「クリエイティブシンキングにおける思考方法」

-インプットとアウトプットは常にセットで- (37min)

クリエイティブな仕事を職業にしている人はどのくらいいるだろうか?AIが台頭している今、※1クリエイティブシンキングこそが人類に求められる真の能力であると言われている。私は、建築設計と研究(民家の研究)をメインの仕事としている。発想のレベルは違えど互いにクリエイティブシンキングが必要とされる。
 クリエイティブシンキングは、膨大なインプットがあってこそ可能になるものだ。しかし、インプットしたものの、頭に刺激を与える情報が得られず、アウトプットを出せないことが私はしばしばあった。
 そこで、クリエイティブシンキングの方法として、常に目的を明確にしたインプットを心掛け、インプットした後はメモにまとめる、人に説明する、インプットの反省を生かして次のインプットに活かす、などアウトプットをインプットの先に設定することが有効だと考える。また、よく陥りがちなミスとして、何か情報をインプットした際、リサーチしたこと自体に満足して記憶に定着しない、またはアウトプットしないことが挙げらる。短期的な快楽を得ているだけで、本質的解決につながっていないのだ。このようなミスを起こさないための具体的解決策は、リサーチを終えたらアウトプットはできているか?バリューは何か?と自分に問うことを心がけようと思う。

※1ここでクリエイティブシンキングとは、ある問題に対してインプットや思考分析を通して何かしらのアウトプットを出す思考のことを指す。

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