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青山学院大学合格体験したはなし

受験シーズン到来ということで、合格体験記を記してみたいと思います。
こちらが当方の学歴です
・地方都市中高一貫私立学校卒業
・高校在学中に豪州に留学
・1浪して、青山学院大学経済学部第2経済学科入学
・演劇にかまけ過ぎて、2単位足りず半年留年し卒業

中高は有難いことに一貫の私立学校に通っておりました。中高一貫を良いことに中一からほとんど勉強せず、ダラダラ過ごす学生生活。

成績は常に下から数えたほうが早く、進学時期になると特に理系の先生に『来年はちゃんと頑張れよ!』と激励を受けて、なんとか進学できていた様なものです。

そんな生臭な高校二年生の夏、激震が走った出来事が。

成績も常にトップクラス・お洒落さん・友達も沢山いる・ハイスペックなクラスメイトが…

『勉強頑張れる環境に居るのに、やらない奴ってマジカッコ悪い』

と……!
なにかの会話の中で言いました。
青天の霹靂!!!
えっ、勉強頑張らないのって……かっこ悪いんだ……って青き時代の私は非常にショックを受けました…
頑張ることがカッコ悪いと思っていたなんて、今となればおバカですが、青春時代ってそんなものです。

そっか、カッコ悪いのいやだな。でも、今更頑張ろうにも、教科書の内容は全く分からないし…今更先生に質問は絶対無理。恥ずかしい。どうしよう……と考え…

そうだ!塾に行こう!!!!
と一大決心し、父親に相談しました。

父の返答はこちら。今までこっちは高い授業料払いつづけて、自分がチンタラチンタラ勉強して来なかったのに、今更塾なんて虫が良過ぎる🤯🔥🔥🔥自分で勉強しろ!!!もしくは、月に¥5000以内だったら出してやるから、それで通えるところを探してこい!!!と激怒られました。当たり前ですよね。むしろ月5000円払ってくれるのってとても優しい。

すぐに近所の塾の資料を数ヶ所取り寄せ。
すると自転車で通える範囲の塾に、登録制の自習室がありました。
そこは

・中学一年生から高校三年生まで誰でも行って良いい
・先生がこちらの希望する分野のプリントを出してくれる
・採点は自分でする。
・分からないところは先生に質問して良いシステム
・夕方17時頃から閉まるまで何時間いてもいい
・月謝が5000円以下

の施設でした。
父にお願いし月謝を出して頂き、毎日学校終わったらほぼ毎日自習室に行きプリントを解く日々。はじめはもちろん(当時高校二年生)中学生の内容も解けませんでした。捨てていなかった中学時代の教科書を読み漁り、基礎からコツコツ積み上げました。
友達には勉強してる事をバレるのが恥ずかしくて、内緒で通ってました。

そして半年程で、リアルタイムの学力ほどまで追いつたかなと思います。
よっ!短期集中型!

高校三年生になってからの変化としては
・なるべく学校の授業を受ける時に一番前の席を取る(サボらないように)
・成果が出てきたので父も私のことを信じてくれ、授業高い受験用の塾に通いはじめました。
・自習室は卒業
・世界史は数回だけ学年で一位🥇取れました。
・英語は得意だったので高校三年の頃は常に学年10位~20位くらいだったと思います。
・今勉強している部分を清書し、自宅トイレの壁に貼り付け、夕食時に、父に出題して貰っていました。父が歴史好きでよかったです。
・人に説明すると理解が速くなるらしく、友人や家族に勉強している内容を教えるという作業をしていました。

志望校は現役時は早稲田大学の第二文学部。
第二文学部はとてもアーティスティックなイメージがあって、憧れていました。村上春樹さんの小説『ノルウェーの森』を読みながら自分も早稲田大学に行くんだ。と心躍らせていました。

早稲田ウィークリーというページで村上春樹さんが、早稲田大学の中の聖地巡礼をされています…。面白い記事。
https://www.waseda.jp/inst/weekly/feature/2016/04/01/2314/


早稲田の受験の日は忘れもしないです。
試験開始して問題を見た途端思いました。

『まったくわからない』

正直3問位しか解けませんでした。こんな難しいの誰が受かるんだろ!?途中から諦めムード。どう足掻いても絶対無理だな。中高一貫の6年のうち4.5年をサボりまくっていた自分を恥じました。

駆け足で応急処置する程度じゃ間に合わない位、難しかったです。当然落ちました!!分かってたのに泣きました。荒療治ではどうにもならないことが世の中にはあると知ったのです。滑り止めで他の私立も幾つか受けさせて貰い、国公立も受けましたが、自分が行きたい所では無かったので、一浪することにしました。恥ずかしくて地元にはいられず、高校卒業して3日後には制服を燃えるゴミに出し、東京に向かう飛行機に乗っていました。

上京し直ぐ親からの紹介というご縁があり、港区の弁護士事務所で昼は事務員として働かせてもらいました。パソコンの使い方も全然わからない未成年でしたが、先輩事務員の方がとても丁寧に教えてくださって、最終的には訴状・準備書面・その他の簡単な裁判用書類は作成できるようになりました。もちろん最後に先生に確認をお願いします。難しい弁論内容は先生に記入いただきます。国選弁護人の応募申込をしたり、被疑者・被告人に差入れをする為拘置所や警察署に行ったり、また検察庁に裁判資料の証拠閲覧に行ったり、なかなか普通ではできない経験をさせて頂きました。


そして、夜は代ゼミに通い受験勉強をしていました。

東京に出てきてからは、考えが変わり『都会に居たい!』という欲が沸々と湧いてきて、4年間表参道に通える、青山学院大学経済学部第二経済学科を志望しました。小論文と面接と…確か英語と現代国語だった気がします。ここ以外は受けない!!と決め、とにかく必要な勉強のみに絞りました!
一応、社会人入学枠で合格でき、一浪で青山学院大学生となったのです。

コツコツタイプで無かった私は、
狙いを定めて一撃必殺!!でしか結果は出せませんでした。

大人になって思うのは、日頃からきちんと努力する事というのが何よりも凄いという事です。継続こそ力なり。30歳位になってやっと分かりました。遅すぎることはない。人間、今が一番若い日なのだから。

自分なりに大学受験頑張ってよかったと思う点としては、勉強の仕方を覚えた事、勉強する事に慣れた事。うん、意味あったなって思います。以前書いた、事業計画書の作り方や、融資を受けるかどうかの考え方についての本など、少々難しい本を読む読解力もついたかなと思います。

何より、青学はとてもとても楽しかったです!!
良い友達にも沢山出会えたし、性格が明るくなりました!
青学=アホガクとかたまに言われますけど、言わせておけばいいのだ。中の人達は何も気にしていなくて、笑い飛ばしています。根明な性格の人が多くて、さっぱりしてて、朗らかで、精神的に余裕がある人が多かったなーって思います。
一番好きなところは、性善説の人が多く集まっているような雰囲気ですね。
いい意味で純粋。

私にはベストの選択だったと思います!!

ここまでで3000文字。
長くなりましたが、受験生の方(資格試験受験者の方)や、受験生の親御さんの息抜きになって貰えればと思って書きました。

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