有機家庭菜園Level 2 〜雑草編〜
雑草って悪モノなの?
結論:そんなことはありません。
プランター、畑にいつの間にか生えている雑草。
「雑草抜き」というワードがあるくらいだから、雑草って悪モノじゃないの?
いやいや、そんなことはありません!!
ただ、少し曲者なんです。
うまく使えば、無料で作れる最強肥料
有機で野菜を育てたい! でも、有機栽培の肥料ってどうするの?
有機栽培の肥料は、自分で作っちゃいましょう。
自作なら信用できますよね!
雑草肥料を作ってみよー(とても簡単)
基本、放置。
ズボラな方でも、全然できます。
なぜなら、たったの3ステップ。しかも、時間がかからない。
ステップ1:雑草を刈る
え、刈る?
抜くんじゃなくて?
そうです。刈ることが肥料にするためのコツです。
刈ると抜くの大きな違い、それは
土の中の酸素と水分にあります!
植物の根っこは、成長するために必要な酸素と水分の通り道。
そしてこの二つは、土の中に住む菌にとっても栄養なんです。
この菌こそが、土を柔らかく発酵させてくれる存在!
こんな感じで根元は残して、刈りましょう。
ハサミでも全然大丈夫です!!
ステップ2:刈った雑草を土の上に敷く
これまた意外かもしれませんが、刈った雑草は捨てません。
この雑草こそが、今回の自作肥料です。
敷かれた草の効果を簡単に説明します。
土の上に敷かれた草は、徐々に枯れていく。
その草を分解しようと、地表の微生物たちが活発に。
微生物の呼吸で二酸化炭素、増加。
土の中で空気の通り道が増える。
菌と微生物にたくさんの酸素が渡って、土が育つ。
という感じです。
私たちが放置している間に、微生物と菌が働いてくれます。
ステップ3:米ぬかをふりかける
※このステップに関しては、特に行わなくても問題ありません。
ただ、行った方がより効果は大きくなります。
前回の投稿でも紹介した、
米ぬか(とぎ汁でも可)を敷いた雑草にかけることで、
さらに微生物と菌の活動を活発にします。
そして、放置。
雑草が伸びてきたらこれを行う、というサイクルで
土に定期的に養分を与えられます。
お金も時間もかからない、最強堆肥の出来上がりです。
ぜひ、試して見てください!!
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