記述試験のあるもの)においては、ただ盲目的に合格者や講師の言うことを実行しただけで合格を勝ち取れるわけではないのが悲しいところである。特に司法試験の論文試験というのは必ずしも合格の再現性が担保されているわけではないので、合格者が当時の水準で合格ラインに到達できていたことでも、現在や将来の合格ラインを下回っていることがあることには注意を要する(独学で司法試験を受験しようとするとこういうメタ的な情報を入手し損ねるのが厄介なところでもある。法律学が自然科学ではなく社会科学に分類されていることも関係しているかもしれないが)。
また、合格者が無意識で身につけていることと不合格になる受験生の身につけていることの見えない基礎・基本の差も意識できていないと、結局合格者の言うことを実践しても結果が伴わないこともしばしばある。そういうわけで、論文試験・記述試験のある難関試験を受験する場合は直接質問できる環境を自分で用意する必要があることも注意されたい。自己判断でやると誤った方向の学習をしてしまい多額の資金と時間をドブに捨てる可能性が高まるからである。医師や看護士、薬剤師の指示をガン無視して勝手な自己診療をして余計に病気を悪化させるようなもんである。

…思いの他当初予定していなかった内容の投稿になった。存外、やってみて初めて道が開けることもあることを実感している。大事なことなので何度でも言う。とにかくやってみると、予想以上になんとかなって楽しいぞ。

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