いまざき しんや(サッカーライター)

今﨑新也。Jリーグ&イタリア・セリエAの伝道師。Jリーグの現地取材歴多数。湘南…

いまざき しんや(サッカーライター)

今﨑新也。Jリーグ&イタリア・セリエAの伝道師。Jリーグの現地取材歴多数。湘南ベルマーレの記事多め。両リーグのチーム、選手、監督の魅力を分かりやすく伝えます!

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ベルマーレ、田中聡抜きの攻撃を何とか構築も…… 鹿島戦で浮き彫りになった“守備の課題”

“中盤省略サッカー”は概ね機能 明治安田生命J1リーグの第26節が8月21日に行われ、湘南ベルマーレと鹿島アントラーズが対戦。 ベルマーレは59分に自陣左サイドを突破され、相手のFWエヴェラウドに先制ゴールを奪われたものの、74分にコーナーキックからFW瀬川祐輔が同点ゴールをゲット。 1-1の引き分けに持ち込み、リーグ戦での連敗を“2”で止めている。 相手のハイプレスへの耐性が高く、中盤の底で的確にパスを散らせるMF田中聡を欠いたベルマーレは、自陣からのロングボールや

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    • ロングインタビュー記事(サッカー関連)一覧

      私いまざきが執筆した、サッカー関連のロングインタビュー記事を一覧にしました。 インタビュイーの肩書は取材当時のものです。 (1)水沼貴史さん(元.日産自動車サッカー部、元.横浜マリノス。サッカー解説者) 水沼貴史のJリーグ発足秘話(前編)「代表だったけど、履歴書に“サッカー選手”って書けなかった」 https://www.theworldmagazine.jp/20200502/03domestic/281475 水沼貴史のJリーグ発足秘話(中編)「1993年の歴

      • 誇り高き、緑と青の勇者たちへ。

        2022年10月29日、僕は生まれて初めて、ゴール裏でのサッカー観戦を経験した。お邪魔したのは、ライター人生のなかで最も取材回数が多い湘南ベルマーレの、情熱的なサポーターが陣取るゴール裏だ。 ベルマーレの広報担当、遠藤さちえさんが執筆されたコラムのこの一文に、同クラブのアイデンティティーが集約されているように感じる。僕が10月29日のサガン鳥栖戦(J1リーグ第33節)で目の当たりにしたのは、全身全霊でベルマーレの応援を“たのしむ”、誇り高きサポーターだった。 たとえ負けが

        • アトレティコ&ライプツィヒ風サッカーで降格圏脱出 ベルマーレ山口監督が施すべき“もう一工夫”とは

          ハイプレスが機能した前半 明治安田生命J1リーグの第21節が7月10日に行われ、湘南ベルマーレがサンフレッチェ広島に1-1で引き分けた。 52分に左サイドを突破した高橋諒のクロスに池田昌生が合わせ、ベルマーレが先制点を奪取。 その後はサンフレッチェの猛攻を浴び、67分には相手DF野上結貴にコーナーキックから同点ゴールを奪われたものの、追加点は許さず。直近のリーグ戦における無敗記録を“5”に伸ばしている。 特に前半は、サンフレッチェの3センターバックに対するベルマーレの

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        ベルマーレ、田中聡抜きの攻撃を何とか構築も…… 鹿島戦…

          功を奏した“狭く攻める”意識 サンガを圧倒したベルマーレの淀みない攻守

          ハイラインでサンガに対抗 明治安田生命J1リーグの第18節が6月26日に行われ、湘南ベルマーレと京都サンガF.C.が対戦。 87分に、左サイドを突破した畑大雅のクロスに町野修斗が反応し、これが決勝ゴールに。 1-0でサンガを下したベルマーレが、リーグ戦で連勝を飾っている。 [4-1-2-3]の布陣を敷いたサンガに対し、ベルマーレは[5-3-2]のコンパクトな布陣で応戦。

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          功を奏した“狭く攻める”意識 サンガを圧倒したベルマー…

          ベルマーレに浸透した守備の緩急 “新湘南”のカギを握る戦術は

          FC東京のパスコースを制限 明治安田生命J1リーグの第17節が6月18日に行われ、湘南ベルマーレとFC東京が対戦。 26分にベルマーレのMF池田昌生がFW瀬川祐輔からのパスに反応し、先制ゴールをゲット。 70分には、DF杉岡大暉のコーナーキックにヘディングで合わせたFW町野修斗が追加点を挙げ、ベルマーレが2-0でFC東京を下している。 ベルマーレの勝因は、[3-1-4-2]の布陣を基調とする緻密な守備で、FC東京のビルドアップを妨げたこと。

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          ベルマーレに浸透した守備の緩急 “新湘南”のカギを握る…

          カメレオンサッカーで王者フロンターレを破壊 ベルマーレはJ1上位陣の脅威になり得る

          有効だった“アンカー消しプレス” 明治安田生命J1リーグの第15節が25日に行われ、湘南ベルマーレが川崎フロンターレに4-0で勝利した。 49分に、杉岡大暉が蹴ったコーナーキックに町野修斗が反応し、先制ゴールをゲット。54分には石原広教のクロスに池田昌生が合わせたほか、59分に町野、61分にタリクが速攻から追加点を挙げ、勝負あり。2020年と昨年のJ1リーグ覇者フロンターレを下したベルマーレが、公式戦3連勝を飾っている。 ベルマーレの大勝の要因は、マイボール時に隊形変化

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          鉄壁の守備で11季ぶりのスクデット ミランが過ごした“パーフェクトな45分間”の全容は

