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[5分で読める20記事分まとめ!]グローバルSNSの最新動向から考えるSNSの未来絵図

皆さん、こんにちは!
meyco株式会社の山本です。
meycoではSNS領域を中心としたデジタルマーケティング事業を日本市場、そして中国市場にて行なっております。

直近、クラブハウスをはじめとしてSNSにも非常に大きな波が来ております。音声SNSの台頭や中国ではSNS×コマースが中心になっていったりと変化期を迎えていると感じます。
そこで、直近数ヶ月のグローバルSNSの記事を集め、それぞれのSNSの思想や実施作に基づいて今後のSNSのあり方や未来の姿を想像してみました。

Youtube

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まずは僕らみんなが大好きGoogle先生のプロダクト「Youtube」です。ネット状況の改善により動画サービスは益々成長期を迎えていると感じます。その中でも大きな影響力を持っているYoutubeは今後どのような未来を描いているでしょうか?

Youtube × ショッピング
クリエイターを喜ばせ続けたい、という基本思想のもとYoutubeでの新しい収益源として"ショッピング"を追加していく方針のようです。現在でもECでの売上向上のためにYoutubeというプラットフォームが使用されていることを鑑みるとすごく相性がいいのではないでしょうか。

Youtube × ショートムービー
デバイスの変化により、Tiktokをはじめとするライトなショートムービーが世界的に大流行しています。Youtubeでは、横長の画像が中心ですが実は米国では「Shorts」と呼ばれる試聴ツールがもうすでに使用されており、インドでも現在ベータ版テスト中のようです。中国のDouyin(Tiktok)が大人気、かつそこからDouyin内ECの売上も上がっているのを見るとショッピングとの相性も非常に良さそうですね。

Youtube × 音声
Youtubeで音声だけを聴くことを目的に再生したことはないでしょうか?おそらくほとんどの人が使用したことがあると思います。そのようなユーザー体験をもとにYoutubeが音声広告に乗り出しています。音楽チャンネルに絞り込むことでその人の好きな音楽ジャンルやフィットネスなどの関心ごとでターゲティングができるようになります。

Twitter

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続いてはTwitterです。Twitterはそのライトさやコミュニケーションの幅の広さより世界中で使用されているプロダクトとなります。また、匿名性が高く、様々な使われ方をしているSNSです。

Twitter × 音声
Twitterでは「Twitter Spaces」と呼ばれる機能を開発し、Twitterプラットフォーム内に埋め込んでいる。誰でも入り発言できる、オーナーが招待等もできることからClubhouseと比較されることも多い。Youtubeでの音声の使用方法とは違うが、Twitterも基本思想としてはクリエイターの収益性の向上に重きを置いており、有料でのライブ配信やリマインダーの設定までもできるように開発を進めている。従来ではテキストが中心のコミュニケーションがよりリッチになり、画像や動画を使用されてきていたがここへきてよりライトな"音声"が影響力を増している。

Twitter × アフリカ進出
Twitterが遂にアフリカ大陸に進出するようです。後進国と思われがちなアフリカ大陸ですがスマホを多くの人が持っていたり生活水準の向上幅も非常に大きいです。他の外資系企業をはじめ、多くの会社が現地での雇用やオフィス展開、市場展開を進めていくのではないでしょうか?

Twitter × ショッピング
Twitterではまだテスト段階だがTwitter社もEC化による収益改善を目論んでいる。あまり、Twitterから直接購買のイメージはないが、今後動画や音声などが中心になっていくにあたってTwitterとしてもそこに対応していくとなると、ECに向いたプラットフォームになる未来は描けなくはないと思われる。
また、同社の最大の強みでもあるリアルタイム性を生かした取り組みによる売上拡大も見込める。

Twitter × サブスク(ファン課金)
Twitterは更なるクリエイターの収益構造改善のために「Super Follow」機能をを発表した。クリエイターに月額料金を支払うと特別なコンテンツを見たり、限定の特典を獲得することができる機能だが、他のグローバルSNSではまだあまりない動きなのでどうこの機能がワークするかは一つの論点になりそう。

Instagram / Facebook

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次はInstagram / Facebookに関してです。日本はもちろん、世界中でもSNSの中心となっているInstagram。また、同社が運営しているFacebookも含めると世界中で最も期待されているSNSのうちの1つかと思われます。また、Instagramを中心に若年層にリーチできることから新しいSNSの形を作っていけると考えると注目のメディアですね!

Instagram × 子供層
Instagram(Facebook)は子供層(13歳未満)へのアプローチを仕掛けている。13歳未満のためのSNSというのはこれまでなかった視点だが、スマホが普及し、赤ちゃんでもタブレットを当たり前に触る現代社会では至って現実的だろう。これがいじめや発達状の健康、プライバシーでの悪影響があるとして、米国の州司法長官らによる反発を受けているが13歳未満でもSNSを触れる環境にある今、自然な流れとも受け止めれる。

Facebook × マッチング
Facebookがビデオを活用したマッチングアプリ「Sparked」のテストを進めている。従来のマッチングアプリとは異なり、ユーザーはスワイプをしたりDMを送ったりするのではなく、その代わりに短いビデオデートを繰り返していくような流れになる。このようにビデオファーストなアプリが色々な業界に広がっていく未来は容易に想像がつく。

Instagram × テイクアウト(飲食)
コロナの影響もあり、飲食のデジタル化が加速している。Uber EatsやChompyをはじめとするデリバリーアプリが急速に広がっているのはもちろん、SNSと飲食店の連携も広がっている。
Instagram以外との連携も広がっているようでSNS(デジタル)を活用した飲食の新しい形はこれからますます進んでいきそうだ。

まとめ

ここまでは代表的な幾つかをピックアップしてきましたが他にも動きはいくつもありました。他の数十記事も含め、今回まとめている中で思った特徴としては下記です。

①クリエイターを中心に考えてクリエイターが生きれる道をどのSNSも最優先で模索している
②ショートムービーが当たり前になる未来は確実にくる、ショートムービーと他業界の掛け合わせのビジネスが多く生まれそう
③過処分時間が限られている中、音声だけを消費できる時間も一定数ある中では音声広告ビジネスの発展はほぼ確実に起きそう

10年前と今のSNSが全く違うことから今後の10年でもSNSの形は大きく変化が起こることは容易に想像がつきます。また、グローバルの最前線にいるSNSの変化やリリースよりそれぞれがどのような未来を描いているかを想像し、来たる未来に向かって事業や思考を進めていくのが今後生き残るための肝となるのではないのかなー、と思います!

弊社としても現在ありがたいことに拡大期を迎えており、既存事業の拡大はもちろん、未来を作れる新規事業づくりに日々邁進しております。
この辺りの未来議論などたくさんの人とディスカッションをしたいと思っているのでもしお時間頂戴できる方はご連絡いただけると嬉しいです(Facebook / Twitter)^^

もちろん採用も絶賛進めているので少しでも弊社にご興味がある方もご連絡ください!100%お時間を作らさせていただきます!(HP / Wantedly

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