【文学フリマ広島レポ】第2回!無名の一般人の本は売れたのか。(3126文字)
◎文学フリマレポ
広島くいだおれ旅日記を書き終えたので、やっとこさ文学フリマ広島レポをば。
2/26(日)文学フリマ広島に参戦してきた。
1度目のレポはこちら。「文学フリマとは?」みたいなことはこちらに記載しているので今回は割愛させていただく。
今回は前回の文学フリマ東京との違いをメインに感想を書いていきたい。
販売したもの
・短歌集
・ショートストーリー集
・短歌ポストカード
結果発表
とにもかくにも結果から。
11:00~16:00の5時間でこれだけお買い上げいただいた。
・短歌集:10冊
・ショートストーリー集:5冊
・短歌ポストカード:3セット
総評としては、
「やはり人生そんなに甘くねえ!! でも上々の出来では?」
といったところだろうか。
驚いたのは、前回の文学フリマ東京と総販売冊数が同じだった点。
(前回はショートストーリー集1本で挑み、15冊販売)
この結果を「前から成長していないやないかーい✋」と悲観的に捉えるのはやめておき、東京と広島を比較してみると面白い。
来場者数は圧倒的に少ないもののブースの数も少ないため、とりあえず一周してくれる人が多いようだ。
東京では1000ブースある会場を一周するだけでもう、疲労困憊である。
(一周してみた経験者は語る)
そのため、目的の作家さんのもとへ一目散に向かう方が多い印象。
一方、広島では200ブース弱の為、会場を何周も周る人が多い。知名度のない私のブースであっても大抵の人がとりあえず一瞥をくれるため、興味を持ってもらえる機会が増えたように思えた。
結果、広島でも東京でもほぼ同じ売り上げとなった。
初めて出店を考えている人は、「とりあえず大都市の会場(東京・大阪・京都らへん)にしよう!」となるのが自然かもしれないが、地方会場で挑戦してみるのもおすすめである。
個人的には地方会場のほうが、初心者にも参加しやすく、通路が広々としており、来場者さんとの交流を楽しめる印象をうけた。あと旅行を楽しめる。
嬉しかった瞬間
今回も印象的な瞬間をいくつか挙げる。
①見本誌コーナーから一直線に買いに来てくれたとき
コロナも落ち着いてきたため、今回は前回参加時にはなかった「見本誌コーナー」(立ち読みコーナー)があった。
来場者は出展者の圧を感じることなく気ままに気になる作品の試し読みが出来るため、沢山の方が利用していた。
私のブースは偶然にも見本誌コーナーから近く、自分の見本誌が読まれている様子が分かる場所だった。
圧から逃れるための見本誌コーナーに背後から圧を送る私のもとに、振り向いたお客さまが近づいて来てくれた時!
内心、「え! いいんですか! 読んだうえで来てくだすったんどすか!」と、内心テンション爆上がりである。
②幅広い年代層・性別の方に興味をもっていただけたこと
出展者のゆにおさんもおっしゃっていたが、広島会場はたしかに家族連れや高齢者の方が多い! これは都市圏の会場との大きな違いだと感じた。
そんな中、見本誌を手にとってくれたおじいちゃん(推定60~70歳)が軽く内容を見た後、短歌集をお買い上げしてくれた。
こちらの短歌集は「ちょっと大人の短歌」と銘打っていることもあり、20~40代の方(とくに女性)に親しみやすいテーマだと思っていたので、正直びっくり。
もし自分の祖父母に読まれたらちょっと恥ずかしいな~という内容ではあるものの、高齢者の方にも興味を持ってもらえたのは純粋に嬉しかった!
ぜひ感想をお聞きしたいものだ……。
③「完売御礼!」と初めて言えたこと
なんとショートストーリー集、今回ですべての在庫を売り切れました。
といっても5冊しかなかったんですが。笑
そんなの関係ねえ!
1冊でも、10冊でも、100冊でも売切れたら「完売」と堂々と言っていいのだ。とても嬉しかった。
④note、Twitterで知り合えた方と交流できたこと
やはりSNS上で交流のある方と直接お会いできた瞬間の喜びは何物にも代えがたい。
出展者・来場者含め、ブースに会いにきてくださった方々、本当にありがとうございました!!
私が前回に比べてリラックスできていたことに加え、広島会場は通路が広くおしゃべりをしやすい雰囲気だったため、お一人お一人の方とゆっくり(当社比)お話できたのが幸せだった。
まとめ
反省点を挙げるのであれば「もっと声はりあげて集客せんかい!」といったようなことですが、これはもうしゃあない。
2回目で筋金入りのシャイだと再認識した。フリーペーパー作って配るなどやれることはやったので良しとしよう。
二回目の参戦も、やはり楽しかった。
「文学フリマ出店に興味はあるけど不安...」という方へ。
何度でも言う。
本が売れなくても楽しいし売れたらより楽しい。
失うものは何もない。
だから、是非出店してみて下さい^^
恒例の宣伝:通販始めました。
今回もBOOTHで通販を始めました。
Twitterでフライング告知したところ、既にちらほらご注文してくださる方が😭💕
ありがてえ……ありがてえ……
もしよければ以下リンクよりご検討お願いいたします。
そして、差し支えなければ購入後のメッセージ欄でnote名教えてくださいませ……完全に私の我儘ですがお手紙を添えたいのです🥺
◎今後創りたいもの
今回参加して、やっぱり本を作って売るって楽しいな~!と再度実感。
また文フリに参加したいと思うものの、正直ショートストーリーに関してはすでに書きたいものは書ききってしまった状態。
ゼロから何かを生み出せる人間ではないので、また新たな人生経験を積んだら自然と書きたいものが出てくるかな~なんて思っている。
それでもまた文フリには出たい! どうしようかな~と思っていたのだが、先日創りたいものが浮かんだ。その名も、
「オーストラリア女子一人旅ガイド」
的なモノ。
実は今年の4月半ばから1年間、オーストラリアにワーキングホリデーに行く。昨年の夏に会社を退職後、やはり組織で働くことは自分にとって意味のあることだと思い、再就職の意思は固めたものの……
一度は海外に住んでみたかったなあ~という長年の夢を叶えるなら
・仕事がない
・子供がいない
・30歳以下(ワーホリビザの年齢制限)
の今がラストチャンスでは!?と思い至った。
思い立ったら即行動。
無事に家族からの了承も得ることができ、ビザも取得できた。
(新婚ながら「行っておいで」と言ってくれた夫には感謝🙏)
現地でアルバイトを見つけて生活費を稼ぎつつ、現地での暮らしをひたすら楽しみ、帰国前の3か月でラウンドトリップ(大陸一周旅行)ができたらな~と思っている。
そして帰国後に、そのラウンドトリップ期間の写真や記録を使ってガイド本を作ることを計画している。
女性一人旅でも入りやすいお店やおすすめホステル等の実用的な情報に加えて、面白話とか、その時々に浮かんだ物語や短歌を加えたり……などなど、自分らしいガイド本兼読み物にしたいな。
かなりニッチな作品になりそうですが、狭く深くを追求したものも文フリでは受け入れてもらえるイメージ。旅する人に有用なものに出来上がったら、紙媒体だけでなく、オンライン頒布もできたらなあ、なんて夢は膨らむ。
自分の素質的にずっと同じのジャンルのものを創り続けることは難しいけれど、その時々の興味関心に応じたものをつくって人に届ける活動は続けていきたい。
と思った今日この頃でした。
ありゃ、いつの間にか3000字オーバー💦
最後までお読みいただきありがとうございました♡
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