「一日の過ごし方」

-長期的目標に沿って生活するために必要なポイント-

 一日の過ごし方として、長期目標を設定したうえで逆算的に日々を過ごす目標重視型とその日その日を全力で過ごす現状重視型に大別される。前者は、目標を達成する手段としての生活を指し、後者は、現状で心躍る行動を選択する偶発的で本能的な生活を指す。私は前者に該当するが、読者はどちらに当てはまるだろうか?
 目標重視型の一日の過ごし方を構成する上で、重要なポイントが存在する。それは、一日の時間管理とバリューを意識することである。30分単位で一日を分解し、それぞれの時間で何をするかを明確にしたうえで行動する。その30分を振り返り、バリューは何かを自分に問うことでアウトプットを確認することを心掛けるべきだ。
 また、朝、昼、晩それぞれ気を付けるべきポイントも存在する。晩に気を付けるポイントは2つあり、その日の行動を反省することと翌日の行動をイメージすることだ。生産性を向上するために日々pdcaを回すことは効果的である。また、翌日のスケジュールのイメージ欠落は、寝坊や意思に負けた二度寝につながることもある。
朝に気を付けるポイントも2つある。将来の目標を達成している自分を想像し、自分を鼓舞することと、0秒思考をすることである。朝は一日のスタートであり、良いスタートダッシュをするためモチベーションに力を借りる。また、0秒思考によって頭を起こすことも重要である。昼に気を付けるポイントは、いかに脳への負担を軽減するかである。仮眠をしたり、場所移動、散歩、音楽を聴く、コーヒーを飲むなど、自分に適した休憩方法を編み出すとよいだろう。
 以上のような生産性の高い生活を送るためには、時間を意識した一日を送るための必要な行動を習慣に組み込むことができるかがカギとなる。

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