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ドローンの賛否

こんばんは40代独身ニートのシラカバです。
今日もニート生活です。未だに求職活動はしてません。せっかく介護職員初任者研修の資格を取ったのにです。

今日はドローン仲間(俺以外60過ぎのおっさん)とドローンを飛ばしに行きました。場所は近くのダム。「ダムカード」なるものが発行されてるので、それなりに日本でも等級の高い立派なダムになります。

ここのダムは過去に何度となくドローンを飛ばしたことのある場所なので比較的安心して飛ばすことができます。もちろん管理会社に連絡をし許可を得てるからで「どうぞご自由に飛ばしてください」とドローンに寛大な心をお持ちのようです。

ドローンに無知な人間ほど、法律について無知な人間ほどドローンには厳しい考えを持っている。確かにドローンに関してあまり良い記事を見ません。飛ばしてはいけないところ(重要建造物や飛行場周辺)で飛ばしたり、かつては首相官邸に飛ばしたバカもいるくらいで。。。

しかし実際ドローンを趣味としている人間は”危険”だからこそ非常に真面目に厳格に運用しています

国土交通省の飛行マニュアルや法律にのっとり、様々な許可申請をし承認され、飛行場所の所有者に飛行許可を得て人様の迷惑にならないように安全に飛ばしているのです。私や私の知り合いは少なくとも全員が真面目にやっています。

そしてドローンに関して詳しい人ほどその関門をくぐり抜けてこそ、やっと飛ばせることを理解しているのでドローンに関して肯定してくれているのです。これらを知らない無知な人間ほど「ドローン」と聞くだけで否定してしまうのです。”無知が故”の拒絶感と言いましょうか。


まず私たち3人は現地に着き、1人は遅れて来るとのこと。黄砂は相変わらず多いものの基本的には晴天。気温は初夏のような感じ、カーディガンはいらないくらい暑い。

以前来たときは初秋から晩秋にかけてでした。だから当時は知る由もなかったのですが、案外ここは桜の名所らしく満開の桜が結構な数咲いていました。よって人通りも結構な数。これは予想外でした。

平日の昼間、こんな辺鄙な場所にあるダムです。人っ子一人いないと思いきや、花見客で駐車場(50台分くらい)は満杯。ござを敷いて弁当を食べているファミリーもいる。ここはダムだぞ?


一般の方からするとドローンは未だにめずらしい物体のようで、その異様な音のせいですぐさま気づかれます。おそらくほとんどの方が賛否問わず興味はあるようで寄ってきます。注目されます。

私はできるだけ目立たぬように端っこの方を離発着場所にし、早々に準備をして飛ばしました。他のおじさんたちはダラダラとドローンの準備をしてるので、”格好の的”となってしまったようで質問攻めにあっています。

まあ”ドローンガチ勢”は映像に興味がある私くらいなので一般の方の相手はおじさんたちに任せました。

指の震えは相変わらずあります。これはガチでいい映像が撮りたくて興奮してるのと、やはり危険なことしている恐怖、あとはほかの方に見られていることの緊張によるもので、初フライト以来ずっと指は震えてしまいます。

良質な映像を求めているガチ勢の私からすると、とてもイヤです。でも仕方ない。なんとか我慢しながら操縦してました。桜並木とまではいかないまでも景観は抜群、そこそこいい映像は撮れたと思います。

バッテリー2個分、時間にすると40分から50分くらい飛ばしました。十分な取れ高です。その後はドローンに興味があって話しかけてくる人々と会話をして楽しみました。年配の方々が多かったんですが、一様にドローンに寛大な方ばかりでした。

「うわーすごいドローンよ」
「初めて見たわ。かっこいいね」
「飛ばしてるとこ写真に撮ってもいいですか?」
「俺もほしいな、いくらするの?」
「うわーすごいすごい!」

やはり、こんな言葉をかけられると嬉しいです

毛嫌いする人間も今まで何人もいましたから、単純に受け入れられていることが気持ちいいんです。こっちも饒舌になって面白おかしくお話ししたり、デモンストレーションみたいに一通りのフライト技術をお見せしたりして皆さんも喜んでくれたと思います。


今日は「ドローン兼お花見」を満喫してきました。楽しかった。



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