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イベントやフェアで情報収集をしよう ―オンラインで海外大学院に行こう! マガジン #35

こんにちは。
岸 志帆莉です。

これまで「オンラインで海外の大学院に行く」というテーマで定期的に情報をお届けしてきました。

ここからは実践編として、「私も一歩を踏み出したい!」という皆さんにお役立ていただけるような内容をお届けしていきます。まずは大学院を目指すうえで最初のステップとなる情報収集について考えていきましょう。今日はイベントやセミナーでの情報収集についてお話しします。

留学関係のイベントやフェアは年間を通して開催されています。コロナ禍以降はオンラインやハイブリッド方式で開催されるイベントも増えており、遠方からでも参加できるようになりました。自宅にいながらたくさんの大学と出会えるチャンスが広がっています。


広域対象の留学フェア

まず特定の国に限らずさまざまな大学と出会いたいときは、広域対象のフェアがおすすめです。たとえば日本学生支援機構(JASSO)が開催する海外留学フェアなどがあります。駐日EU事務所もヨーロッパ全域を対象とした留学フェアを開催しています。基本的には現地留学を希望している人向けのものですが、世界各国の大学に関する幅広い情報を入手するにはとてもよい機会です。オンラインでの進学を見学している皆さんもぜひチェックしてみてください。

特定の国や地域を対象とした留学フェア

特定の国や地域を対象としたイベントもあります。たとえばアメリカだとアメリカ大学院留学フェアアメリカ留学EXPOなどが有名です。イギリスだとブリティッシュ・カウンシルが定期的に英国留学フェアを開催しています(ここ数年はコロナの関係で中止されているようです)。そのほかカナダ大使館が主催するカナダ教育セミナーシリーズや、オーストラリア政府主催のオーストラリア留学フェアなどがあります。

英語圏以外でもさまざまな機関が留学関連イベントを開催しています。たとえばフランスについては政府留学局(campusfrance)が留学関連のイベントを頻繁に開催しています。ドイツに関してはドイツ学術交流会(DAAD)がさまざまな情報を発信しています。中華圏では中国語検定(HSK)などが中国留学・就職フェアを開催する例があります。

個々の大学のオープンキャンパス

個々の大学が主催するオープンキャンパスは、それぞれの大学に特化した詳しい情報が得られるとてもよい機会です。最近はオンラインでオープンキャンパスを開催したり「バーチャルキャンパスツアー」を公開しているところもあります。教職員や卒業生と知り合いになれるチャンスもあるかもしれません。

とにかく人に会ってみよう

最後に、大学院を探すプロセスのなかでぜひさまざまな人に会ってみることをおすすめします。イベントやフェアは大学の先生方や卒業生とも知り合いになれるチャンスです。大学が発信する情報からはわからない生の雰囲気を知ることができます。留学フェア等の機会を使って、ぜひ積極的に人とつながってみてください。将来の先輩やクラスメイトにも出会えるかもしれませんよ。

インターネットでの情報収集についてはこちら:

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このたび、私のnoteで連載してきた「オンラインで海外大学院に行こう!」マガジンが書籍になりました。

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