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『正しく生きる』と『幸せに生きる』って似ているようでなんか違う


正しさや正解はコンピュータや
他人が導き出してくれる事もありますが、
何が『本当に楽しいのか』は
自分だけが知っている。



『自分にとって、いったい
 何が本当に楽しいのか?』


今、それが分からなくなっている人が
多いと言われているそうです。



その原因のひとつは

『正しさへこだわり』

があるんじゃないかと思っています。



何かを判断する時の基準が



『これは正しいのか、
   正しくないのか』


『正解なのか、
    不正解なのか』


そこにあまりにも偏り過ぎると
『正しいこと』をやっているんだけど、
『楽しいこと』ではない。
という状況になってしまいがちです。



それが良い悪いの
話ではないんですが、
『正しく生きる』と
『幸せに生きる』って
似ているようでなんか違う。



正しさへのこだわりは
場合によっては
他人や自分を傷つけてしまう
『刃』になる可能性があると
思っています。



『正しさ』を追求し過ぎると
つい他人を攻撃してしまうことに
なってしまいがちです。
ただ、それはやがて
『自分への攻撃』に
変わっていきます。



『正しさ』に固執する思考は
『自分はダメな人間だ』と
自分を責めてしまうことに
なりかねません。



何事も『正しさ』で
判断しようとすると、
『自分は正しい道を歩んでいるのか』
『間違っていないのか』
『失敗していないか』
という事だけにフォーカス
してしまいます。



子供の頃に教わった
常識やルールなどが
誰にでもあると思うんですよ。


でも、その正解だったことは
今は不正解だったりします。


時代の流れによって変わった
『正しさ』や『正解』を
受け入れられずにいると
強いストレスや生きづらさに
繋がってしまいます。


自分の中の
『一度定まったルール』は
臨機応変に変更
してくべきだと思います。



現代人の中にある
『モヤモヤ』の正体の一つは
『正しさへのこだわり』
なんだと思います。



それは場合によっては
社会生活への支障や
人間関係のトラブルへと
発展してしまうかもしれません。



『こだわり』を持つことも大事ですが、
『こだわり』を持たない事も大事。



僕らはいつの間にか
よく分からないレースに
参戦させられていると思うんですよ。


誰が一番良い仕事に就けるのかレース。
誰が一番お金を稼ぐのかレース。
誰が一番正しい道を歩むのかレース。
誰が一番出世するのかレース。


勝手に参戦させられて
いるにも関わらず、
その判断基準もあいまいで
誰が決めたのかも分からないのに
いきなり、『勝ち組』だの
『負け組』だのとジャッジ
されてしまう。


元々、意味不明なレースなのに
空気や雰囲気にのまれてしまって、
なぜかそこで上位進出を
目指そうとしてしまう。


いったい、誰に勝っているのか
誰に負けているのかも
まったく分からない。




『そんな事でストレスを感じる?』
本当、アホらしいです。



そんなレースにはそもそも参戦しない。
自ら棄権する。という生き方も
ありなんだと思います。


ちなみに、僕はそのレースに
エントリーしませんでした。


だから、誰かに勝つこともないけれど、
当然、誰かに負けることもない。


正解を出す能力は今後、
当たり前のように、
どんどん、コンピューターに
置き換えられていくと思います。


ただ、


『自分にとって、
 本当に楽しい事は何なのか?』
は自分で気づいたり、
感じたりするしか方法はない。



それに気づかせてくれたり、
そんな姿を見せてくれる人が
今後、大衆から
強く求められると思います。


その分野に関しては
高性能コンピューターも
AIもまったく役に立たない。


人が抱えている
モヤモヤの原因の一つは

『正しさへのこだわり』

なんじゃないかと思います。



そこは真面目になり
過ぎない方が
いいんじゃないですかね。


人間は『常に正しい行動』
『正しい判断』ができる
ものではありません。


また、正しさはその人や
状況や時代によって
常に変化し続けています。


『いつも正しくいる必要はない』


自分の身を守るためには
そういう思考も時には
必要なんなんだと思います。


『正しく生きる』と
『幸せに生きる』
似ているようでなんか違う。



『正しく生きたいのか
 幸せに生きたいのか』


ちなみに、僕は
『正しさ』よりも
『楽しさ』を優先する
タイプの人間です。


『自分にとって、いったい
 何が本当に楽しいのか?』


それを知るところから
なんだと思います。


ただ、その考え方にも
とくにこだわりはありません。
人に押し付ける気も
さらさらありません。


『自分で決めてください』
って感じです。

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