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「オンライン留学」に関する疑問への回答②【入学後の学習と生活編】

皆さまこんにちは。

先日私のnoteで「オンライン留学」に関する疑問・質問を募集しました。

前回に引き続き、今回も皆様から頂いたご質問に対し一つひとつ回答していきたいと思います。

2回目となる今回は、【入学後の学習と生活編】です。主に入学後の学習や生活に関する質問にお答えします。

なお本稿で初めてご来訪くださった方のために概要をお伝えすると、本企画はオンラインで海外大学の授業を履修し卒業すること(以下「オンライン留学)に関する様々なギモンに対し、経験者である私が自身の体験を元に回答するという企画になります。そのため、回答内容はあくまで筆者の個人的体験がベースとなっています。主観的な内容もかなり含まれていますので、あくまで参考程度に捉えて頂ければ幸いです。

それでは早速参ります。

1.授業内容について興味があります。修士論文、スクーリング、試験など…。ディスカッションなどのグループワークや発表はあるのでしょうか?もしあるということでしたら、ZOOMなどのツールを使って行ったりするのでしょうか?

授業内容についてお答えする前に、まずUCLでの各プログラムの構成について簡単にご説明します。

私が在籍したUCLでは、卒業までに必要な単位数は合計180単位でした。具体的な構成としては以下の通りです。

・オリエンテーション(2週間)※単位にはならないが参加必須
・必修授業(合計2コース、計60単位)
・選択授業(合計2コース、計60単位)
・修士論文(60単位)

各授業の期間は約3ヶ月でした(クオーター制=4学期制)。そして実際の授業は一週間単位で進んでいきました。

一週間の流れとしては:

事前リーディング&その週の課題内容が発表される(だいたい月曜日)

グループワーク

個人ワーク

課題提出

先生からのフィードバック

復習

までで大体一週間という流れでした。

事前リーディングは毎回パターンが決まっており、学術論文を2~3点、あるいは書籍の1~2章分を読んでくるという内容が多かったです。授業によっては動画レクチャーの視聴がセットの場合もありました。

事前リーディングを読み終わった人から、グループワークに入っていきます。ちなみに授業内のグループ分けは一週目の冒頭で発表されます。その後学期の終わりまで、メンバーは基本的に固定です。だいたい3~4名の少人数制で各週のグループワークに取り組んでいきます。

グループワークの内容は多種多様です。基本的にディスカッション(テキストベースによる非同期ディスカッション)は毎回必ずあります。加えて、グループでプレゼンテーションを作ったり、ビデオ教材を作ってみたり、プロジェクトを企画したりと、様々な種類のグループワークがあります。授業あるいは週によって内容が変わります。

グループワークで得た気付きを元に、その後個人ワークに入ります。そして個人あるいはグループとしてその週の課題を提出します。そこまでが一週間の学習内容です。

Zoomを使ってのリアルタイムディスカッションについては、無いわけではありませんでしたが、基本的に時差も学習環境もバラバラなことが前提のため、あまり一般的ではありませんでした。ただグループ分けは居住地が基準となっていることが多く、時差が近い人たちが集まっていたため、グループによっては声を掛け合って自主的にリアルタイムのミーティングを持っている人たちもいました。

スクーリングについては、オンライン受講の場合必須ではありません。試験については、授業によっては記述式の試験がありました。UCLの場合、既述試験は東京・飯田橋にあるBritish Councilの施設で実施されていました(イギリスの大学の場合、大体British Councilで実施されることが多いようです)。私も在学期間中、British Councilで2回ほど記述式試験を受けました。試験自体はあまり好きではありませんでしたが、普段オンラインでやりとりしている仲間と実際に会えるのは嬉しかったです(UCLの学生はだいたい毎回数名しかいませんでしたが)。

修士論文については、後半で別途ご説明します。

2.普段の授業は、すべて動画になるのですか?視聴したら出席1回とカウントされるイメージですか?

