とっても好きだった人を忘れる6つのステップ
フラれた。「もう今日で最後」と言われた。
ショックだった。お酒を飲んでいたこともあるだろうけれど、どうしようもなくショックでその晩はえづいてしまい眠れなかった。
一緒にいた期間は、そう長くない。約1年。その間に会った回数だって、10回程度。
でも社会に出てから、一番好きになった人だった。
ひどいことを色々言われたけれど、どうしようもなく好きで、でも彼は同じように私に対して気持ちはなかった。
辛くて、仕事を2日休んだ。今日がその2日目。明日には復帰するけれど、まだ心がふらふらでちょっと自信がない。気を抜けば泣いてしまいそう。
けれど終わってしまったものに影響されつづけても、どうしようもない。
今日からは、また新たな道を拓いていく。
そのために「好きだった人に向き合う方法」を書こうと思う。
好きだった人を忘れる方法
「好きだった人を忘れる方法」、これは数年に一度引き出す処方箋のようなもの。
中身には実績があるから、手順を踏めば間違いはない。
正直別れて2日目の今は、またいつかお互いがもうすこし大人になったら、改めて関係を築けるんじゃないかと未練があったりする。
けれどきっとそんなことを願うことさえないくらい、立ち直れる。
1ヶ月もすれば、だいぶ楽になっているだろう。
好きだった人を忘れる方法①思い切り泣くこと
まずは思いっきり泣こう。私は別れた1日目、これでもかというくらいに泣いた。
2年前に当時の恋人と別れた際にも、丸1日、これでもかと泣いた。
泣くとけっこうすっきりして、別れた事実を受け入れられる。
それでもだめなら、誰かに話を聞いてもらうのがおすすめ。
その際の注意点は、話す相手は自分を大事にしてくれる人のうち「口が堅いひと」「話を遮らないひと」を選ぶことだ。
好きだった人を忘れる方法②受け入れること
終わったことを受け入れること。
期待が残っていると、どうしても忘れられない。
なぜ終わってしまったのか、スマホのメモ機能なり、チラシやノートなりに書き込んでみる。
自分は関係を築きたかったにせよ、相手はそう思わなかったのなら、その事実を受け入れる。
最大限に良い自分でいられたのに好かれなかったなら、その相手とはどちらにせよ合わなかったということなのだ。
また最大限の自分を出せなかったのなら、その自分を出せないような相手だったのだ。
終わったことは、終わったこと。その事実を自分にきちんと教えてあげよう。
好きだった人を忘れる方法③忙しくしてみること
すこし傷が和らいだら、忙しく予定を入れてみるのも良い。
たとえば新しい習い事を始めたり、しばらく会っていない友人に会ってみたり。
ボランティアや、大人向けの趣味サークルに参加してみるのも良い。
私は以下の2つをやってみようと思う。
英語学習に真剣に向き合う
友人との予定を入れる
これらは傷から視線を逸らし、傷の衝撃を和らげてくれる効果がある。
好きだった人を忘れる方法④自分時間を大事にしてみること
忙しくするばかりではなく、自分時間を大事にすることも必要。
これは主に夜の時間などに「リラックス」すること。
のんびり映画をみたり、気になっていたアロマキャンドルを炊いたり、ゆっくりとご飯をつくったり、お酒を飲みながら散歩をしたり。
好きだった人を忘れる方法⑤自分を大事にしてくれる人に会うこと
恋愛での別れというのは、ときに「人間性を否定」されたような気になる。
だから異様に傷つくのだ。
こういうときには、自分を大事にしてくれる人に会うと良い。
恋愛は特に自分のプライベートな部分を預ける部分だから、本来は「自分を大事にしてくれる相手」と育むべきものなのだ。
これはひとつの基準になる。
自分を大事にしてくれる人たちなら、「するか」「しないか」そのことでもパートナーとの関係性を見つめられる。
好きだった人を忘れる方法⑥ひとりでも大丈夫になること
立ち直ってきたら、「ひとりでも大丈夫」な自分になろう。
このステップ⑥は2年前と変わった。
2年前は「人間関係の傷は、人間関係でないと癒せない」と思っていた。
けれどこれはちょっと危ういことなのだ。弱っているときには大きな決断をしないほうが良い。
新しい人間関係を始める「場所」選びも、慎重に行う必要がある(もちろん、慎重になりすぎてもいけない)。
一番は「ひとりでも大丈夫」と思えることだ。
社会のことを思えば、結婚して出産をすることは動物として必要かもしれないけれど、イチ人間としては、ひとりでも生きやすい世の中になってきている。
「一人でも大丈夫」
そんな状態で、「この人がいたらもっと素晴らしい」そう思えるような相手に出会えたらもっと良い。
恋はいつでも唐突に
恋はいつでも唐突にやってくる。
今回「バイバイ」した人との出会いも唐突だった。
まさかその日に知り合うとは思ってもみなかった。
けれどその日のうちに私はその人に心底恋をして、アプローチをしてしまった。
そして関係が始まって、けれどずっと彼の気持ちは遠いところにあったんだと思う。
すこしは好いてくれていたかもしれないけれど、それでも最後まで一緒にいたいとは思われなかった。
またいつか会えるのかなって、まだすこし期待をしているけれど、もし会えるにしても、その時まであなたのことを一番にはしていられない。
たとえまた会えるにしても、それまでに別の人と恋をして、自分を人間として成長させていくだろう。
ひとつの恋で、いくつの学びがあったろう。
このひとを忘れられたら、私はもう次どんなに大きな失恋をしても、立ち直れるだろう。
「あの人のことだって忘れられたんだから」
と、そう思えるような恋だった。
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