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自己理解して変化した人間関係【恋人とお別れ】

皆さまお元気でお過ごしでしょうか?

タイトルが全てを物語っている感があるかもしれませんが、結婚を見据えて数年間交際していた彼とお別れしました。

お別れするに至った理由は価値観の相違です。
漠然と出来事だけ捉えたら「めっちゃ悲しい出来事!ネガティブ体験!辛い!」ってなるんだろうけど、「全ての出来事に意味がある」と捉えるならば、今回の経験も私にとって大切な宝物になるんだと思います。というか宝物。

↑自己理解をして自分の価値観が明確になった今この経験をしたこと、すべて意味があることだと思っています。

今は、価値観がすれ違った部分を深掘りすることで出てきた「答え」から、自分が満たしたかった価値観、満たされていなかった価値観を洗い出すことに必死になっています。

義務的ではなく、自分がそうしたいと思ってやっているので全く苦ではなく、それもまた不思議。

ここから先は自分用のメモを公開する感じになるので、誰かに何かを伝えるためというよりは「今回の経験を私はこう捉えている」という備忘録的なものになります。

お相手の価値観や考えを公開することは控えるため、具体的な内容の記載がないペラペラとした文章になります事をご了承ください。




私は「深く知りたい人」だった、なのに



これまで未来方面の話題に対して建設的な話し合いをしてこなかったツケが回ってきた感覚があります。

核心をついた質問をあまりしなかったからこそ、今このタイミングで大きな溝となって表れたのだと思います。

それはある意味ではお互いの「優しさ」だったり「相手に歩調を合わせる」ような良さでもあったんだと思う。喧嘩みたいな意見のぶつけ合いというか真剣に会話する機会が極端に少なかったから。

それが私の相手に対する優しさなんだと思ったけど、自己理解した今の私にとってはすごく違和感があった。

その違和感の正体を突き詰めると、今の私は「もっとお互いの価値観の違いを理解したいし、理解を深めた上で深い人間関係を築きたい。」と思っている人間なのだと分かった。(とにかく深めたい人)

それなのにこれまでの私は、自分の価値観に蓋をしてでも相手に合わせてたり、「きっと相手はこう思ってるだろうから合わせておこう」って勝手に想像してただけなんだと思う。
直接確認もせずに解釈しちゃうってある意味怖いよね。今はそう思うけど、本当に当時はそれが良いことだと思ってた。びっくり。

本当にそう思ってるかどうかは相手にしか分かんないんだから確認すれば良いだけのことなのに!

そして、なぜそのような思考に至っていたかをさらに深堀ると、根底には「嫌われたくない」という感情があるからだと気づきました。

本当の自分は「ありのままの自分で相手と向き合って、たくさん質問をして相手のことを深く理解することで真の人間関係を築きたい(そして私も聞かれたい)」のに「嫌われたくないから建設的な話し合いを避けた」。

この「嫌われたくない」はさかのぼるとかなり昔から私の中に存在していて、今まさに「なぜ」の深堀りをしているところです。まだ実は答えが出せていない…!

【現在湧いている感情の整理】

①悲しい


やっぱり人と別れるのは悲しくなる。めちゃ泣いた。

でも、なぜ悲しい?
→まだ心のどこかで、一度出会った人との関係が終わることそのものに怖さがある。仲の良い友人であっても同じような感情になったと思う。

これまでの楽しかった思い出とか、過ごした時間の長さとか、そういうことを思い出して泣いた。

そして、相手から「今まで楽しかったよ」とか「思い出たくさんありがとう」的なことを言われた時に感情がブワッと動いた。今思い出しても泣けるレベル。

抽象的に捉えると、
ひとつの物事が終わるという事実に対して、関連する楽しかった思い出を色鮮やかに思い出すことで「今日で終わるんだ」と実感が湧き、感情が動く。

何かの節目(終わり)で泣いた経験を具体的に思い返すと、卒業式で泣いた時、CAとしてのラストフライトが終わった後に泣いた時と、どちらも同じ原理で泣いていることが分かった。

