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もし不合格だったら・・・

今回は誰もが考えただけで落ち込んでしまう題材を扱ってみます。

もし不合格の通知を受け取った時に、どういった思考をすればよいか、そして次の行動を取ればよいか、自分なりに考えてみました。

試験の不合格結果が届いた時

① 偉大な人の不合格体験を思い出す

② 次回・来年のことを考えない

③ 長い人生をイメージして俯瞰する

税理士試験は、8月1週目に開催されますが、その合格発表はおおよそ4カ月後の11月末日であり、資格試験の中では特にリードタイムが長いのではないでしょうか。

4カ月も待ちわびた後、合格の文字を見たときは嬉しさ爆発し、普段電話をしないあなたが、電話をして喜びを伝えることがあるでしょう。

しかし、不合格と分かった時は、電話する気分なんかなれないでしょう。好きな人に愛人がいたと判明した時のようなショックを受けた状態ではないでしょうか。

そういう時は、尊敬できる偉大な人も過去に不合格だった経験があると知れば、私も同じ様な体験をした仲間だ、一人じゃないと少しは気分が楽になるのではと思います。

例えば、現在全国に80院以上の美容外科クリニックの統括院長であるDr. 麻生泰は、医学部受験で3浪つまり3年医学部受験に失敗して、4年目の大学受験でようやく合格した苦労人であります。

そういった人生で最も苦労した浪人時代を経て、現在は年収1億円を得ており、保有している自家用ジェットで国内移動をしており、XX億円もするストラディバリウスというバイオリンも複数保有しているリッチな医師です。

そのような成功者もかつては、試験に失敗して苦労した経験があると知ることができれば、落ちたのは自分だけじゃないと少しは気持ちが和らぐかもしれません。

Dr. 麻生泰の医学部受験3浪を物語る動画は下記サムネイルをクリックしてください。

私が考える次のポイントは、次回・来年の試験について絶対に考えないことです。
もし考えてしまうと、また同じ勉強を繰り返さないといけないと溜息が出ると思います。再受験のために勉強することが億劫になり、勉強を再開することができず次回の試験まで日数を浪費してしまいます。

何カ月も先のことは考えずに、今から再チャレンジすることを毎日始めてみることです。

また勉強をする、授業に通うことがルーティン化してしまえば、月曜日はあっという間に終わって金曜日を迎え、そして月末になり、3カ月後、6カ月後・・・次回の試験日が気づいたら近づいているでしょう。

既に一度学習した内容を思い出しながらにはなりますが、この箇所は忘れているけど、ココはできる!周りの学生は分かっていなそう、といった過去に学習した経験がアドバンテージになっていると実感できるでしょう。

最後に、日本人男性の寿命は81歳、女性は85歳ですが、毎年少しづつ寿命は長くなっているので、今30歳代の人は将来90歳位が平均寿命になるのではと考えます。

まだ残りの人生60年も余命があります。その中で1~2年位遠回りしても、まだまだ余命58~59年は残ります。
先ほどは、来年の試験のことは考えないと述べましたが、もっと何十年の先のことは考えるべきです。

すぐにスマホやPCのGoogle検索やYouTUBEで解決策を探すことができる非常にスピーディーな現代で、すぐに合格して転職したい、独立したいという衝動に駆られると思います。

また、すぐに飽きが来ることも事実でしょう。最短のルートで目標の頂上に到達を目指し、到達してしまえばもう飽きてしまう姿が想像できます。

最短のルートでストレートに歩んできた人生のある方よりも、右往左往して時間がかかって目標に到達してきた人と話す方が、私は面白いし参考になると考えます。

私は、USCPA 米国公認会計士に合格するのに、6年かかりましたが、その間ハワイやNYで旅行ついでに受験したり、(いずれも不合格)、ブラジル駐在でのんびり過ごして、遠回りして寄り道をしていました。

合格してから5年経過した今から考えると、不合格で1~2年間費やして再受験をすることは、全て1発合格することと、そんなに大差無い様に思います。



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