【長岡移住体験記】青森に似てる？フードカルチャー
東京から新潟県長岡市に移住して3年。
今回は私が体感した長岡の食文化についてお話しします。
出身地、青森に似た食のポテンシャル？？
東京から移住したてのとき、見知らぬ土地で暮らす私にとって
長岡の美味しいもの探しは一つの楽しみでもありました。
長岡で出会う人がいるたびに
「何か美味しいものはありますか？」と聞いていましたが、
「なんでも美味しいよ〜」と答える人がほとんど。
質問の仕方もよくなかったのかもしれませんが、もう少し具体的な答えが欲しかったというのが正直な気持ち。ただ、3年住んでみると本当になんでも美味しい。
お肉といえば、山古志牛。（山古志闘牛場で食べれる！）
お魚といえば、日本海の魚介。（鯛とかのどぐろとか）
果物といえば、高級フルーツ、ルレクチェ。
などなど、フードの各ジャンルにおいて推しの逸品があります。
私は青森県の南部、三戸町で生まれ育ちましたが、新潟と青森の食のポテンシャルは、”なんでも美味しい”共通点があると感じています。
青森（三戸・八戸地方）の食でいうと、
お肉といえば、田子牛、倉石牛。（+田子産にんにく）
お魚といえば、サバ、イカ。（太平洋の恵み）
果物といえば、りんご。
ラーメン王国新潟
青森も美味しいものに囲まれていますが、新潟の他県と比べて、”ラーメンカルチャー”は強いものを持っています。
新潟県内には新潟5大ラーメンとして、新潟県内それぞれの地域を代表するラーメンがあります。
新潟には個性的な5つのご当地ラーメンがあります。
せっかく新潟へ来たのなら…ラーメン王国の新潟で「新潟5大ラーメン」を全制覇してみませんか？
新潟は南北に長い地形のため、地域によってタイプの異なるラーメンが数多くあります。
「新潟あっさり醤油」、「新潟濃厚味噌」、「燕三条背脂」、「長岡生姜醤油」、「三条カレーラーメン」を巡りつつ、にいがたグルメ、観光スポットも楽める満腹・贅沢コース。
長岡市内でみると、「長岡生姜醤油ラーメン」ですが、市内にはこの5大ラーメンの店舗のほか、様々なラーメンジャンルのお店が数多くあります。
先ほどの「何か美味しいものありますか？」の質問に関連し、
「長岡で美味しいラーメン屋ありますか？」と聞くことも多くありました。
ちなみにこの質問の答えに多い回答は、
「廣はし」。
新潟5大ラーメンのどれかというわけではないと思いますが、
濃厚にぼしラーメンのお店で、とにかくクセになります。
場所は信濃川西側の川西エリア、長生橋の近くで、
長岡が誇る2大web3的カルチャーのひとつ
「松田ペット」本店の向かい側にあります。
（もう一つは山古志のNishikigoi NFT）
長岡の魂
長岡生姜醤油ラーメンは、生姜を使った体があったまるラーメンということで、寒い地方の長岡の人々にとっては欠かせないソウルフードとのこと。
当然、長岡市内にもお店はたくさんありますが、その中でも「青島食堂」は格別。素朴なラーメンですが、ふとした時に食べたくなります。
昨年、とある長岡市内の中学校の総合の授業にお声がけいただき、長岡の食について中学生と対話する機会がありました。
そこで聞いた「長岡の美味しいものといえば」という質問に対して
圧倒的に多かった答えが「青島食堂」。
小さい頃から染み渡っている味なのかと実感しました。
ちなみに「きりざい」はこの時初めて知りました。
出身地、青森県三戸地方のフードカルチャーとして似たようなことを思い浮かんだのは、せんべい汁とひっつみ。
どちらも青森発祥の「B級グルメ」で知名度を上げた郷土料理で、どちらも寒い時、冬に毎日でも食べたい、体があたたまる逸品です。
ユニークなヌードルカルチャー
ラーメン以外にも新潟の麺は美味しいものが多いです。
お蕎麦は、つなぎに海藻を使った「へぎそば」が名物としても有名ですが、手打ち蕎麦はどこも美味しい！
蕎麦以外で、私が衝撃を受けたのは、「イタリアン」。
パスタではありません。
中華麺？にミートソースがかかったものを「イタリアン」と呼んでいて、驚くことに、「イタリアン」のチェーン店が存在します。
新潟市の方は「みかづき」。長岡だと「フレンド」。
フレンドは長岡周辺に9店舗もあります！
ちなみに長岡市喜多町にある本店？はドライブスルー発祥の地とのこと。
確かに休日となると車の行列をよく見かけます。
フレンドのイタリアンはたま〜に食べたくなる中毒性がありますが、個人的にはセブンイレブンのイタリアンが好きです。
食べたいものを決めずに入店した際にあるとついつい買ってしまいます。
出身地青森と比較しながら見てみましたが、こうしてみると新潟・長岡の食は確かに美味しいものに囲まれていますが、個性を放つメニューも多くありますね。
ぜひ新潟・長岡を訪れる際はおためしください。
今回はあくまでも県外からの移住組の視点でしたが、ユニークな食文化に触れることは、その味だけではなく背景も垣間見れる気がしてオススメです！
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