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ラマダン中にインター校で起きること。

こんにちは。日本から帰ってきたとき疲れすぎて、いつの間にか17時間寝ててまじでビビった。

日本では一応(?)中2になった、マレーシア単身留学中の13歳、Rukaです。

2024年3月11日から4月10日はラマダンという、イスラム教の断食月で、イスラム教徒は日の出から日の入りまでは何も食べてはいけないらしい。めちゃ大変。

てかなんでこんなことするん?と疑問に思って調べてみたら、

裕福な人も貧乏な人も等しく空腹の辛さを味わうことで、改めて自分がどれだけ幸福でいるのかを実感し、感謝するための行事なんだそう。え、めっちゃええやん。

ちょっと前までその期間があったんだけど、それも終わってみんな元気になってよかった。

ラマダンは英語で "Ramadan"で通じるみたいだけど、実際に学校でよく聞いたのは "I'm fasting." とか "Are you fasting?" とか。なるほど、"fasting"が使われるのか。

様々な国や宗教の人達が集まるインターナショナルスクールには、イスラム教徒の人ももちろん多くいるわけで。

実際、私の友達も思ったより多く断食している子がいて、だいたい学年の3分の1とかじゃないかな。

いつも大勢の生徒たちが押し合いへし合いわちゃわちゃしてる食堂の人口密度が急に少なくなっててびっくりした笑

もともとラマダンという断食の習慣が存在しているのは知ってたけど、遠い遠い知らない異国の文化だと思ってたから、ラマダンを身近に感じて、私の中のなにかの意識がすごい変わった気がする。

ラマダン期間中に主に変わること

1.体育の授業でラマダン中の生徒たちは参加しなくてもよくなる
体育の授業の見学者爆増。食べなきゃ動けないからね。まあ結構みんな(特に男子は)全然元気で、こんなとこでじっとしてらんない!と一緒にやってたけど笑。

2.町中に飾り
まあこれは中国正月とかマレーシアの独立記念日とかヒンドゥー教のお祭りとかの度にあるんだけど、でかいショッピングモールには大体なにか飾るスペースがあるんです。そこにドーンとラマダンの飾りがあったり、ショッピングモール以外にも、緑と黄色の装飾が町中のあらゆる場所にありました。

こんなやつ。

3.花火
夜になると色んなとこで花火の音が聞こえます。私のいる寮でもみんなで校庭に出て花火やってました。まあ私はそのとき眠くて寝てたケド。

ラマダンが終わった後の祝福行事"Hari Raya"

学校では何かしらの行事がある度にコンサート(?)がホールで行われるんだけど、今回もありましたね。

コンサートはオーケストラ部と合唱部が大体いつも出てて、私合唱部なんで"selamat aidifitri"というラマダン終わったあとの歌を歌いました。全部マレー語でめっっちゃムズかった。歌詞には「断食してお腹すいたよー」とかあるらしいw

マレーシアには多文化が集まっている!

マレーシアにはマレー系、中華系、インド系、その他にもたくさんの民族がおり、それぞれの宗教もあるわけだから、行事が日本より多い気がします。日本だったら日本の祝日だけだけど、マレーシアにはヒンドゥーの祝日も中国の祝日もマレーシアの祝日もある。

また長期休みも日本なら春、夏、秋、冬休みだけど、マレーシアではhari raya、中秋の名月、旧正月などで休みがあります。マレーシアには四季がないからね笑


てかさぁ、、、


断食中もみんな元気すぎじゃね(((

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