(株) 信州白樺クラフト製作所

(株) 信州白樺クラフト製作所

    最近の記事

    株式会社への思い

    会社設立2022年8月25日、これまで任意団体として活動していた信州白樺クラフト製作所を株式会社として登記しました。 森林・地域・公共・サステナブルという社会的テーマの高い事業なので、NPOにすることも考えて最後まで迷いました。 それでも最終的には「白樺林を保全・再生する取り組みを通して新たな産業基盤をつくる」という目的に立ち返り、きちんと収益を上げられる会社をつくり、長野県立科町の白樺高原で持続していく産業にするという結論にいたり株式会社を選択しました。 子どもに名前

      • 白樺の間伐2022

        2022年10月4日、私たちがかねてより課題感を持っていた県道40号沿いの白樺を間伐しました。 ここは20年前に地域の方々が思いを込めて白樺を植樹した経緯があり、白樺高原の象徴として地域に彩りを添えています。私たちは寿命50年の白樺を保全し、この景観をいつまでも絶やさずに次の世代まで残すためには継続的な整備が必要だと考えています。 木を間伐すること自体は特別なことではないのですが、白樺の間伐となると異例だそうで、林業の方もあまり経験がないようです。間伐は主に建材として利用価

        • ククサづくりワークショップ

          長和町のナガワクラフトさんでククサづくりをしました☕︎ ナガワクラフトさんは地元の材にこだわってたくさんの魅力的なクラフトを作られていて、木の器をはじめ台所用品、生活雑器、家具、インテリアなど幅広く手掛けています。 今回は芯材を切り出したところからのスタートで、みんな「ここから⁉︎」という驚きとともに始まりました。 そのすぐあと、先生が「ほぼ機械でやるので大丈夫ですよ」と言ってくださってみんなひと安心。ワクワク感が戻ってきました! 下絵を描く まずは好みの型を決めて下

          • 店舗販売のお知らせ

            先日、御代田町にあるpace aroundさんに納品させていただきました。 お店は標高1000mの林道沿いにあり、大浅間カントリークラブのすぐ近く、西軽井沢の深い森に囲まれた素敵な場所にあります。入口を入ってすぐのこの大きな窓で切り取られた景色はいつ来てもハッとします。 この素敵なロケーションの中で、アンティークファニチャーや食器、パン、珈琲、ワイン、ファッション、文房具など幅広いジャンルを集めた人気の雑貨店です。 思わず手にとってしまうものたちがあちこちに並べられてい

            生命の水

            こんにちは。信州白樺クラフト製作所です。 長く厳しかった冬が明け、長野県も桜の季節になりましたね^^ 山に住んでいると桜を見ることができるのは5月くらいなのですが、代わりに白樺の樹液をいただくことで春の訪れを感じています🌿 白樺の樹液初春の二週間、朝の気温が0℃を上回るころ、白樺は大地からたくさんの雪解け水を体中に吸い上げ、枝の先まで行き渡らせて芽吹きの準備を始めます。その水が白樺の樹液で、まさに生命の水なんです! 樹液はほんのりと甘い味がして、まろやかです。 アミノ酸や

            収穫祭2021

            こんにちは!信州白樺クラフト製作所です。 大変遅ればせながら、昨年7月におこなった白樺林の整備について振り返ってみたいと思います。これは私たちにとって初めての試みであり、年に一度、森の恵みを享受する貴重な機会なので「収穫祭」と名付けました。 収穫祭の目的この収穫祭は、私たちが今後シラカバを地域資源として活用し、継続的に整備するため、間伐において得られる資源量を試験的に算定することを目的にしています。そのため第一回目はシラカバ一本あたりの樹皮、葉、心材の回収量を測ることを目標

            クラウドファンディングの御礼と近況報告

            こんにちは!信州白樺クラフト製作所 代表の渡部です。 9月に入り、一気に朝晩の寒さを実感するようになり秋の気配を感じる白樺高原です。 さて、先日の記事では私たちがクラウドファンディングにチャレンジしていることをお伝えさせていただきました。今回はその経過報告と応援していただいた皆様へのお礼をお伝えできればと思います! 後世に残したい。信州白樺高原のシラカバの樹を100年先の子どもたちへ 6月よりスタートしたクラウドファンディングですが、実施の背景には美しい白樺林を後世に残

            白樺樹皮細工の育成コースがはじまりました!

            7月より毎月一回、全8回の講習を受けて白樺樹皮細工の技術を身につけていただく「育成コース」がスタートしました。 今回多数の応募の中から選考させていただき、記念すべき第一期生として選ばれたのはこちらの5名です💁🏻‍♀️✨ 写真左上から逆時計回りで、 ・中山真紀さん ・柴田祐樹さん ・松本貴子さん ・牧内久美さん ・斉藤紗智子さん 右上は講師の小林卓先生です。 このメンバーで信州の新しい特産品づくりにチャレンジしていきます。 皆さま温かい応援をよろしくお願いいたします!

            後世に残したい。信州白樺高原のシラカバの樹を100年先の子どもたちへ

            こんにちは!信州白樺クラフト製作所 代表の渡部です。 今回はこの記事を読んでくださっている皆さまにご支援のお願いがあります。 私たちは信州白樺高原の白樺林を維持保全し、素晴らしい景観を後世に残すために活動していますが、この度、白樺の間伐費用を賄うためにクラウドファンディングで寄付を募らせていただきたいと思っています。 ☆ご寄付はこちらから☆ ■実施の背景:美しい白樺林を後世に残すための整備が必須  私たちの住む白樺高原にとって重要な観光資源でもある白樺ですが、この素晴ら

            白樺の今とこれからの話③

            こんにちは!信州白樺クラフト製作所です。 寒い日は−10度を下回り、暖かい日は10度を超える気温差が続き、3月の陽気の信州蓼科です。寒いのは身体に応えますが、空気が澄み渡っていて、真っ青な空に白樺の白肌が映えています^^ さて、前回の記事では白樺の生育や白樺高原の現状について書いたので、今回は白樺を活用するための環境づくりについて書いていこうと思います! 白樺が健全に育つための循環をつくる 白樺高原で暮らしている私たちにとって、白樺は一本の木であると同時に、重要な観光資

            白樺の今とこれからの話②

            (2022.11.24更新)こんにちは。信州白樺クラフト製作所です。 第二回目は、白樺の生育についてのお話と、ここ信州白樺高原の白樺たちについて書きたいと思います。 パイオニアツリー 白樺は、樹木などがまだ生えていない荒地(伐採後や土砂災害、山火事跡)に真っ先に種を飛ばして育つパイオニアツリー(先駆性樹種)※と呼ばれています。これらの樹木は他の木が生きていけないような強い日射しや乾燥・低栄養・寒冷等の厳しい環境下でも自分の力でたくましく生きていくことができます。このパイオニ

            白樺の今とこれからの話①

            読者のみなさま、初めまして。 信州白樺クラフト製作所と申します。 突然ですが、皆さんは「白樺」と聞いて真っ先に何をイメージしますか? 一本の白い木そのものや、北欧・北海道・長野県といった地名、または旅行先で買うお土産のクッキーの名前などを思い浮かべる方が多いと思いますが、すぐにイメージが湧かないという方もいるかもしれませんね。 このnoteでは、白樺が持っている素晴らしいパワーについて、そして私たち信州白樺クラフト製作所の取り組みについてお話しします! ◇◇◇ 信州白