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「わび・さび」って漢字で書いて。【2023.10.27】

「わび・さび」って漢字で書いて。

芸術と社会の授業の時間に教授が一つの例として、「わび・さび」を持ち出した時にそう言われました。
突然で焦ったのと平仮名のイメージが勝ってしまって恥ずかしながら分かりませんでした。

「侘び・寂び」ですね。

確かに日本といえばというような美意識だなという印象はありますが、じゃあ実際どんなものなのかと言われればしっかり把握しきれていない感覚がありました。
改めて調べてみると、「さび」は見た目の美しさに関するもので、劣化などそういう時間の中で形が変化することの美しさです。
「わび」はその汚れや劣化などに美しさを見出そうとする心のことです。
つまり、「さび」を楽しもうとする心が「わび」です。

https://www.fujisan.co.jp/articles/courrier/01/

その日本の侘び寂びについて書いた台湾の本を教授は見せてくれて、その本の表紙は布のような素材で、紙には糸がぴょんとなった感じがありました(伝わるかな?笑)あ、ほつれ!

自分の身の回りのものにどうやってこれらの美意識を見出すか、考えてみたくなりました。


バイト先への道中。
僕の大学添いを走るバスには3連結車両みたいなバスがあるのですが、真ん中の部分のカードをかざす機械が不具合を起こして使えないという乗客からの訴えがありました。
その後、運転手電源入れ直して「使えますか?」と質問したところ、その機械付近のかなり多くの人がまだ使えないと答えました。
この光景を見て、こういう状況で「誰か言うのではないか?」という風に思って結局誰も答えないみたいになってしまう可能性も無くはないなと思うのですが、そうならない所にどこか国民性なのかとも捉えられるようなものを感じたのでした。


仕事になるとどうしても賃金が発生するので、そこには正解が生まれると思うという昨日の会話を思い出しながら、今やるべきことをこなす。
そう、言われたことを言われた通りにやる。
これがこの場において必要とされていることであり、自分の身を守ることにもつながる。 
その意識を保ち続けたいと思います。


自分ではいいと思ったことがある。
でもそれは側から見ると足りていないものがあることがある。
それを取り入れればより良くなることくらい分かってる。
でも上手くいかなかった。

ただの事実を並べられただけならきっと大丈夫だっただろう。でも事実だけには感じられなかった。自分は言葉とそこに秘められた温度まで何となく感じられてしまうからかもしれない。
 
でも最後には折り合いをつけた。
とはいえまだまだ自分は子供だ。
そう思った。

#留学生のひとりごと日記



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