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声枯れ予防ボイトレ、いかがですか?

こんにちは!
ナチュラルボイス覚醒トレーナーのひろです。

前回の記事では、「赤ちゃんはどこで呼吸をしているのか?」という質問をあなたに投げかけました。

声を枯らさない呼吸の仕方とは?

それでは、お待ちかね(?)の答え合わせと行きましょう。

赤ちゃんの呼吸はズバリ、「骨盤底筋式呼吸」です。
一般的には腹式呼吸と言われていますが、本当はそれよりも深い場所に向けて息を吸っています。

音楽の授業で、「お腹から声を出して!」と言われた経験がありませんか?

これは半分正解で、半分誤りです。
なぜなら、お腹だけの呼吸では安定した声は出せないからです。

空気の入った風船を想像してみてください。

中から一定の空気を出そうとしたときに、側面の片側からだけ押したらどうなりそうですか?(現実的には押すことは難しいので、イメージです!)

片側からだけの圧だと入口からは不安定な空気が漏れて、真っ直ぐには飛びそうにないですよね?

つまり、口から一定の息を吐けないということは、声が真っ直ぐに飛ばず、届きにくいということになります。

そう考えると、お腹が前方にだけ膨らむ腹式呼吸では、その後、片側からだけ圧がかかった発声となり、安定した声が出しにくいということです。

〇〇〇筋で呼吸するためには

そこで段階的に意識して欲しいのが、腰やお尻の方向への呼吸、そして赤ちゃんがやっている骨盤底に向けての呼吸です。

腰が膨らむ呼吸ができたとき、もちろん自然とお腹側もふわっと膨らむ感覚は入ります。
しかし、お腹だけで呼吸をしようとしたときに比べると、膨らみは控えめになるはずです。

膨らみ具合は腰側と同じくらいになり、径として膨らむ感覚が得られるでしょう。

この吸い方を意識して、まずは発声の土台を固められると、「久しぶりに話して声が枯れた~」という事態も起こりにくくなります。

ですが!!!!!
呼吸とは、吸う方があれば、吐く方もあり。
声を出す時には、必ず息を吐かねばなりません。

実は、吐く方にも意識すべき大事な基本があるのです。

これについてはまた、次回にお話ししますね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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