石田三成

私は石田三成が好きだ。
なぜ好きか。
彼には戦国武将には珍しく秀吉への忠義というただ一本通った筋だけで生きたからである。
自分の生き方を貫き通すことは難しい。
こう生きようと決めてみてもやっぱしああだ、こうだと迷ってしまう。
特に戦国時代という乱世の中で生き抜くには手のひら返しを繰り返さならければならぬ。
ただ、三成は一本通った筋を貫き通し死んでいった。
人に愛されぬ所も好きだ。
そして愛されずとも能力さえあればいいと思い込んでいるところもいい。
社会を生き抜く上で最も大事なのはコミュ力だ。
三成の最期はコミュ力に欠けたものの限界を私たちに教えてくれているのかもしれない。
それでも三成は最後まで自分の生き方に悔いはなかったのではないかと思う。
自分の能力のみを信じその能力を最大限発揮させてくれた秀吉のために生きるという筋を通し死んでいった。
そんな筋の通った人にいずれなりたい。
いまだ自分の筋が見当たらない中でそんなことを思う今日この頃。

あと早く大河にしてほしいなー
配役は誰がいいだろう。
最近の大河だと、山本耕史はよかったなー
中村七之助のはちょっと小物感が強すぎて好きくなかった。
今だと松坂桃李とかどうだろう。
とにかく苦悩してほしい。
それで秀吉は役所さんあたりで見たいな。(デカすぎるけど)
そういえば岡田准一の関ヶ原見なきゃなぁ。
あと漫画センゴクの石田像は嫌いじゃないけどまともな人に描かれてるのが少しなぁ。
好きな描かれ方は冷血な中にほんの少しの温かみっていう感じが好き。
あんだけ嫌われるんだから、多分相当嫌なやつだったけど、慕われる人ににはとことん慕われる(大谷吉継とか)から二面性も大きかったんだろうな。
で三成側についたのが知将勢で家康についたのが脳筋勢なのもいろんなものを物語ってるよね。
大体、黒田長政とか細川忠興って親父の何見て育ったんだろう。
まあいずれなるだろうけど石田三成の大河を早く見たいというお話。

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