見出し画像

【2022版】世界一わかりやすいSEO対策まんが付き…初心者向け入門書

はじめに

この記事では「SEOとは?」ということをテーマにしつつ、SEOを初心者の方にわかりやすく解説していきたいと思います。
はじめまして。
SEOコンサルタントの白石竜次です。
この度はこの記事をお選び頂き、 購入いただきまして誠にありがとうございます。
心からお礼を申し上げます。
私の自己紹介はこちらにございます。
白石竜次(白石ニョッキー)の自己紹介



この記事は2014年1月に発売されました
「世界一わかりやすいSEO対策 最初に読む本(技術評論社)」
をリライトし、さらに大幅に加筆したものです。
ただし
▼テキスト中心で、図や画像は省略しておりますし、
▼そもそも題材的に「古い」「さすがに知ってるよ!」 というようなものでも残してあります。
▼「誤った情報」は修正しましたが、それ以外は2014年の面影を残しております。
▼「漫画」に関しては2014年当時のものをそのまま掲載します。 その点はご了承ください。
そのぶん、定価の1,848円ですので大幅に値下げ致しましたし、 大幅な加筆をしまして 過去に元の本を購入された方でも新しい情報が得られる内容となっております。
また、修正漏れ、情報のおかしな部分がありましたらご連絡頂ければ幸いです。 修正致します。
私のWebサイト
SEOコンサルタント.com


にて受け付けております。
この本のコンセプトは2010年に発売された
『SEO対策<検索上位にヒットする>コレだけ!技 (得するコレだけ!技) 』 を受け、単に情報の新しさだけでなく、 分かりやすさ、読みやすさをバージョンアップしたものでした。
・とにかく徹底的に初心者向けにわかりやすく
・まんが60pに増やしとっつきやすくした
・最低限のものを最大限にわかりやすく
・基本的に無料でできる作業 というものです。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

マンガでわかるSEO対策「プロローグ」


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□


==================================================★マンガでわかるSEO対策 ※2014年当時もものをそのまま掲載します。 古い情報がありますがご了承ください。 ==================================================





■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
□ 第1章
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

第1章 基本的なSEO対策をしよう①~キーワード編


会議


まず最初にご案内するのは「キーワードを選ぶ」という事です。
あなたのサイトがどんなキーワードで、検索順位の上位に上げたいのかということを、社内で検討してください。
これを「ターゲットキーワード」と言います。
ターゲットキーワードが決まったら、キーワードをあなたのサイトに組み込んでいきましょう。

●概要:キーワードの候補を募ろう


└まずは、これからSEOを進めるにあたって、最初に行う事の流れを説明します。

◎会議:キーワードの候補を募ろう(社長を交えて)


∟「SEO」というものは基本的に「チーム」で行うものになります。
会社内での仲間の協力が必須となります。
SEOを行うにあたって、作業をする前の段階として「SEO」について会社に理解して頂く事と、 「SEOを何の為に活用・利用したいか」を確認する必要があります。
この話は根本的であり重要ですので、社長さんなど上司の方と相談してください。
まず、「SEOでどのサイトを上位表示させたいか?」を確認しましょう。
会社で複数サイトを持っている場合の話ですが、勿論最終的には会社のサイト全部をSEOを行うべきですが、 その中でも「メインサイト」位置しているものがあれば、そのサイトを中心にSEOを行う必要があります。
次に、「どんなキーワードで検索結果の上位に上げたいか」を社長や会社の方に聞いてみましょう。
例えば、サッカーのユニフォームの製作やオーダーをしている会社でしたら、 「サッカー」や「ユニフォーム」など、1ワードでの有名キーワードが挙がると思います。
多くの場合、1ワードで有名なキーワードは、大手企業や有名サイトがライバルで、検索順位を上げるのは困難です。
ただ、このあと行う分析で難易度を報告し、それで上司の方に納得して頂けないようでしたら、ひとまずそのキーワードでSEOを行い、結果を見て他のキーワードに変更したり、複数キーワードにしたりするという段階を踏むのも一つの手順です。
検討してみてください。
最終的にどのキーワードにするかはこの後の分析によりますのでひとまず置いておいて、まずは会社のみなさんの希望を募ってみましょう。
そして集まった「候補のキーワード」で調査を行います。
その結果からキーワードを選ぶ必要が出てくるかもしれません。
キーワードを決めるのはSEO、サイトのアクセス・・・つまりは売り上げにも関係する重要な事ですので、 必ず社長や上司の方と話し合ってください。 分析の結果、上位に上げやすいキーワードや、集客しやすいキーワードがあったとしても、 社長や上司の方の意向と違うかもしれません。
その時はよく話し合ってください。
そして、
「SEOとは、検索エンジンで上位表示させる施策」
「作業すればするだけ上がるという訳ではない」
「SEOに絶対はない」
事を理解して貰いましょう。
多くの場合、仕事というのは、何か作業していれば「仕事をしている」という評価になりますが、SEOに関しては、例えば内部対策で作業できる事は限られており、作業をしていけばどんどんやる作業は減っていきます。
ですので、「仕事の配分」などを上司の方と相談してください。
------------------------------------------------------------------------------------