動画視聴が必須かどうかは授業によります。授業によっては動画レクチャーの視聴が必須な場合もあります。

ちなみに出席に関する考え方は、通学型とオンライン授業の場合とでかなり異なるかもしれません。UCLの場合、ただMoodleにログインしたりレクチャーを視聴しただけでは出席と見なされませんでした。課題を提出したりグループワークで発言したりといった目に見える成果を上げて初めて「出席」したと見なされるため、そこはシビアだと思いました。

3.テキストなどの教材も、可能なら実物を見てみたいです。指定された教材以外にも、自習で使ったものがあれば教えていただきたいです。

テキストや教材の種類は様々でした。教科書として指定されていたのは、専門分野の学術書、学術論文、大学院向けテキスト等がメインでした。その他の教材としては、大学側が作成したレクチャー動画や過去授業の録画などがありました。

自習においては、学術論文や書籍等を自分で探して活用していました。基本的に、必要な文献はほとんど大学のeライブラリー(電子図書館)から入手できるので、少しでも自分のテーマに関連しそうな論文を見つけたらすかさずダウンロードし、スマホに保存して会社の昼休みや通勤時間等に読み進めていました。大学のライブラリで閲覧できない文献があれば、Kindle等で購入してやはりスマホ上で読み進めていました。

ちなみにご参考までに、私がオンライン留学生活の中で最も活用した本をご紹介します:

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Robson, C. (2011). Real World Research. Third edition. John Wiley & Sons.

社会科学系の研究のガイド本です。社会科学系はこれ一冊でOKというくらい網羅的な本です。二度目の大学院生活でもフランスまで持っていって使い倒しました。今でもたまに参照します。一生手放せない本です。

4.学習資料はどうやって入手するのですか?

授業で使用する文献や事前リーディング等は、基本的に大学側が用意し、毎週コースウェア上にアップしてくれていました。そのため自分で何か探したり追加で用意したりといった必要はありませんでした。

しかし期末課題(論文or論述試験)については別で、各自でテーマを決めて自主的に進めていくため、文献等も全て自分で探さなければなりませんでした。また修士論文も同様、自分で一から先行研究を探していくことになります。

ここで便利になるのが、やはりeライブラリー(電子図書館)です。UCLではかなりの数の学術データベースを定期購読しており、そこから膨大な数の学術雑誌にアクセスできるため、ほとんどの資料検索をオンラインで完結することができました。また学術書をはじめ書籍の蔵書も膨大で、ほとんどeBook形式で閲覧することができました。そのため、現地の図書館に足を運ばずともリモートでかなりの情報にアクセスすることができました。

よって基本的にはeライブラリーを限界まで使い倒すというスタイルをとっていました。その上でさらに必要な資料があった場合のみ、自費で購入するという形をとっていました。

5.講義の時間と自主学習の時間はどれくらい?一日の学習時間はどの程度だったのでしょうか?

UCLのウェブサイトでは、各コースの合計学習時間を300時間程度(目安)と示しています。これは一日当たりに換算すると2.5時間程度となります。振り返ってみると、確かにこのくらいは学習していたかなと思います。英語に自信がない方は、もう少し多めに見ておくと良いかもしれません。

ただ仕事や家庭があると、毎日決まった時間を学習に費やせるわけではないと思います。実際私も、出張や残業等で一切勉強できない日や、全て忘れて寝てしまいたい日など、色んな場合がありました。そのため実際には一週間あたりで帳尻を合わせていました。土日のどちらかを潰して帳尻を合わせることも多かったです。このあたりは、ご家族の理解と協力が必要になってくるかと思います。

