本当の答えが見つかりにくい時に考えられること

今日は耳が痛い話になるかもしれない。しかし、単に問いをぶつけられて痛い!となるだけではなく、ちゃんと答えが見つかるであろう方法も述べているので是非読んでいただけるとありがたい。

自分のことが分からない、本当の気持ちを知りたい、でも分からない。

変わりたい!でも変われない。

セミナーに行ったり、本を読んだり、プロに相談してもどこか腑に落ちないなんて経験があるかもしれない。

実は、自分でも気付きにくいけどこんなことが考えられる。


実は本当に答えを知りたいと思っていない?

・本当に自分の答えを知りたい、叶えたいと心の底から思っているのか?
 
・自分の本音を知ることを、どこかで恐れてはいないか
 
自分を適当に扱ったり、自分を責めたりしていないか
 
 

そんなはずはない。そう思いたい気持ちはとてもよく分かる。解決しようと行動だってしてる。そうすることは素晴らしいのだけど、そもそも考えてみて欲しいことがある。

・何のために自分の答を知りたいのか?
・自分自身が幸せになるため? それとも、他の目的のため?
・自分を幸せにしたいと本当に思っている?

これが自分と対話していく、ということ。


中には

 ・自分が幸せになるため、というより他人に承認されるため
・自分が本当に幸せになることに、どこかでブレーキをかけている
・出てきた答えを受け入れるのが恐い


本当は このように思っていながらセッションを受けてみたという人も少なくない。
こうした場合、実際は自分を受け入れることを許可していないので、手法ややり方だけを真似してもあまり変化はない。 


本当に自分自身とつながりたいのであれば、自分に嘘をつかず、自分のことを好きだと思えているだろうか?自分を信じてあげられているだろうか?
 
あるいは、今それができていなくても、どんなことがあっても自分を受け止める覚悟があるだろうか?
それが、この問いに対する唯一全ての回答だと感じている。


相手に何とかしてもらおうと思っている時点で効果は薄い

カウンセリングやコーチングなどを受けたら答えが見つかる、状態が良くなると思って受けてみる人が少なくないのだけど、「答えを見つけてくれる」「状態を良くしてくれる」と相手に委ねている人は残念ながら思ったような効果は得られない。

これも受ける時にどれだけ自分で変化することを許可できているのか、つまり本気で見つけたいとか、良くなりたいと思い、自分はそうなれると信じられているか。自分で見つけようと思っているか。というか、そもそも答えは自分でしか見つけられない。もし、あなたはこうですよ。とか言っている人がいたらそれはヤバイですよー。意外と決めつけてくる人はいるので、出会ったら是非ご注意を。

話がそれたが、たとえ言葉や頭で本気だと言っても変わらない。無意識レベルで思えているかどうかなのだ。だからなかなか気付きにくかったりする。

「本当に変わりたいんです!」と言いながら心底では恐いと思っている。自分でブレーキをかけているのだ。まずは急がずにその恐いという感情と向き合い解消することから始めないと望む変化は起こらない。

これらは目に見えないものだから分かり難かったりする。ただ少なくとも言えるのは、「答えが見つかったらいいな」くらいの思いでは何をしてもあまり効果はない。

「答えが見つかったらいいな」とは「別に見つからなくてもいい」とも言えるのだから無理に見つけなくてもいいのではないかとも思う。まだタイミングではないのだともいえる。だから本当の答えが見つからなくて悩む必要はないのだ。それでも見つけたいのであれば、上記の問いの答えから取り掛かってみることで少しずつ変化が起こるだろう。

私は本当の答えを知って欲しいと願っているので、何とか一歩を踏み出してみることを心から応援している。


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