○自分のサイトの現状を把握しよう


∟SEOを始めるにあたり、まずは「キーワード」を決めなければなりません。
会議で上司の方などからキーワード候補を聞いたら、次に、会社のサイトのキーワードを決めるに当たって、サイトが現状、どんな状態なのかを調べ、分析してみましょう。
「会議で決まった仮のキーワード」を、以下の4つの方法をで調べてみましょう。
①サイトのメタキーワードを見てみる
∟サイト(ページ)作成時の、ターゲットのキーワードを調べます。
②キーワードを検索エンジンで検索してみる
∟会議で挙がったキーワードを実際に検索エンジンで検索して、自分のサイトの順位がどのくらいかを調べてみましょう。
③ツールで順位を調べてみる
∟無料のWEBツールで検索エンジンでの自分のサイトの順位を調べる事ができます。
④調べた会社のサイトの順位を元に、自分のサイトのターゲットキーワードを決める参考にする
1:サイトのメタキーワードを見てみる
現在ではメタキーワードに記述することによるSEO効果はありませんが、 サイト作成時に「このキーワードで上位表示したい」という思いで記述されている場合があります。
もし記述されていた場合、キーワード選びの参考になると思います。
▼サイトの(ページの)ソースの「meta name="keywords"」の所を見てみましょう。
ソースの見方は、ページで右クリックをして「ソースの表示」を選択する(もしくはキーボードの「Ctrl」+「U」)と確認できます。
サイトを製作した時に、暫定的にかもしれませんが決めたキーワードあるいは、サイト内容にあったものが設定されているかもしれません。
<例>

<meta name="keywords" content="有限会社アールエススポーツ, " />

・・・会社名が入っています。

<meta name="keywords" content=" " />


・・・空白になっていて、キーワードが記載されていません。

<meta name="keywords" content=" トップページ" />


・・・単に便宜上「トップページ」と書かれています。
その他、「meta name="keywords"」自体が無い場合もあり得ます。
このような状態でしたら、サイト(ページ)作成時に、SEOを考えられていないと思われます。
2:キーワードを検索エンジンで検索してみる ・・・会議で挙げて頂いた「会社としてこんなキーワードで上位表示させたい」というキーワードを、実際にGoogleなどの検索エンジンで検索してみましょう。
そして、それぞれのキーワードで会社のサイトが検索エンジンで何位で表示されるか、 どのような表示されているかなどを確認しましょう。
3:会社のサイトが圏外であったり、下の順位にあってなかなか見つからない場合、 上位に見当たらない場合は、ツールを使用すると便利です。
無料で使えるWEBツールがいろいろありますので利用してみましょう。
サイトのURLと、調べたいキーワードを入力すれば順位が表示されます。
その結果、例えば「サッカー」と検索して会社のサイトが圏外であれば、SEOがほとんどされていないと思われます。

まずは100位以内を目指しましょう。
もし上位に表示されていれば、今後SEOを行えばさらに上位表示をする可能性ができます。
いずれにしてもSEOを行ったほうが良いのですが、仕事として「SEOを行った証拠」として、 また目標順位の目安として、把握しておきましょう。
注意点としましては、ツールによって順位表示が違ったりしますので、 複数のツールで調べたり、あくまで「参考」という認識にしてください。
厳密に正しい順位ではありませんが、同じツールを使い続ける事によって、 「順位の推移を調査する」という事は可能で、SEO対策の参考になるはずです。 ※「検索結果件数」というのは、そのキーワードで検索した結果、どれだけのサイトが表示されるのかという数です。
数が多ければ、それだけ競合サイトの数が多いということです。
ただ、あくまでも目安であり正確な情報ではないようです。
4:順位の記録を残す
・・・これからSEOをしていくにあたって、順位を記録して残しておきましょう。
まずは「SEOをはじめる前」を記録し、日々順位をつけていきましょう。 これは上司の方などに対しての「SEOを行ってどのくらい順位があたったか」という指標になります。
個人的には「GRC」という順位チェックツールを使用しています。
1台のPCでしか記録が取れないのが難点ですが、使いやすいですし有名なツールですので、上司やお客様に「GRCのデータです」と言うことができます。
■資料
検索順位チェックツールGRC

----------------------------------------------------------------------------------- ○

競合サイトを分析しよう


∟自分のサイトを分析したら次に、同業者、ライバル会社のサイトを見てみましょう。
1:同業者、ライバル会社のサイトの「meta name="keywords"」の所を見てみましょう。
同業者、ライバル会社がもしSEOをしていれば、ターゲットとなるキーワードが入っているはずです。
勿論、現在ここに記述してもSEO効果は無いので書いていないサイトも多くあると思います。
2:同業者、ライバル会社のサイトの「<title>」の所を見てみましょう。
同業者、ライバル会社がもしSEO対策をしていれば、ターゲットとなるキーワードが入っているはずです。
参考にするポイントとしては、
例えば、ライバル会社のサービス内容・サイト内容などがあなたのサイトとかなり似ているようであれば、そのライバルサイトと同じキーワードを使うというのも一つの手段でしょう。
また逆に、ライバル会社との競合を避けるためにあえてそのキーワードを使わないという考え方もできます。
<例>


<title>ユニフォーム.net</title>


3:自分の会社のターゲットとなるキーワードの案で、どんなサイトが出るかを調べる為、いくつか検索エンジンで入力して、他社のサイトを分析してみましょう。
自分の会社の業務、自分の会社のサイトに近いサイトが表示されるか、確認しましょう。
自分の会社の業務、自分の会社のサイトに近いサイトが表示されれば、そのキーワードで検索しているユーザーの自分の会社の内容がマッチしている事になりますので、そのキーワードが有力候補となります。
また、関係ないサイトが多数出てくるようであれば、そのキーワードの使用を避けたほうが良いかもしれません。
◆この「検索結果で競合を分析」というのは、のちにコンテンツを作成する際にも大変役に立ちます。
・検索結果に表示されている全サイトの見出し、説明文を見てGoogleの「多様性」を把握する。
・検索結果に表示されている全サイトの見出し、説明文を見てユーザーの検索意図を探る
------------------------------------------------------------------------------------

続きをみるには

残り 85,554字 / 28画像

¥ 500

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?