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個性がない、とお悩みの方へ。
こんにちは、今日もお疲れ様です。結城りんねです。
「最近のマイブームは何ですか?」
今日もファンの方に質問をいただく夢を見た気がするのでお答えします。
袈裟固(けさがため)です。
さて、今日はふと思いついたことをただつらつらと書いていきます。
僕は今まで、
自分が考えてることは、どうせ他の人も考えてることだろう。
と思ってたんです。
これは、僕の意見が正しくてみんなの総意だろうとかいう傲慢な意味ではなくて。
僕が思いつくことなんて誰でも思いつく平凡な考えだろうというネガティブなものです。
つまり、自分には個性がないなと。
独創的な考え方だったり、そうでなくても、なんか自分らしさみたいなものが。
自分らしさってのがないっていうのがわりとコンプレックスだったんですよね。
といっても小さい頃はそれをコンプレックスに感じてなくて。
むしろ、人に言われたことを完璧にできる優等生みたいなのが好きでそれを実行してたんですよ。
学校ではそれが一番評価されましたし。
でも、美術の時間とかに自由に好きなもの作って、みたいな授業は苦手でしたね。
そういう時間になると明らかに生き生きし始めるクラスメートもいて、なんとなくそういうやつに憧れる部分もあったのかもしれません。
実際、コンプレックスを抱き始めたのは大学に入ってからかな。
だんだん、人に言われたことをちゃんとできるっていうことの価値が相対的に下がってきたように感じて。(それだけではあまり評価されない)
それが評価されないとなると、僕としてはもう何もなくなってしまう気分になってしまったんです。
今までそれしかしてこなかったから。
逆に自分のやりたいことを突き詰めていく人たちは、高校までの制限された環境から解放されてアクセル全開。
そんな状況を目の当たりにして、自分には何もないと、人生で初めて道を見失い立ち止まるという感覚に陥りました。
文系より評価が高く、就職に強いという理由で工学部を選んだ結果、試験と実験が苦痛でしかない日々。
でも別に好きなこともやりたいこともない。
もう本当に生きている意味が分からなくなっていました。
そんな中、家族や友達と何でもない世間話をしてる時に、
「俺、自分の本出したいわ~」とか
「アーティストになって東京ドーム埋めたいわ~」
みたいなこと言ったんですよね。
僕としては、こんなのできるものならみんなやりたいだろって思ってたので、冗談のつもりでなんとなく共感もらえたらと思い、発した言葉だったんです。
そしたら、
「全然気持ちわからんわ~笑」とか
「俺は裏方の仕事の方が興味あるわ~」
とかいう返答が来て。
あれ、こういう誰もが憧れそうなこともみんな憧れるわけじゃないのか。
と。
てことは、誰もが憧れることに憧れるってことも個性なのかってことに気づいたんです。
冒頭で言いましたが、自分が考えてることってみんなも考えてることだと思ってましたから。
俺が憧れるってことはみんな憧れてるよな、どうせ。みたいに思ってたんですよね。
これを機に僕自身の個性に対する捉え方みたいなものが変化しました。
今まで個性ってものを一括りに捉えすぎていたと気づいたんです。
個性って本当に他にはない世界でひとつだけしかないようなものであると思い込んでいました。
他の人にもあるようなものなら個性じゃないと言わんばかりの。
でもそうじゃなくて。
どんな特徴も個性なんだなと。
誰もが思いつくようなこと思いついても、それも個性じゃんって。
そう思うようになってから、すごく気持ちが楽になって、自分がやりたいことみたいなのに自信が持ててきましたね。
このnoteもそうなんです。
ずっと書いてみたいとは思ってたんですけど、自分が書くことなんて誰もが考えるようなことだし書いても意味ないよと思ってました。
それでも自分が書きたいならそれでいいじゃんと思って、ここまで好きに書けてます。
長々と書きましたが、個性ってそんな難しいものではないというか大それたものではないよなという気づきです。
もし、個性がない、とお悩みの方。
○○が好き。○○が嫌い。好きなものも嫌いなものもない。
全て個性です。
心配しなくていいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
今回は終始クソ真面目文章になってしまいました。
真剣なりんねくんに思わず惚れちゃったって方、スキ、フォロー、コメント待ってます。
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