アウトプットのコツは「自分を棚にあげて奥の奥まで仕舞い込むこと」
「私なんかが、情報発信しても大丈夫なんでしょうか?」
そう言われることがしばしばあったりします。
これは自己肯定感の低い人に多くて、まぁまさに過去の自分の話でもあります。
特にカメラ講座をやってたら
「写真がまだ下手なのでInstagramに載せるのも申し訳ない」
という方もいます。
逆にそれって
「私の写真は人に影響を与えてしまうので見た人に申し訳ない」
って言ってるのと一緒じゃないです?と思います。
もしくは
「こんな下手な写真なのに、SNSに載せるなんて恥ずかしくないの?」
って思われるのが怖いんですよね。
僕もそう思っていた時期があったんですが、ある事業者さんに言われたんです。
「アウトプットのコツは自分を棚にあげることだよ」
そんなん最悪では?と思ったんですがその事業者さん曰く
「信号機ってあるじゃん?もし君の友人が赤信号の意味が『止まれ』って知らなくて渡ろうとしてたら、それは止めるよね?」
「でも世の中の人は『私も赤信号無視して渡ったことあるし、自分に言う資格ない』って思ったりするんだよ」
「でも、その考えだと友人は重大な事故を起こしてしまうかもしれないし、そうならないためにも一旦自分を棚に上げて教えてあげて良いんだよ」
これにはなるほど。。
と思いました。
だからまず最初に意識して欲しいのは
「誰も自分のことなんて気にしてない」
ってことなんです。
実際あなたも
「この人こんな質の低いアウトプットしてる」
なんていちいち考えてないですよね?
もはやそれから目を離した瞬間に忘れてますよね?
そもそもみんな「どう思われるだろうか」って自分のことしか考えてないんだからアウトプットしたら良いんですよー!!
著書『読みたいことを、書けばいい 人生が変わるシンプルな文章術』
田中泰延さんというコピーライターさんの書いた本を読みました。
基本的に「なるほど」と思うことが書かれてるのですが「本当に書きたいだけだったんだな」と思うページもしばしばある本です。
世の中にある「売れる文章術」とか「読まれる文章の書き方」といったノウハウ本のアンチテーゼ的な本でもあり、そういったロジカルなものに疲れてしまった人いはぜひオススメしたい本になってます。
ノウハウ本が悪いわけではなくて、それがお金に繋がったり、新たな仕事に繋がるということは多々あります。
しかしあなたが読んできたノウハウ本やHowTo本って著者の名前覚えてます?
大体の人がわからないと思うんですよね。
それって一過性のものになってしまうことが多いし、写真の撮り方、仕事の取ってき方教えます!というのも一緒なんです。
なのでこのnoteもそうならないように意識して書いています。
で、具体的にじゃあどうしたらいいのかというとこの本に書かれてるのは
『事象』と『心象』を書くこととなっています。
『事象』とは実際に起こったことで
『心象』とは事象から自分が感じたこと
だそうです。
僕はこれにもう一つ『実際にやってみた』付け足してみたら最強だと感じました。
それにより信ぴょう性も増すし、説得力も生まれます。
何より一過性で終わらず、その人の人柄を見て共感というものも感じてもらえるからです。
それこそが『自分が発信する意味』になっていくはずです。
アウトプットは早ければ早い方がいい
せっかくインプットしたことって、そのままにしてしまう人が非常に多いんです。
人の記憶って1時間で半分忘れ、1日で7割忘れてしまうそうなんです。
よくセミナーとか本を読んで
「ああ!すごいことを知ってしまった。これで私も明日から充実した日々を送れるぞ!」
と思うかもしれません。
でも、あなたの人生が変わらないのは『昨日のことなんて7割忘れてしまうから』なんです。
写真も同じで、撮ったものは基本すぐ帰ってレタッチして早いときでその日に納品を終わらせます。
じゃないとその日どんな気持ちで撮ったのか、どんなことをお客さんから言われたのかを写真に込められないからなんです。
そもそも次の日になったらめんどくさくなってるというのも大きいですが。。
なので、上で紹介した本は昨日読み終わりました。
これがもし1週間後とかだったらタイトルの意味もわからなくなってるんです。
そしてSNSやブログで発信することだけがアウトプットではありません。
『人に直接話す』ということもアウトプットです。
っていうかこれが一番最強のアウトプットです。
なぜなら反応がダイレクトだし、自分の学びにもなるからです。
僕がカメラ講座をやるのもそういった意味があります。
生徒さんから
「これってどういうことでしょう?」
と聞かれて
「え、わかりません」と言う時もあります(おい)
そういう時は「ちょっと調べてみますね!」と言ってグーグル先生に聞いたら良いんです。
大体のことはネットに書いてあります。
その場で適当なこと言う方があとあと信頼を落としてしまうんです。
ぜひ、最初の頃はインプットよりもアウトプットまでのスピードを意識されてみてください🙋♂️
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はアウトプットについての話をさせていただきました。
・自分のことは棚に上げて良い
・事象と心象を意識する
・アウトプットは早さを意識する
これをぜひされてみてください✨
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