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あやうく一生懸命生きるところだった。

タイトルがめちゃくちゃキャッチーだなぁと。

フォローさせていただいているみかんさんの記事を読んで、
気になったので読んでみた。
(みかんさーん!勝手に紹介失礼いたします、、)

みかんさんは、なんと年間100冊も本を読むそうだ。

私はといえば、たぶん月1~2冊くらいだと思う。
noteには読書家の方が多いだろうから、
到底足元にもおよばない。


あやうく一生懸命生きるところだった

韓国のイラストレーターさんが書かれたエッセイ。
ところどころにカラーのイラストがふんだんに描かれていて、
とってもかわいらしい。

表紙のあざやかなブルーもすごくセンスがよくて、
手元に置いておきたくなる本だ。


これぐらいの年なら 結婚してないと
これぐらいの年なら 仕事で何者かになってないと
これぐらいの年なら 子供はいた方がいい
これぐらいの年なら 家を買った方がいい


社会の無言の圧力から逃れて
自由に生きないかい?

そんな趣旨だ。


誰が一番お金を稼ぐか
誰が一番出世するか
誰が一番に家を買うか

そんなラットレースからさっさと抜け出して
自分の人生、好きに生きたらいい。

等身大の視点で、そう書かれている。


そして私がすごく印象に残ったのは、
仕事に対する考え方だ。


やりたい仕事は"探す"のではなく"訪れる"もの

小さい頃に自分のやりたいことを見つけて、
猛烈に突き進んでいる人がうらやましかった。

大谷翔平、藤井聡太…。

私にもいつか、強烈なインスピレーションを伴って
やりたい仕事と出会いたい。そう思ったけれど。

どうやら私の場合、
そうではないのかもしれない。

今までの人生で、
寝食を忘れるほど何かに没頭した経験を思い出せないし
(ちょっぴり悲しい)、
恋愛で生きるか死ぬかのとんでもない精神状態になったことも、
多分なくて。
(友人の武勇伝を聞いて、いつもびっくりしてたわ)

これなのに、強烈なインスピレーションを、
仕事との出会いに求めるなんて。
それはきっとちがうんだろうな。

わき目も降らず突き進んでいく、大谷くんや藤井くんタイプの人もいれば、
私みたいに

なんとなく続けてるうちに、好きになってきたー!
なんとなく続けてるうちに、こっちの方が得意かもって思ったー!

みたいな感覚の人もいるはずで。


あぁ、たぶんそういうことだったんだろうな。


この本を読んで、自分のことが少しわかったかもしれない。



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