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08_怖い上司との付き合い方

皆さま、こんにちは。
本日もストアカの講座中にいただいたご質問にお答えします。最近は若いOLさんから、50~60代の男性の方まで幅広くお越しいただいており、とても嬉しく感じています。いつもありがとうございます。

【質問】
今年、転職をした20代の者です。
私は仕事上の不明点について、その都度確認をしたいタイプです。適当に進めてミスを引き起こし、やり直しになるなら、上司に確認を取りながら正確に進めていきたいと感じます。
しかし、新しい上司は大雑把な方で、「こんな感じで。いい感じにやってもらえたら。質問は午前中と午後に一回ずつ、まとめて聞きます。」と言われました。
 
さらに、上司は言葉がストレートで雰囲気がやや怖いので、質問の際も緊張してしまいます。段取り良く仕事を前に進めたい気持ちは山々なのですが、思うようにコミュニケーションが取れない状況で、最近は自分の仕事のスピードが落ちてきたのを感じています。どうしたらいいでしょうか。
 
【回答】
その都度、疑問を確認しながらきちんと仕事を進めたいのに、質問頻度を制限されると困りますね。あなたは正確に仕事を進めたい思いが強いということなので、アナリティカルの特徴をお持ちだと思います。
 
上司は、やや怖く、言葉もストレート、さらに大雑把だということなので、ドライビングではないかと思います。ドライビングの方は、とりあえずやってみて、うまくいかなければその時点で、さっと方向転換をして、また全力で走れば問題ないと考えがちです。失敗はトライをした証だと思っている方が多いですね。
その点、あなたとは正反対のコミュニケーションスタイルですね。
 
どうしたらいいか、考えてみましょう。
 
まず、ドライビングに前置きは不要です。
上司の指示で困っていることを、ストレートに伝えてみましょう。
声をかけるときは結論から「仕事の進め方で相談があります。今、5分お時間をいただいてもよろしいでしょうか。」
 
その上で、
・正確に仕事を進めたい
・そのために、その都度細かい確認をさせてほしい
・1日に2回では不十分
・確認頻度が不足していて、仕事のスピードが落ちている
と短い言葉で伝えます。
 
絶対してはいけないこと(コーチングではタイプ違反と言います)は、言いにくいからと遠慮して、「あのー、最近何となく上手く進んでないなあと思うことがあります。」と曖昧な、何を言いたいのかわからない言葉の選び方、話しかけ方はドライビングには逆効果。相手をイライラさせます。
 
纏っている雰囲気が怖くても、あなたの困っていることをストレートに伝えると、ドライビングはすぐその場で解決しようとします。
 
例えば、
「質問は1日に3回に増やす」など。
でも、あなたにはこれでも十分ではないかもしれません。
その場合は、仕事に慣れるまでの1ヶ月間限定で、随時確認をしたい、無理なら代わりの先輩をつけてほしいと、ストレートにリクエストしてください。
 
ドライビングは期間限定のストレートなリクエストには瞬時に応えてくれます。「分かりました。では1ヶ月間はいつでも質問に応えます。」「今月私は忙しいので、Aさんをサポートにつけます」など。
 
スピード感を大切にするドライビングの特徴を理解して、
・端的に
・結論から
・期間限定でリクエストをする

これでコミュニケーションが改善されると思います。
 
強面に負けず、正面突破をしてください!
中身は案外、優しい方が多いですよ。

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