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えらぶ色は「心のバロメーター」を映しだす。(みく論)

「気分によって選ぶ色が変わる。」

このテーマについて、さいきん実体験した事があるので、あくまで公式ではなく、ゆるーいみくろの持論=「みく論」を書いていこうと思います。笑

ちなみに、カラーセラピー受けたよーていう話ではありません。科学的に明らかになっている色彩心理の範囲で、自分の心と色の選び方がリンクしたなぁという話です。

この色なんか違う・・と思った、シベリア極寒の日

年始に体調を崩したとき、インスタの毎日更新『1日1色彩』をアップしようと、布団のなかでプルプル震えながら作業していたんですね。w

布団のなかがシベリアのような極寒です。

しかし、その日上げようとしていたエメラルドグリーンの写真を見たとき、手が止まりました。

・・・なんか、今日はこの色じゃないな。

いや、見てる人にとっては、どの色でもいいよっていう話なんですけど。

今までどの色も綺麗だなぁという思いでアップしていたのですが、初めて「今日はこの色じゃないな」って思ったんです。

で、結局選んだのは、セピア。

とってもしっくりきました。落ち着くというか。

色彩心理をもう一度ひも解いてみる

この違いは何だろう。と思ったときに、色彩心理を思い浮かべました。

ですが、今まで色彩心理は、”科学的根拠があまり確立していない”という理由で、嫌煙していた部分もあったんです。。(赤はリーダーシップを感じさせるとか、緑は安心感を与えるとか。)

そもそも赤にだってビビッド~ダークまでいろいろあるし、緑も「安心感」とネットで説明してる割に、並べてある写真がビビッドな”黄緑”だったり、「?」ていう情報が多くて。

あまりにも〇色は〇なイメージです、と短絡的な情報ばかり・・。

そういうネットの情報と、いまだ解明されていないことが多い色の世界なので、「色彩心理」という言葉からは離れていました。

ですが、よくよく考えたら、色彩検定を主催している色彩検定協会でも「色の進出・後退、重さ・軽さ、興奮・鎮静」といった要素は、色彩心理の分野として公式テキストにも載ってるよな、と。

色の世界はまだまだ解明されていないことが多いので、個人的には、色彩検定協会がテキストとして記載している範囲内で考えるスタンスです。

そして、今回テキストを復習してみて、セピア色を選んだ私の色の選び方は、色彩心理の範囲で説明できるかもと思ったので、ちょっとシェアさせてください!

えらぶ色は心のバロメーターかも

今の自分がなんとなく選ぶ色って、わりと心のバロメーターになっているんじゃないかと思ったのです。そしてそれを、色の「色み」「鮮やかさ」「明るさ」を使って、説明できそうだなーと思ったので、今回スライド作ってみました!難しい印象にしたくなかったので、イラストは”ゆるさ”で定評のある「いらすとや」さんにお願いしました。笑

・色みは、進退感。心の中心から「前」か「奥」か。

実際のモノでも、同じ距離であっても赤は前に出ているように見えて、青は奥まって見えたりします。これを心に置き換えると、色みは、心の中心からの距離になります。赤は”心の中心”から「前」へ。青は”心の中心”の「奥」へ。青系はあくまでも「奥」です。後ろ向きという訳ではありません。じっくり奥へ奥へ入っていく感じ。

・鮮やかさは、テンション。心の中心から「上」か「下」か。

色には”鮮やかさ”という要素があります。ビビットは鮮やか。色みがわかりづらいのはくすんだ色です。これは、心のバロメーターでいうと、テンションの高さです。ビビッドな色が気になるときは、テンションが高いんだな。くすんだ色が気になるときは、落ち着いているんだな。または落ち着きたいんだな。という感じで使えそうです。

・明るさは、質量。心の密度が「軽い」か、「重い」か。

一般的にわたしたちは、色が明るいと軽そうな印象、反対に暗いと、重そうな印象に感じます。これも心の状態そのものに置き換えられそうです。明るい色がしっくりくるときは、心が軽い状態。逆に暗い色が気になるときは、どっしりと地に足をつけている状態。色の明るさは、心の質量に代えられると思います。

エメラルドからセピアにした理由

今回わたしがセピア色を選んだのは、暗くてくすんだ「重量級&テンション低い」色でしたw そして色みは赤ですが、上記の他にも色の特性がいろいろあって、「寒暖感」という要素もあります。なので、今回は進出色だったから選んだのではなく、単に寒すぎたので暖かい色の方がよかったのだと思います。笑

まとめ

こんな感じで、色の選び方によって心のバロメーターが確認できるかもというおはなしでした。あくまでも「物体の感じ方」を、「心の動き」に置き換えてみたものなので、公式にはどこにもありませんので悪しからず。

そして、色によって、パッと見の印象は違いますし、素材感によっても変わることもあります。

「色み」が目につく場合や、「鮮やかさ」が一番に入ってきたり、「明るさ」の印象がまっさきにきたり。その色をみたときの第一印象で、進退感・テンション・質量を順不同で見つめてみてください。

あとは、これを応用して、いつもはこの色ばかり選んでるけれど、ちょっとテンション高い色を冒険してみようかなとかもおすすめです。

人間無理にでも笑ってたら楽しくなってくるように、いつもの色を変えるだけでも気分が変わったりしますから♪

=まとめ=

色み・鮮やかさ・明るさ

進退感・テンション・軽重感

心のバロメーター、感じてみてくださいね。

今日はちょっと長くなっちゃいました。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

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