6.時差があるときは参加しにくかったりする?時差によってはリアルタイムでの受講やディスカッションが難しいこともありそう。

UCLの場合、本当に世界中から学生が集まっていたので、時差に配慮しリアルタイムの参加が求められる機会はほとんどありませんでした。実際私が在籍していたMA Educationでは、リアルタイム参加が必須の授業は一つもありませんでした。唯一、入学時のオリエンテーション(二週間)のみ、ロンドンの現地時間に合わせて全日程が組まれていました。しかしリアルタイムで参加できなくても、後々録画を視聴するなどして非同期的に参加することができました。実際多くの人がそのような方法で参加していました。ちなみにこのオリエンテーションのように、特定の時間に合わせて日程が組まれている授業の場合、3種類の参加方法が用意されていました。

・現地参加
・オンライン(リアルタイム)参加
・オンライン(非同期)参加

現地参加というのは、文字通り現地の教室に集合して皆で授業を受ける方式です。オンライン(リアルタイム)参加というのは、授業の生配信を視聴しながら、コースウェア上でディスカッション等にリアルタイムで参加する方式です。オンライン(非同期)参加は、授業の録画を後々自分のペースで視聴しながら授業に参加する方式です。

このあたりの違いについては下記記事に詳しく書いていますので、よければ参考になさって下さい。

まとめると、オンライン受講の場合、時差の心配はそこまでしなくて良いと思います。さらに言うと、欧州の大学院に通う場合、日本在住者は時差が逆にメリットになる場合があります。というのも欧州における朝が日本の夕方にあたるため、仕事終わりに現地の授業にリアルタイムで参加できることがあるからです。

また日本の方が8~9時間進んでいるため、課題の締め切り時などは、直前の時間を有効活用することもできます。例えばイギリス時間で夕方5時が締め切りの場合、日本時間だと夜中になります。なので締切日の夜中まで粘ることができます。一方アメリカなどの場合、当日の朝に締め切りが来てしまうため、徹夜でもしない限り直前の時間を有効活用することはできません。この差は本当に大きいです。夜の8~9時間は本当に大きいです!!(大切なので二度言います)。あと締め切りが延びたような錯覚に陥ることができ、精神的にも安定します。勿論、直前まで粘らなくてもいいよういつも学習を進められたらベストなのですが、私などいつもそういうわけにもいかず……。なので日本在住者については、むしろ時差を利用するくらいの気持ちでいた方がいいと思います。

7.教授や他の生徒とリアルで会わなくても、充分に学べるのか?リアルなら気軽に質問したり会話できたりするが、オンラインだとその気軽さがないのではないか?

このご心配はごもっともだと思います。やはり対面でのコミュニケーションから学べることは計り知れないです。オンライン授業によるコミュニケーションについては次回の記事で詳しく取り上げますが、やはり工夫が必要だと思います。

一方「オンラインだとその気軽さがないのではないか」という点については、そこまで心配はいらないかなと思います。コロナ禍以降、オンライン授業に関する様々な調査が実施されていますが、むしろオンラインの導入により質問がしやすくなったと回答する学生も一定数いるようです。

理由はやはりテキストベースのコミュニケーションにあるかと思います。例えば実際に教室内で発言をする場合を考えると、ディスカッションの流れを読んだり、相手の話が終わるのを待ったりといった作法が必要になります。しかしチャットの場合、そこまで神経質になる必要がないため、より気軽に質問やコメントを寄せられるようになったという事ではないかと想像します。

このあたりについては、下記記事でもお話ししているので、併せて参考になさって下さい。

もちろん、教室で先生や生徒と膝を突き合わせて学べる環境が貴重であることは、疑いようがありません。一方、個人的な考えを述べれば、教室での学びはあくまでマイルストーンであり、本来の学びの場は社会にあるものと思っています。対面授業かオンライン授業かにかかわらず、教室で吸収したことをいかに自身の持ち場に持ち帰り、社会の中での成長に活かしていけるかが本質的な課題ではないかと思います。

8.積極的に発言できないと取り残されてしまうのではないか?

