子ども達の未来にできること
💎 制限される子ども達
疫病が流行り始めたのは、
息子が中1、娘が小4の終わり頃だった。
学校からは
「してはいけないこと」と
「しなくてはいけないこと」の
ルールが次々に発表された。
娘が小5の春には、登校することすら
「してはいけないこと」になってしまった。
学校に通えるようになった後も
給食は黙食、運動会は大幅に縮小、
修学旅行は都道府県を超えない場所へ変更と、
制限項目は増えていくばかり。
当時のテレビは、
不安になるようなことばかりを
しかめつらの大人達が毎日繰り返すから、
子ども達はテレビを見なくなり、
楽しそうなYoutubeにハマっていった。
オモシロ実験やリアクション動画を見て
さも自分が体験したかのように内容を語り、
疑似体験をがしがし増やしていった。
当時、「Youtube漬けは悪いこと」になってたけれど、
子ども達が楽しめる場所があってよかったと思う。
全方向から「ダメ」ばっかり言われる毎日なんて、
子どもも大人もつまらないよね。
💎 委縮していく子ども達
「 外に出るのが怖い 」
「 外食するのも怖い 」
「 家に居ると安心 」
「 友達と話す機会が減った。
たまに話すと何を話していいか分からない 」
といい始めた子ども達。
疫病が収まりをみせた今も
相変わらず外出や外食がおっくうな様子。
自閉症の息子は、
『いつもと同じが安心』
『外食より、家で食べるご飯がいい』
『知らない人と話すのが苦手』
という特性が更に強まってしまった。
自閉症ではない娘までが、
「外出も外食も人も怖い」と言い始めて、
行動範囲が狭まり、
友達との交流も減ってきたので、
「早くどうにかしないと」と、ずっと悩んでいた。
💎 体験と冒険
来年は受験生で忙しくなる二人なので、
『 今年の夏休みは、行動して、冒険もしよう❣
引きこもらずに外に出て行こう❣ 』
と宣言した。
二人の恐怖心を取り除くために
「 一緒に居るから大丈夫❣ 」と伝えた。
夏休みの前半は旬杯の合い間に、
後半はnoteを減らして子ども達に付き添い、
無事に二人とも行動と冒険ができた。
私にとっても忘れられない貴重な経験になった。
息子 👉 オープンキャンパス(興味のある学部の体験)
娘 👉 博物館で見て体験して学ぶ(教科書やネット以外からの学び)
💎 子ども達の未来にできること
結論から言うと、
「制限された日々で委縮した」子ども達に、
「行動から学ぶ経験」をプレゼントしたい。
子ども達の未来のために、
いま私が親としてできること、
やりたいことはそれに尽きる。
ネットや本からの情報だけでなく、
自らの行動や体験から学ぶことで、
自信がついてくるし、
芯が強くなり、
しなやかになれる。
理想論すぎるかもしれないが、
トライする価値はある。
これからは
「 とりあえずやってみよう❣ 大丈夫大丈夫❣ 」
と明るく引っ張り出していきたい。
子ども達にも
自分にも言い続けて
お互いに行動し続けて
それぞれ成長していきたい。
久しぶりのエッセイです。
超絶まじめモードで語っちゃいました。
最後まで読んで下さってありがとうございました💕
優しいお気持はありがたく、ちゃっかり頂く方針にしました💖