一度抽象化すると、相手や物事は違えど同じ原理で感情が動いてることに気づけた。

だからきっと私は、今後も何かが終わる時に思い出の濃さに応じて泣くんだと思う。でもそれが私。


②悔しい


これは完全に最上志向の暴走。
人間関係を良好に築けなかった…だから悔しいって感じ。
でも実は、今回の件に関しては、自分もっと上手くできたでしょ!っていう気持ちがあんまり湧かない。
お互いの価値観の相違に対して譲り合えないね、と結論になったからこそ「こりゃ仕方ない」って思えるからかもしれない。

そして、こんなに悔しいと感じるなら、相手と定期的に会話して、怖がらずに考えや価値観を確認したらいい、と思う。

③不安


この先、私は人と深い関係を築けるのかなーーーーって。そういう不安。
でも、不安に感じるということは、より深い人間関係を築きたいっていうことだと解釈できるし、そういう人間関係を心から求めているということに気づく。そしてそうすることで価値観を満たせるのだと思う。

④感情が動く分、心の疲れが生じる


人と真剣に話し合うのって疲れるんだなって学びました。
テストを受けた後の脳疲労みたいな疲れ。
感情がめちゃくちゃ動くし、相手の感情もすごく移り変わる様子が読み取れるし、そんな中で自分の思いを言語化する作業って、けっこう体力使うんだなって。

でも、体力使うって分かっててもちゃんと建設的な会話をしながらぶつからないと分からないことがたくさんあるって学んだし、ちゃんとぶつかり合って話し合うことができる人との関係の方が私は心地よいと感じると気づいた。

⑤申し訳ない


きっと相手にとっては、これまでの私と今の私はかなり違う人に見えていると思う。正直私自身も自分が変わったというか、これまでの自分は偽りだったと感じているからこそ。どっちも自分ではあるけど、これまでの自分は他人軸で嫌われることを極度に恐れていた仮面をかぶった自分。

決して騙していたわけではないけど、彼からしたら騙されているような感じがしたかもしれないと思うと申し訳なくなる。

100%ありのままの私の状態で最初から出会っていたら、彼は出会った当時から「この人合わないかも」と思って付き合うこともなく、別の人とその分時間を過ごせていたかもしれないと思うから。

・・・うーん。

とはいえ、仮にそうだったとしても私はそもそも過去のことをアレコレ思い出して「こうしたらよかった」って考えることがあまり好きじゃない上、お別れした今でも、彼と過ごした時間は素晴らしい思い出と捉えているから、

彼が騙されたと感じているかも→だとしたら申し訳ない」

ただそれだけなんだと思う。
騙されたと感じているかは本人に確認していないから分からない。
確かめるなら本人に聞くしかないけれど、お別れしてしまった相手に今さら聞いてどうするの?とも思うので、またもし彼とお話しする機会があったら、その時に確認して伝えたいとは思う。今じゃないね。

⑥自分の伸びしろへの期待


他の感情はネガティブだけど、今回しっかりと自分軸を持った状態で相手と対話できたことがすごく嬉しかった。
結果的にお別れすることになってしまったけど、「そもそも人は誰しも違う人間で、変えることはできない」「だからこそ会話することでお互いを深く理解できる」という事を実体験として経験できたから、これからの人間関係は今までよりも深く築けるんだろうなっていう私の期待。のびしろしかないなって。
そして、そういう人間関係の築き方を心地よいと感じる人と関係を深めていけると思ったら、すごく嬉しい。

自分が誰かの「合わない人」であるように、私にも「合わない人」が出てくると思う。

昔の私は「合わない人」に対しても自分の価値観を捻じ曲げて合わせようとしてきたけど、それは偽りの自分で相手にアジャストしただけの人間関係であり、相手に嘘をついているようなものだから、そんなことをするくらいならありのままの自分で最初から出会いたいと思う。

まとめ

一見すると元気そうに見えるかもしれないけど、やっぱり辛いよ!!!!
自己理解の効果がこうして今までの人間関係に表れて、ある意味での怖さも感じてます。

でも、私が経験するすべてのことには意味があるって信じていたい。
今回の経験を無駄にしたくない。

そんな思いがあるので、今は次々出てくる感情に蓋をせず、傷ついている心を自分でちゃんと認めてあげたいと思います。

ここまで、お読みくださりありがとうございました!

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