この点については、仰る通りかと思います。海外大学では発言しない人は出席したと見なされない傾向がありますが、オンライン授業の場合、そこはさらに厳密な印象です。というのも、テキストベースの参加が基本であることから、活動履歴が全て目に見える形で残るため、参加をしていない人は一発でわかってしまうのです。よって「ディスカッションで発言した」「グループワークに参加した」など、参加の証拠を目に見える形で残していくことが重要となります。

しかしオンライン授業の場合、そこはノンネイティブこそ有利だったりします。というのも、テキストベースのディスカッションでは会話力が必要とされないため、読み書きさえ英語でできれば十分についていけるからです。わからない単語があっても辞書で調べる時間が持てますし、発言内容も時間をかけて練り上げることができます。今はGoogle翻訳などの精度も上がっているので、英語に自信がない方はテクノロジーを味方につければ十分に対応可能だと思います。

ちなみに最近知り合いの方から面白いエピソードを耳にしました。私と同じくオンラインでUCLを卒業された方と最近ランチをしていたのですが、その方のクラスメイトに少し英語が不自由な方がいたそうです。最初は頑張って英語で発言されていたそうなのですが、ある時点で何かが吹っ切れたのか、最終的には自身の母国語でディスカッションに参加されていたそうです(笑)。ご本人以外だれも理解できないわけですが、ご自身なりに「参加」の態度を示されたということかと思います。随分と型破りなエピソードですが、確かにオンライン授業の場合は見せ方も大事だったなぁ、ということを色々な意味で振り返るきっかけとなるエピソードでした。

9.もし可能であれば、1日のタイムスケジュールなどを教えていただけますでしょうか。

はっきりとした形で1日のタイムスケジュールをお示しできると良いのですが、実際のところは仕事や家庭の事情もあり、毎日の生活時間はバラバラというのが現実でした……。また学習段階によっても状況が異なってくるため、なかなか一概にお伝えするのは難しいというのが現状です。

ただそう言っても仕方がないので、授業期間中のある典型的な一日を例にとって振り返ってみます。

一日のスケジュール(例)
7時頃:起床
9時半~18時:就業
18時半頃:帰宅、夕食づくり
19時:夕食
20時:お風呂、片付け等
21時:学習スタート
24時:学習終了、家事&翌日の準備等
25時:就寝

こんなパターンが多かったかなと思います。平日に学習時間が上手く取れなかった週は、土日で帳尻を合わせていました。また修士論文の一年間は、上記スケジュールで平日を過ごした上で、さらに土日のどちらかを潰すこともありました。

10.仕事しながらだと仕事に差し支えたりしない?

これも勤務や生活のスタイル等によって差が出やすいため、一概に言うのは難しいかと思います。ただあくまで私個人の場合をお話しすると、ものすごく仕事に差し支えたという感覚はありませんでした。たまに夜中の3時頃まで勉強してしまって翌日寝不足……ということもありましたが、極力寝不足が続かないよう調整していました。

というのも私の場合、元々仕事上の理由から大学院での学びを志したため、仕事の方に差し支えてしまっては本末転倒だと思っていました。そのため、自分の中での優先順位は常に仕事>学業というバランスを保つようにしていました。

11.修士論文はどのように進行していくのか?

修士論文については濃厚すぎて、そのテーマだけで1万字くらい書けてしまいそうです……。また別途、修士論文をテーマに別個の記事を書きたいと思います。ここでは概要だけお話させて頂きます。基本的に対面型の大学院と大きく変わらないはずです。ただ指導がリモートになるというだけです。

修士論文のスケジュール
基本的に授業を全て取り終わった後に修士論文が始まります。期間は最低一年、人によっては一年半~二年くらいかけてじっくりと取り組んでいきます。

修士論文の進め方
自分で決めたリサーチクエスチョンを元に研究計画を立て、研究倫理書を作成し、評価機関の承認を得た上で実際の研究に入っていきます。研究計画書および倫理書の作成にあたっては、指導教官と細かく打ち合わせを行い、所定のスケジュールに従って準備を進めていきます。

