見出し画像

【タイ情報】タイでローカル飯を食べるならカオゲーンに行こう!

せっかくのタイ旅行、地元の人しかいないような道ばたのローカル食堂にふらっと入ってみたくないですか?


・カオゲーンとタムサン

タイの大衆食堂はざっくり言うと2種類あります。

並んでいるおかずの中から食べたいものを選ぶとご飯にかけてくれるカオゲーン系と、

自分で注文したものを作ってもらうタムサン系です。

タムサン系食堂はなぜかメニューが無いところが多く、客も店構えを見ただけで何が作れるかわかるのか、何も見ず頼んでいます。
客が紙に注文を書いて渡すパターンもあります。つまり、タイ語ができないときびしいのです。

それに対してカオゲーンは指さしで注文でき、自分の口に合いそうかも見た目でだいたい判断できるので、

タイ語はできないけど観光向けじゃないローカルなお店に行ってみたい人にピッタリ。


こんな感じ

度胸のある方は、カオゲーンで気に入った料理があれば名前を聞いておいて、今度はタムサンで注文してみるのもいいでしょう。


ライムとチリの入ったナンプラー。
タイ料理の多くはこれをかけないと味が完成しないということを広く周知したい


・わたしが毎日行くカオゲーン


私たちはほぼ毎朝、家の近くのカオゲーンにいきます。

ここが美味しくて、種類も豊富で、安くて、お持ち帰りもできるので、もうわたしが自炊をする理由が見当たりません。


ナスと目玉焼き


空芯菜と何か。
おかずは最低2種類は選ぶのが暗黙の了解っぽい


・ローカルなお店の面白み


わたしがこの店を愛するもう一つの理由が、お店を営む家族が生活感丸出しなところです。

食堂の中には店を仕切っているお姉さん2人(多分双子)を中心に、母、夫、子供、おじ、と家族がうじゃうじゃいます。


私が食べているすぐ横で、

学校に行く前の子供の髪を編んであげていたり、息子が宿題をしていたり、

何かに喜んだり、何かでケンカしたり、

揺れるハンモックの中に赤ちゃんがいたりします。


やがて子ども達は学校に出発するのですが、

「お父さんサワディーカー、お母さんサワディーカー、〇〇おじさんサワディーカー、〇〇おばさんサワディーカー、おばあちゃんサワディーカー…」と全員名指しで手を合わせながらあいさつして行くのでそのせいで遅刻しないか心配です。


こんなに他人の家のリアルな朝のゴタゴタを真近に眺めることって日本では無いので面白くて、

「わたしは実はタイ人でこの家の子供で…」という妄想をしては楽しんでいます。


昨日のこと、ついこの間までハンモックの中でもぞもぞしていた赤ちゃんだった子どもが、トコトコ歩いてお釣りをもってきてくれました。

季節の変化がない国で、時の流れに気づかせてくれるのはこういう瞬間です。


ありがとうカオゲーン


明日も行きます。


いつも元気なおねえさん

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?