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ベルマーレ、田中聡抜きの攻撃を何とか構築も…… 鹿島戦で浮き彫りになった“守備の課題”

キックオフ時の両チームの布陣

“中盤省略サッカー”は概ね機能

明治安田生命J1リーグの第26節が8月21日に行われ、湘南ベルマーレと鹿島アントラーズが対戦。

ベルマーレは59分に自陣左サイドを突破され、相手のFWエヴェラウドに先制ゴールを奪われたものの、74分にコーナーキックからFW瀬川祐輔が同点ゴールをゲット。

1-1の引き分けに持ち込み、リーグ戦での連敗を“2”で止めている。

相手のハイプレスへの耐性が高く、中盤の底で的確にパスを散らせるMF田中聡を欠いたベルマーレは、自陣からのロングボールや縦に速い攻撃に活路を見出すことに。

これによりアントラーズ陣営のハイプレスをいなし、敵陣にボールを運べる機会が多かった。

また、ベルマーレはこの試合でも極力片方のサイドや中央のレーンに人を寄せ、狭く攻めることを徹底。敵陣での細かなパスワークはアントラーズ相手にも通用し、15分のFWタリクのシュートを皮切りに決定機を複数回作った。

【有料部分トピック】
曖昧だったベルマーレの“ハイプレスの段取り”


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