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作詞・入門講座 1-2 (SK1-2)。 ①「歌作り(作詞/作曲)」について。 (「詞先」と「曲先」)

目次(表紙)

■2。 「詞先」と「曲先」

・ 「歌作り(作詞/作曲)」には、順番として、
   「作詞→作曲」の「詞先」と、
   「作曲→作詞」の「曲先」があります。

これは、「一人」で両方をやる場合は、得意な順番。好みの順番でいいわけです。

ただ、「他者」とやる場合は、先に相手が「作曲」したものに対して、「作詞」をする。 などという場合がでてくるので、そういう場合には、「曲」に「詞」を合わせることになります。

自分は、「詞先」と「曲先」の両方やりますが、どちらがいい。ということではありません。

「曲先」でも、曲のイメージがないと、メロも書きようがないので、どんな方向性のイメージにするか?

「詩的」にイメージしますので、そう考えると、「詞先」的な「曲先」といった感じでしょうか。

ですので、「詞先」の場合は、そのイメージができるので、そのイメージに沿って「作曲」します。

「詞先」にしても、「曲先」にしても、結局、最後は「修正・すり合わせ」が必要になります。 

要するに、そう簡単に、「詞」と「曲」が「ピッタリはまる」ことはないので、「文字数(字脚)」の「微調整」をします。

「微調整(すり合わせ)」は、理論的には、「曲」側でも、「詞」側でも、できるわけですが、実際にやってみると、「詞」の方を修正したほうがやりやすいです。

「曲」を修正するのは、特に、細かな部分になればなるほど、困難です。
ということで、大抵は、「曲」に対して、「詞」側で合わせ調整するケースが自分はほとんどです。