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40代が仕事を楽しむコツ

私も40代半ばを迎え、最近は仕事の中身も現場から管理の仕事の割合が増えたなぁと思うことが多くなりました。
若いころは、好き勝手自由にできることが楽しさにつながったり、お客様からのありがたいお言葉が嬉しさにつながったりしてきましたが、40代ともなると、現場から離れる割合も増え、直接的な楽しみが少し減ってくると感じている今日この頃でございます。

そんな中、自分は何をやっていると仕事が楽しいのかな、と散歩をしながら考えたときに、思い立つものがありましたのでご紹介いたします。

まず、この年になって思うのは、「自己」がどんどんなくなっていくことです。
「利他」の意識が組織をよくするとは、前々から申し上げていることではあるのですが、自己実現にこだわるよりも、他己実現とでもいいましょうか、他の人の実現をいかに達成するか、にこだわった方が、仕事が楽しくなる気がするのです。

今の私の気持ちはこんな感じです。

結果を出す(自分が)< 結果を出す(部下が)< 結果を出す(組織が)
成長する(自分が)< 成長する(部下が)< 成長する(組織が)

年齢を重ねたからなのかもしれませんが、自分を楽しませるコツはある程度見えてきた、という感覚があります。
自分がどうやったら満足できるのか、というところが見えてしまった結果、それだけでは飽きたとまでは言いませんが、物足りない気分になるのです。

しかし、最近では、部下が頑張ってコンペに参加して提案したり、お客様に喜んでいただくために知恵を絞って日々頑張っているのを見ると達成感を感じます。
その部下たちに、もっともっと仕事を楽しくしてもらうために何をすべきか、と考えていると、自分も楽しくなってくるのです。

40にして惑わず、といった言葉もありますが、40代を楽しむにあたっては、個としての自分を考えて悩む時間を極力減らし、自分がこれまでに培ってきたノウハウを惜しげもなく渡して、生産性を上げてもらいながら部下に仕事を楽しんでもらう、ということがひとつのポイントになると思っています。

楽しい仲間たちと楽しい仕事をする、それが40代の仕事の楽しみ方なのではないかな、と改めて感じた次第です。


幸せとは

てなことを考えていたら、つい先日見た記事では、ハーバード大学が75年にわたり研究し続けている「人は何が幸せか」という問いに対し、一つの解が結論づけられたとのことの情報がありました。
その解は、 金・富・健康ではなく、「同じ志をもつコミュニティで頼り頼られて生きていくこと」である、と。

まさに今回私が思った通りでして、我が意を得たり、と感じたのです。
40代の過ごし方、、、本当にいろいろな過ごし方があると思いますが、現在、みなさんはどんな40代を過ごしておられますでしょうか。
ぜひ、たまには立場を少し忘れ、距離感を詰めてみるのもいいかもしれません。
楽しい仲間たちと共に仕事をできているか、チェックしてみていただくのもよいのではないでしょうか。

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