修士論文の指導方法
指導を受ける方法は主に3パターンあります。

・定期ミーティング
・紙上フィードバック
・メール等による指導

定期ミーティングというのは、Skypeや国際電話等で定期的に指導教官と行う面談のことです。今はzoom等で行われるかもしれません。ここで研究の進捗報告を行ったり、相談等を行ったりします。紙上フィードバックというのは、実際の論文に対して教員から赤入れやコメントをもらうことです。教員の方針にもよりますが、私の場合は毎月のように赤入れをもらっていました(毎回真っ赤になって返ってきた論文を見ては、胃がキリキリと痛んでいました……)。メールによる指導は、急ぎで相談したいことなどがあった場合に、先生に適宜メールで指導を仰ぐというものです。指導教官の方針により、上記の指導方法を組み合わせながら研究を進めていく形となります。

ちなみにこの指導のプロセスを経ずに、自分一人で勝手に論文を進めて提出するということはできません。きちんと教員の指導を定期的に受け、所定の手続きを踏まえたうえで初めて論文の提出が許可されます。

このため、原則ズルなどはできないようになっています。例えば他人に論文を代筆してもらって提出するということも難しいと思います(そういうことを考える人はあまりいないかと思いますが)。他人に論文を書いてもらう場合、指導教官との面談や細かいメールのやりとり等も含め、全てを代行してもらわなければ辻褄が合わなくなるためです。また執筆以前に、研究そのものにもかなりの労力と時間を捧げなければなりません。そこを他人に代わってもらうというのは、現実的には難しいのではないかと思います。

UCLの場合、修士論文のワードカウントは20,000 words(2万字でなく2万)でした。枚数としては、私の場合163ページになりました。およそ単行本一冊分くらいのボリュームです。

振り返ってみると壮絶な道のりではありましたが、やり遂げたときの達成感は、筆舌に尽くしがたいものでした。修士論文は間違いなく、私のオンライン留学生活におけるハイライトです。

12.卒業までにかかる期間はどのくらい?

大学により要件が異なるかと思いますが、UCLの場合、最大5年間の履修年限が設けられていました。実際には、およそ3~4年で修了される方が多いようです。

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以上、皆様から頂いたご質問の中で、入学後の学習と生活にかかわる質問にご回答しました。私の拙い説明でどこまでイメージして頂けたか分かりませんが、何らかのご参考になれば幸いです。

なお前回同様、上記はあくまで私自身の体験を元にした情報なので、その点は何卒ご了承ください。今やオンラインで卒業できる教育機関は世界中に存在するので、様々なケースが存在すると思います。中々一般論的には語れない部分が多いため、出願にあたっては必ずご自身の出願先のウェブサイトや資料をご確認の上、正しい情報の収集に努めて頂きますようお願いいたします。

第3回となる次回は、オンライン授業における人間関係をテーマにお答えします。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

●「オンライン留学」とは?
現地に渡航せず、日本にいながらオンラインで海外大学(院)の授業を履修し卒業することを、筆者が勝手に「オンライン留学」と呼んでいます。主にオンラインのコースウェア(Moodle等)を利用してリモートで授業を受けるため、日本に暮らしながら現在の生活スタイルを変えることなく海外の授業が履修できるのが特徴です。
(※コロナ禍以降、様々な場所で「オンライン留学」という言葉が使用されるようになりました。使い手によって意味するところが異なる可能性がありますので、上記はあくまでこの記事内における定義とお考え下さい。)

●回答者について
筆者は過去に実際にオンラインで海外の大学院に学び卒業した経緯を持っています。2014年から2年間、日本で働きながらイギリスの大学院に通い、教育学修士号( MA in Education) を取得しました。入学時に一週間だけ現地キャンパスに赴いてオリエンテーションを受講したことを除き、全ての授業を日本からリモートで履修し、二年間かけて修了しました。私のnoteでその当時の様子など綴っていますので、よろしければ併せてご覧下さい。
詳しいプロフィールはこちら:

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このたび、私のnoteで連載してきた「オンラインで海外大学院に行こう!」マガジンが書籍になりました。

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