ひつじ旅行社

世界遺産検定1級合格、温泉ソムリエ取得。海外訪問国30カ国、国内は47都道府県訪問、温…

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世界遺産検定1級合格、温泉ソムリエ取得。海外訪問国30カ国、国内は47都道府県訪問、温泉230湯入浴、国内外の旅と散歩の経験からおすすめの場所を紹介。好きなものは温泉、鉄道旅、グルメ、建築、文化財、山歩き、離島、写真

最近の記事

奄美大島のクロウサギに会いに

奄美大島は九州と沖縄の中間にある亜熱帯の南国の島である。美しいビーチは勿論のこと、島内には原始の自然も残され、東洋のガラパゴスとも言われるほどである。島のシンボルとも言えるのが特別天然記念物に指定されているアマミノクロウサギである。野生のクロウサギや貴重な生物たちに会いに行こうと思い、奄美大島を訪ねた。(2019年7月訪問) ナイトツアー山中に住む夜行性のクロウサギを見るにはガイド付きのナイトツアーが安全確実である。奄美の夜の山はハブが怖い。今回は奄美ナイトツアーサービスさ

    • 工場夜景クルーズで京浜工業地帯を訪ねる

      工場夜景クルーズがメディアでよく紹介されるようになり、一度見に行きたいと考えていた。せっかくなら海上で納涼も出来る真夏がベストだと思われる。そこでお盆休みに夜景評論家・丸々もとお氏プロデュースの横浜港出発の工場夜景ジャングルクルーズに参加した。初めて見た夜の工場はなかなか迫力あるもので、滅多に見る機会の無い工場夜景を鑑賞する貴重な経験が出来た。(2019年8月) 横浜港から出航事前にメールで予約を入れて、1人あたり4,600円を支払いした。当日は横浜港ピア赤煉瓦桟橋を18:

      • 沓掛温泉・叶屋旅館でプチ湯治

        沓掛温泉とは長野県上田市から西に向かって車を20分ほど走らせた青木村の外れに沓掛温泉というこじんまりした温泉地がある。旅館として営業しているのは2軒、共同浴場が1軒だけの山の緑に包まれた集落に溶け込むようにある静かな場所である。 叶屋旅館叶屋旅館は長年に渡り湯治宿として営業して来たが、2019年4月から、沓掛温泉に移住して来た夫婦が新たにリニューアルして始めた。ゲストハウスと湯治宿を合わせた様なスタイルで、宿での食事の提供は無い。1階には自炊用のキッチンや相部屋の和室があり

        • HIGH RAIL1375に乗って小海線の旅

          HIGH RAIL1375は2017年から運行しているJR小海線の観光列車である。山梨県の小淵沢と長野県の小諸の間を週末や夏休みに1〜1.5往復している。信州旅行の帰りに予約が取れたので、HIGH RAIL 1375 の初乗車と久しぶりの小海線の旅を楽しんで来た。(2019年8月訪問) 座席とオプションの予約2両編成のうち、1号車は窓向きのペアシートやシングルシート、2号車は通常のリクライニングシートである。乗る列車は小諸発のHIGH RAIL2号である。1ヶ月前の発売日に

        奄美大島のクロウサギに会いに

          東武博物館を見学して鉄道の保存を考えた

          はじめに鉄道の博物館といえば大宮の鉄道博物館が有名であるが、私鉄でも魅力的な博物館が存在する。今回初めて東武博物館を訪ねて来た。貴重な車両も保存されており、文化財としての鉄道の保存についても考えることがあった。鉄道に関心無い向きには、あまりピンと来ない話かも知れないが、其処はご容赦のほどを。(2019年9月訪問) 東武博物館の概要東武スカイツリーライン東向島駅の側の高架下に位置する博物館で、東武鉄道創立90周年記念事業として1989年に開館した東武鉄道の博物館である。鉄道の

          東武博物館を見学して鉄道の保存を考えた

          Mt.TAKAO号に乗って高尾山を訪ねる

          はじめに 東京都西部に位置する高尾山は子供の頃に遠足で何度も行った山だが、足が遠のいてから長い時間が経つ。2018年から京王線の座席指定特急が運行されていると聞き、この乗車も兼ねて久しぶりに訪ねてみた。(2019年12月訪問) Mt.TAKAO号の予約 2018年から京王線に座席指定の特急の運行が始まった。これまで通勤型ロングシート車両だけの京王線では画期的な話である。行楽シーズンに高尾山口への特急も座席指定車両で運行されるようになり、今回はこれに乗車する。 19年秋

          Mt.TAKAO号に乗って高尾山を訪ねる

          アートビオトープ那須の水庭を訪ねて

          はじめに栃木県那須高原にアートビオトープ那須というホテルがある。敷地内に2018年6月に完成したという「水庭」という名のボタニカルガーデンが話題となり、気になっていた。そこで天気の良い秋の週末に見学に出かけることにした。(2019年10月訪問) 水庭を手掛けたのは世界的に活躍している建築家の石上純也氏。この作品は、新たに設定された国際的な建築賞であるオベル•アワードの第1回受賞作品にも選ばれたそうだ。 見学予約と方法ホテルに宿泊しないで水庭を見学する場合は事前にツアーを申

          アートビオトープ那須の水庭を訪ねて

          小浜温泉•脇浜共同浴場は博物館クラス

          はじめに長崎県小浜温泉の脇浜共同浴場は古い共同浴場の雰囲気をそのまま残すところとして温泉好きの間では有名な場所。今回は小浜温泉を訪問する機会を得たので念願かなって入浴することができた。(2020年2月訪問) 小浜温泉の特徴長崎県小浜温泉は島原半島西岸の橘湾沿いに位置する海岸沿いの温泉地である。源泉温度が最高では105度に達する所もあり、泉温105度にちなんだ長さ105mの足湯「ほっとふっと105」もある。 海岸沿いに100度近くのお湯が自噴し、町のあちこちからもうもうと湯

          小浜温泉•脇浜共同浴場は博物館クラス

          小浜温泉・旅館國崎で温泉三昧

          長崎県の小浜温泉にある旅館國崎に宿泊した。長崎県では唯一の日本秘湯を守る会の加盟宿である。評判も上々なので以前より泊まってみたい宿であった。 今回は長崎訪問の機会があり、温泉と料理を堪能してきた。 温泉 風呂は男女別浴場各1カ所、貸切風呂は3カ所あり、予約なしで空いていればいつでも無料で利用可能。貸切の石風呂では入浴しながらの冷酒も楽しめるらしいが酒を飲まないわれわれには無縁の話。 部屋数は10部屋しかなく、すべてが使用中ということはなさそう。鍵がかかると階段横のラン

          小浜温泉・旅館國崎で温泉三昧