推しのプラ版をもらい、ピノコが機嫌をよくして、仕事もはかどる
今日も粛々と仕事をしている。
明日から学会でそのついでに実家に帰る
週があけたらすぐ入院でまた抗がん剤である
だからあまり時間がない
しなくてはならない仕事を素早く片付ける必要がある
しなくてはならない仕事はたくさんある
すべて、長期計画なのでいつまでに何をしなければならないということも
自分で把握しておく必要がある
書きかけの論文は3日ほおっておくとなにをしていたか忘れてしまう
なにもかもそんな具合だ
私はいまなにをしているのか?
書く瞑想をしながら次にするべきことが浮かんでくるのを待っているのだ
そして、いま、次にすべきことがたちのぼってきた
次にすべきことは明日のミーティングで報告する内容を箇条書きにすることである
その次にすべきことは、明後日行く学会の抄録をダウンロードしたり準備物をリストアップしたりすること
その次にすべきことは、また別の研究について今日もらった資料を読み込んで情報を(すくなくとも頭の中では)整理することだ
よし、今からやることの整理終わり(ありがとう書く瞑想)。
昨日、職場のBCG(Breast Cancer Group)仲間のKさんが
推しのプラ版を作って持ってきてくれた
私の推しは主治医なので(変でしょ、いいんです)
病院のサイトから得られる画像を加工してプラ版にしてくれたのである
それを私は自分の職場のPCモニターのしたっかわに飾った
主治医の顔と、主治医の小さい人形と、病棟長の小さい人形。
主治医たちは笑顔で腕組みしてる。なんだかご機嫌な様子が伝わってくる。
なんかしらんけど、見てるだけでおなかの中から湯気みたいに笑いがこみあげてくる。
どうも私の中の5歳児(変にきこえるかもしれませんが、まあインナーチャイルドみたいな奴と思ってください)が大喜びしてるように思える。
それ以来、自分で言うのもなんだがいつもの1.6倍くらい機嫌よく仕事ができているのだ。
この5歳児(最近、推しへの思いがBJへのピノコの想いと近いのではないかと感じるので『ピノコ』と呼んでいる)が私の機嫌をつかさどっているようだと思えてきた。
わたし、幼児の機嫌をとるのは得意だと思ってたけど
全然、自分の中の幼児の機嫌はとれていなかったのだ。
同僚でBCG仲間のKさんは
ピノコの存在をみとめてくれており、
しかもピノコが笑って幸福でいられるようなこんな素晴らしい思いつきをかたちにして差し入れをしてくれる。
このような理解が得られることはなんと貴重で、
まずもってKさんはなんと優しいんだろうか。
私は優しい人に囲まれているという点でとても恵まれた人間だ。
がんになったのは運がいいとは言えないかもしれないが
周囲の人々に恵まれることに関していうと素晴らしく運がいい。
とにかく私の中のピノコが幸せでいてくれたら私も生きやすいんだ。
関西に帰ったらRくんにも会えるし
(多分ピノコの親友?親代わりみたいな信頼する面白いお兄ちゃん的存在)
ピノコはますます喜ぶだろう、
本当に生きててよかったなピノコ。
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