「こんにちは妄想くん。そして、バイバイ!...気になることの賞味期限...」心に浮かんできた言葉(028)
こんにちは「てると大吉」です。
今日は「賞味期限」の話をします。
さて、どういうわけか、ちょっとしたことが気になって忘れられないことがあります。みなさんはどうですか。
何でもないことがふと気になる。考えてもどうしようもないと分かっていても、やはり気になる・・・。そして妄想がふくらんでいくのです。気がつけば僕は妄想にとりつかれている・・・。
たとえば帰宅途中、仕事のことが気になりだして、がまんできずもう一度職場に戻ったこともあります。「あの資料、ちゃんと保管したっけ?」と。たいてい心配していたことは起こっていないのですが・・・。
そんなとき僕は「こんにちは妄想くん!」とつぶやきます。いわゆるメタ認知をスタート。そして、呪文を唱えるのです。
「莫妄想、莫妄想、莫妄想・・・」(まくもうぞう、まくもうぞう、まくもうぞう・・・)
この禅語について、次のような説明があります。
本来は過去や未来にとらわれるな、自分と他者を比べてどうなる、という戒めのようです。
過去は変わらない。もし失敗したなら、ここからその対策をすればいい。
未来は誰にも分からない。今に集中することが未来につながる。
僕は僕。誰かと比べることの意味はどこにもない。
僕なりに言葉にするとこんなところでしょうか。
いずれにしても切りかえるしかないですよね。
さぁ、とことん気にして、呪文を唱えたら、はい、ここまで!
いったん気持ちに区切りをつけて、「さようなら妄想くん!バイバイ!」と心の中で手を振ります。もちろん一回のバイバイでは終わらないのですが・・・。
ありがたいことに妄想には賞味期限があるようです。期限が長いか短いかの違いはあっても永久保存というものは、めったにない。そう思うだけで気が楽になります。
自己分析のような話、今週も最後まで読んでいただきありがとうございます。どうぞ良い一週間をお過ごしください。
※このたびの豪雨災害、心よりお見舞い申し上げます。一刻も早い復旧を、そして復興をお祈り申し上げます。 ー2024.9.23ー