時代を生き抜くために必要な事はものすごくシンプルで簡単な事

今の時代、進化、成長だけでは不十分で、
本当に必要なのは
『変化』なんじゃないかと思います。

『時代が変わった』どころか
『真逆になった』
と言えることもたくさんある。

僕らが学生の頃は
とにかく、たくさん覚えた人、
たくさん、問題を解けた人が
高い評価の対象でした。
求められるのは常に
いかにたくさん、覚えているか、
いかにたくさん、問題を解くことができるか。

ただ、今は明らかに
たくさん、アウトプットしている人が
評価の対象となり、
そんな人が活躍している
ことが多くなりました。

別に覚えていなくて、
スマホ一つでいつでも
情報を引き出すことができる。
決まった答えを導き出す
だけならAIの得意分野のひとつ。
僕らが太刀打ちできる領域ではない。

そんな時代に
たくさん、覚えているは
強みになりにくい。

ちょっと前までは
高級車、新車に乗っている人が
『かっこいい』と
言われていました。

ただ、今はエコカーに
乗っている人や、
同じ車に何十年も
乗り続けている人の方が
『かっこいい』と言われることが
多くなったように思います。

昔はお金と時間を持て余して
自由に生きている人が成功者の証でした。

今や若者の憧れの対象は一生懸命働く人。
『職人』と呼ばれる人などが
尊敬を集めるようになりました。

どんなに国語の成績が良くても
数学の成績が悪いと
国語の成績の良さよりも
数学の成績の悪さの方を指摘される。

ぼくらはずっとそういった
環境で過ごしてきたように思います。

ただ、社会人になると、
どれも平均的に無難にこなせる人や
オール5の人よりも
ほとんど、『1』か『2』
なんだけど、
一つだけ『5』どころか
最高評価を突き抜けるほど
『突出』しているものを
持っている人の方が面白い人生を
送っているような気がします。

自分ができない事は
他人にやってもらえばいい。
自分で出来る必要はない。

『頭の良さ＝学校の成績』

というふうに思いがちですが、

『勉強が出来る』と
『頭が良い』はまったくの
別だと思っています。

これから、本当に
必要になってくるのは
『学力』以上に
『頭の良さ』なんだと思います。

『頭の良さ』って
いったい何なんでしょう？

医学博士の青木聡氏によると、
『頭の良さ』とは
『柔軟性』があること。
とされています。

『柔軟性』があるからこそ、
変わることができる。
変わることができるから
変化に対応できる。

脳医学者の瀧靖之氏は
『頭の良さ』の本質は
『知的好奇心』が旺盛であるか
どうかだと語っています。

脳科学的に見ると
『知的好奇心』と
『記憶能力』や
『成長』する能力の高さは
比例関係にあることが
分かっているそうです。

『好きこそものの上手なれ』

は科学的にも
証明されているようです。

時代を生き抜くために必要なのは
たった一つだと思っています。
それは

『世の中の人が本当に
　必要としている事は
　何なのかを常に考え続けること』

時代が変わったり、
世の中のニーズが変われば
当然、必要とされることも
必要とされる人間も
大きく変化します。

そうなったら、
それに合わせて
やることを変えたり、
必要とされる自分に
なれるようにその都度、
自分を変化させていけばいい。

ただ、それだけのこと
なんだと思います。
ものすごくシンプルです。

世の中の人が何に困っていて、
何をすれば喜ぶのか、
どうすれば、人が抱えている
問題を解決してあげられるのか。

日々、それだけを
考えていればいい。

世の中から人の困りごとが
なくなることはないと思います。

人が喜ぶことがなくなることもない。

問題が完全になくなる
世界がくるとはとても思えない。

という事は世の中から
仕事がなくなる事も
絶対にないわけです。

自分をそこに
合わせていけばいい。

人から必要とされる
人間になればいいし、
そのために変化し続ければいい。

ものすごくシンプルで
当たり前の話しです。

本当に必要なのは、
世の中の変化に
合わせて自分の思考や
行動、環境を変えていけるか
どうかなんだと思います。

本当の意味で頭の良し悪しを
分けるポイントは
自分の知らない分野や
新しいことに積極的に
取り組んで行けるかどうか。

これから本当に必要な
『頭の良さ』とは、
『柔軟性』があるかどうか
『知的好奇心』があるかどうかが
なんだと思います。

一言で言ってしまうと
子どもみたいな人です(笑)

それを一発で見極める方法は
楽しそうに仕事をしている人であり、
楽しそうに仕事の
話をする人なんだと思います。