          猛威を振るったミランのマンツーマン守備 2021-22シーズンのセリエA最終節が現地時間22日に行われ、首位のミランがサッスオーロに3-0で勝利した。勝ち点を86に伸ばしたミランが、11シーズンぶりの同リーグ制覇を成し遂げている。 自陣後方からパスを繋ごうとしたサッスオーロに対し、ミランは徹頭徹尾マンツーマン守備で応戦。

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          ベルマーレの“シモーネ・インテル化”が進行中 初勝利に繋がった和製ブロゾビッチの躍動 

          ガンバの攻め手を制限 4月17日に行われた明治安田生命J1リーグの第9節で、ガンバ大阪に1-0で勝利した湘南ベルマーレ。 DF山本脩斗が90分に自陣後方でボールを奪い、そのまま敵陣へ攻め上がると、DF石原広教のクロスにヘディングで反応し、先制ゴールをゲット。この得点がベルマーレの今季のリーグ戦初勝利に繋がった。 この試合でベルマーレの攻守を牽引したのが、[3-1-4-2]の布陣の中盤の底で起用された田中聡。

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          ベルマーレの“シモーネ・インテル化”が進行中 初勝利に…

          チョウ・キジェ元監督に示した、“不変の湘南スタイル” ベルマーレが浦和戦から改善したこと

          ベルマーレの猛攻が続いた試合序盤明治安田生命J1リーグの第4節が3月12日に行われ、湘南ベルマーレが京都サンガに1-1で引き分けた。 [4-1-2-3]の布陣からハイプレスを仕掛ける構えを見せたサンガに対し、[3-1-4-2]の布陣のベルマーレが自陣後方からのロングボールで応戦。 上背があり、ロングボールの扱いに長けるウェリントンと町野修斗を2トップに据えた山口智監督の人選が功を奏し、キックオフ直後からベルマーレが試合を掌握した。 ベルマーレにとって好都合だったのが

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          ベルマーレが目指すべきは、“シモーネ・インテル風サッカー” 浦和戦で露呈したビルドアップの課題

          浦和のパスワークを止められず3月6日に行われた明治安田生命J1リーグの第3節で、浦和レッズに0-2で敗れた湘南ベルマーレ。 [3-1-4-2]の布陣を基調とするプレッシングとビルドアップが機能せず、攻守両面において不完全燃焼に終わった。 キックオフ直後から、瀬川祐輔と町野修斗の2トップが浦和の2センターバックに対してハイプレスを敢行。浦和の両サイドバック、酒井宏樹と大畑歩夢には平岡大陽と茨田陽生がアプローチし、敵陣でのボール奪取を試みた。 湘南の守備隊形やプレッシン

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          “吹奏楽畑”の人間が突如サッカーライターに 異色すぎる今﨑新也の人生理念とは

          皆さん、あけましておめでとうございます。 これまでの自分の人生を振り返る、そして、今﨑新也(34歳)とは何者かを皆さんにお伝えすべく、この記事の執筆を思い立ちました。 今はサッカーライターとして活動しているので、僕のTwitterアカウント(@shinyacalcio)やnoteでの話題は、必然的にサッカーに関するものがメインとなっています。 ちなみに、Jリーグやイタリア・セリエAを主にチェックし、記事を書いています。 ただ、ここで自己紹介を終えても芸が無いので、僕の

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          2021年、森保ジャパン関連コラム

          サッカーライター今﨑新也が執筆した、森保ジャパン関連のコラム一覧です。 今年の日本代表の振り返りにどうぞ! チームの体を成していなかった森保ジャパン オマーン戦で見えた“3つの守備エラー” https://www.theworldmagazine.jp/20210903/02national_team/japan/321128 メキシコに見せつけられた修正力の差 U-24日本代表が徹底すべきは、“田中碧の有効活用”だった https://www.theworldmaga

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          2021年、なでしこジャパン関連コラム

          サッカーライター今﨑新也が執筆した、なでしこジャパン関連のコラム一覧です。 女子サッカーファンの皆さん、今年(特に東京五輪)の振り返りにどうぞ! 選手個々の奮闘だけでは勝てない 緻密な戦術無きなでしこの、必然だったメダル逸 https://www.theworldmagazine.jp/20210731/02national_team/japan/318283 チリの賭けに助けられたなでしこ またも見られた“詰めの甘いプレス”を改善すべき https://www.the

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          2021年、Jリーグ関連コラム一覧(ベルマーレ以外を含む)

          サッカーライター今﨑新也が2021年に執筆した、Jリーグ関連のコラム一覧です。湘南ベルマーレさん以外の記事も含んでいます。 [MIXゾーン]は、会見取材(zoom)をもとに執筆した記事です。 [MIXゾーン]相手を見るサッカーが円熟の域に “チョウ&浮嶋スタイル”融合のベルマーレがJ1残留 https://www.theworldmagazine.jp/20211205/03domestic/329927 [MIXゾーン]大一番で物を言った、ポヤトス監督の“準備力” ヴ

          2021年、Jリーグ関連コラム一覧(ベルマーレ以外を含む)

          2021年ベルマーレ関連コラム

          サッカーライター今﨑新也が2021年に執筆した、湘南ベルマーレ関連のコラム一覧です。 [MIXゾーン]は、会見取材(Zoom)をもとに執筆した記事です。 ベルサポの皆さん。今シーズンを振り返るという意味でお読みいただけますと嬉しいです。 [MIXゾーン]相手を見るサッカーが円熟の域に “チョウ&浮嶋スタイル”融合のベルマーレがJ1残留 https://www.theworldmagazine.jp/20211205/03domestic/329927 [MIXゾーン]

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